自営業者の哀しみ  家業(眼鏡)

映画「棚の隅」
製作年: 2006年
製作国: 日本
収録時間: 81分
出演者: 大杉漣 榊英雄 内田量子 渡辺真起子
監督: 門井肇
脚本: 浅野有生子
原作: 連城三紀彦



映画「棚の隅」は、小さなおもちゃ屋さんの廃業、人生の再出発の映画だと思っている。

              元妻とその彼氏
                   
     現妻、元妻の子供おもちゃ屋商店主
                  (大杉漣)
               問屋       
                  友人の肉屋→後に破綻?
                  
                           
      模型飛行機に心情を託す→結局お店をやめる 
                    
                  お店の整理
          新たの道を暗示しつつクレジットタイトル
                             
                                        
             
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私はこの映画を見ながら、ほぼ一年前のことを思い出していた。
元妻の部分を除いて、ほとんど同じ経過をたどったことがいまさらながら、苦く感じられる。
多くの自営業者が破綻する今、店の片隅で号泣する大杉漣に涙する人は多いはずだ。
私はこの小さな自主映画ともいえる映画に、「自営業者再生の映画」としての1人でも見てほしいと痛切に思った。
なぜならは、この映画に死のイメージがないからだ。

買い掛けが残る問屋から仕入れようとするとき「おもちゃは、気持ちで売るものだ」と店主に言われ、すごすごと帰ってくる。
資金繰りに窮したとき人は、すでに「心」まて売ってしまうものなのだ。

模型飛行機とともに上昇したいと、先妻の子供と、先妻の彼氏と、三者三様に想いを託していた場面は、とってもいい。

ラスト、家族でお店の整理・・・。これもいい

それをたった一人ぼっちでしなければならなかったとすると、それ以上の残酷さはなかっただろう。
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