2009/11/8  15:30

no.18■「親分はイエス様 」2001年・評価【4】  映画

<極悪非道の数々を繰り返したヤクザたちが、あることをきっかけにキリスト教に目覚め、伝道集団として活動するまでになった実話を基に映画化>

実話と言うところに価値があると思う。

実際問題として、ヤクザの足を洗う前に被害にあった人たちは簡単には、許すことは出来ないし、恐怖は大変なものだったと想像する。
それでもこの映画の存在価値はあると思う。
なぜなら、あちらの世界に行ってしまう可能性は誰でもあるから・・。

この映画の成功は、前半のヤクザの出入りをきっちり描いたことだと思う。東映ヤクザ映画以上のハードな場面が続き、後半とはタッチを変えたことだ。
中途半端な善意でこの映画を作らなかったことが良かったと思える。

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2009/11/8  10:11

no.17■「大人の見る繪本 生れてはみたけれど 」1932年・評価【5】  映画


<『東京物語』の名匠・小津安二郎監督がサイレント期に作り上げた、初期の代表作。良一と啓二の兄弟はある日、近所に住む父の上司の家に呼ばれる。しかしそこでの父親の卑屈な態度を見たふたりは、彼を弱虫だと責める。>

この映画は正直驚きました。
前半は、サイレント映画ゆえ退屈で眠くなってしまったが。

子供たちが活発に動き出す中盤以降、大人の世界を垣間見せる後半にかけぐっと映画らしくなる。
兄弟の表情がとってもよく、ズボンに手を突っ込んで歩く姿は実に格好いい。

子供の成長が楽しみなのはどこの親でも一緒なのだ。

映画はいつの時代も、心を描いてこそ後世に残ると思う。

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2009/11/8  9:56

no.16■「悲しみよこんにちは」1957年・評価【2】  映画

<南フランスのリビエラを舞台に、17歳を迎えたセシールが些細な嫉妬心から巻き起こしてしまった取り返しのつかない事件を描く。>

『勝手にしやがれ』で気に入ったジーン・セバーグが主演だが、これがまるで面白くない。
家庭というものも含めて、どこか自由に暮らしたいと思う私だから、このような評価になったのかと思ってはみるが・・・。


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2009/11/7  15:48

no.15■「日の果て」1954年・評価【3】   映画

<終戦直前、軍からの命令で親友の花田軍医を逮捕しなければならなくなった宇治中尉は、彼を探すためにジャングルの奥地へ踏み込んで行く。>

ジャングルでの戦闘が実にリアルに再現されている。
戦争映画は、いつの時代も空しさだけが付いて回る。鶴田浩二好演

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2009/11/6  21:27

no.14■「キングコング」1933年・評価【4】  映画

<南海の孤島で捕らえられた身長18mの巨大なゴリラ、キングコングが大都会ニューヨークで大暴れするパニックムービー。SFX怪獣映画の原点となった特撮の金字塔作品。>

部分的には見ているのだが、改めて見直してみた。
古典の良さが随所に!!

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2009/11/5  20:37

no.13■「勝手にしやがれ」1959年・評価【3】  映画

<アメリカン・ニュー・シネマにも影響を与えた不朽の名作。警官を殺しパリに逃げてきたミシェルは、アメリカ人のガールフレンド・パトリシアとの愛を楽しむが、警察の追っ手が近づき…。>

現在の目から見ると普通の映画に見えてしまう。
世界の映画史のなかでも特に有名な何本かは、逆に見る気が起きないものなのである。

ジーン・セバーグがとっても素敵、後に不幸な死に方をしているけれど人の一生は本当に分からないもの。

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2009/11/4  21:28

no.12■「ドレイ工場」1967年・評価【1】  映画

<資本家の数々の仕打ちに毎日のように苦しむ労働者たちが生活苦を耐え抜き、組合を作り一致団結して工場解放を要求していく。>

いわゆる左翼映画、公式的に、まあ言えば労働者と資本家との関係を図式的に描いているだけ。
こうあからさまに描くと、映画を色分けしない人間にとってもただの愚作に成り下がる。

古い古い!
我慢も限界、この映画時間の無駄だ。
こういう映画はある種の思想集団しか喜ばない。

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2009/11/3  21:49

no.11■「虹の中のレモン」1968年・評価【2】  映画

<「亜麻色の髪の乙女」で知られるグループサウンズ、ヴィレッジ・シンガーズを主演に迎えた青春映画。ボーナス休暇を利用して海へ出かけたヴィレッジ・シンガーズの面々が経験する出会いや淡い恋などを瑞々しく描く。>

例によってご贔屓尾崎奈々主演だが、内容は情けないほど貧しい。
親の離婚でいじけた長男が親と和解すると言うお話。

親父と手をつなぐ場面には信じられないものを見た、恐ろしい場面です(笑)。

見るべきところは当時のグループサウンズの面々のみ。

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2009/11/2  20:44

no.10「石内尋常高等小学校 花は散れども」2008年・評価【3】  映画


<日本最高齢の映画監督・新藤兼人が手掛けた感動作。広島市から山ひとつ奥にある石内尋常高等小学校。30年後、小学校の卒業生で村の収入役となった三吉は、5年生の時の担任である市川先生の定年祝いに同窓会を企画する。>

残念ながら見るべきところは余り無い。
老人の醜さばかり先行させている様に感じるのは、私だけなのでしょうか?
やはり、気の毒だがこの辺が最後の監督作品ということなのでょう。

ただ、大竹しのぶは、相変わらずの天性のうまさを出している、流石だ。

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2009/11/1  9:20

no.9■「西部戦線異状なし」1930年・評価【3】  映画

第一次世界大戦に従軍したエリッヒ・マリア・レマルクのベストセラー小説を映画化。第一次大戦下のドイツで祖国のために戦場に赴いた少年兵が戦争の恐ろしさを知る。>

ひどく古い映画なのにまったくそれを感じさせない。
戦争とはいつの時代も変わりようも無く、空しいものだと言う事は、映画の世界だけではない。

同じような顔をした外人さん、初め誰が主人公だか区別さえ出来なかった。
どの民族でも、組織、集団になると人間性は必要なくなる。

人間性を見せることは、戦場では死を意味する。
映画の主人公のように・・・。

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2009/10/31  21:00

no.8■「22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語」2007年・評価【5】  映画


<伊勢正三の名曲「22才の別れ」をモチーフに、母娘二代にわたる恋物語を描く、大林宣彦監督の“大分三部作”の第2章。商社に勤める俊郎は、コンビニのレジで「22才の別れ」を口ずさむ少女・花鈴と出会う。新人・鈴木聖奈と中村美玲がヒロインを好演。>
私にとってこの映画を見直したのは何度目だろうか?
もう、数回ではきかないか?

世間的にはほとんど評価されなかったようにも思えるのだが、定かではない。
この映画の独特の暗さは、大林作品でも異色のものだと感じている。
この暗さが私にはとても気持ちがいいのだ。

映画は万人が褒めなくても、自分にとっての珠玉の一本が手に入ればこんな幸せなことは無いと思っている。

「愛」が人生の中心であってほしいと思いながら、人は時として違った道に行ってしまう。

もたもたした話を綺麗に整理するのが「22才の別れ」の曲で、この歌が嫌いな人にはまるで感じることの出来ない世界かもしれない。

いずれにしろ、この「純愛映画」の気持ちよさは当分忘れられそうに無い。

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新人・鈴木聖奈、ちょい外斜視、メガネ姿がのほほんとしてかわいい。

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映画の力とは、「素敵な出会い」に似ている、大林宣彦風に言うとこうなる。
生きているという事は素敵(笑)。
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2009/10/31  17:47

no.7■「暴力の街」1950年・評価【3】  映画

<埼玉県の本庄町はあらゆる組織が暴力団によって牛耳られていた。そんな状況を打破するため、新聞記者や地元の若者たちが立ち上がる。>

暴力団が悪いことは決まっているし、私も彼らのやり口に映画の中の話でも腹が立つし、平成の現代の状況を考えてもとってもイライラしてしまう。
それでも一方的に排除すれば町は安泰かと言うと、そんな単純な話でもない。

そこがまるで抜け落ちているはこの映画の限界だろうし、中途半端に暴力追放を叫んではならないと思う。
彼らとて、生活が掛かっていることは同じなのだから。

ある一定の割合で、社会からこぼれる人は必ずいるという前提で、社会政治は対応すべきなのだと思う。

例の酒井法子とても、あちらの世界に行ってしまう怖い時代。

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2009/10/31  11:00

no.6■「海はふりむかない」1969年・評価【3】  映画

<当時絶大な人気を誇っていた西郷輝彦主演による恋愛物語。兄が社長令嬢と結婚するために恋人の美枝を捨てたことを知った弟・礼次は、彼女への同情を抱く。しかし、いつからかそんな気持ちが愛情へと変わり始め…。 >

かなり不出来な一本、この評価は大甘なのですが、尾崎奈々のファンとしてはこれでいいのです(笑)。
彼女、早く引退は某映画監督の奥さんらしい。

話の肝は、恋人の病気つまり、広島と原爆症、白血病の認識が当時としてもやや不足していたと思われる。

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2009/10/30  21:32

no.5■「美女と液体人間」1958年・評価【2】  映画

<巨匠・本多猪四郎が監督、円谷英二が特技監督を務めたSFサスペンス。ある日、ある男の消失事件が発生。事件を任された刑事・冨永は、科学者であり友人でもある政田から、人間は多量の放射能を浴びると、液体化することを告げられ…。>

特典映像、各種特撮映像の成り立ちが面白く解説されている。

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2009/10/29  21:46

no.4■「黒い画集 あるサラリーマンの証言」1960年・評価【3】  映画


清張文学、多くの作品熟読したものとしては残念ではあるが、どうも時代遅れミステリーのような感じを受けている。
時代とは残酷なものである。

この映画とっても良く出来た一本なのに・・・。

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