何も起こらないことが評判だった映画「かもめ食堂」  家業(眼鏡)

「かもめ食堂」、好ましい一篇。
小林聡美/もたいまさこ/片桐はいりの三人が、それぞれの個性持ち味をだしていい感じなのである。
何が素敵かというと、北欧フィンランドの「空気」がとってもよく撮れていること。

「かもめ食堂に」集う色々な人たちを的確に描き分けており、余り深く個人の事情に踏み込まないのもいい。

「嫌いなことはやらない」という店主小林聡美の意思が映画全体を透明、清潔にしているようにも思える。

「自由に生きる」という人間として基本的な部分を全うするのは実に難しいこと、そんなことを軽々とやっていることがこの映画を支持する人が多い要因の一つだとも思える。

商売とは所詮何も起こらない。
起こったときは閉店のとき。

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2010/6/26  23:23

投稿者:とみやす

マクビールさん、コメント有難う。
この頃は、本当に見たい日本映画がなくなってしまいロクでもないものばかり見ています。

さて、この「かもめ食堂」私もDVDで三回ほど繰り返して見てしまいました。
商売関係の映画は、ご指摘のようなことが気になるようだったならば失敗作だと思います。
それを超えて成功したまれに見る映画だと言うように感じています。

「待ちの商売」の辛さが画面から出ていないのもいい。
私の経験した23年間の自営は、待つことの辛さでもあり、それこそが仕事でもありました。



2010/6/26  22:52

投稿者:マクビール

こんばんは。コメントいただき、ありがとうございました。

この映画、すごく現実的に考えると
「売り上げはどうなんだろう」
「店舗の家賃は幾らくらいなんだろう」
「外国人が店を始めるのは大変だったんじゃないか」
「お店の中が静かで食べづらい気がする・・・」
とか、余計なお世話ばかり(笑)なのですが、そんな“事情"を吹き飛ばして余りある幸福感がとても好きなのです。

幸福感と言っても皆が仲良く笑顔でルンルンというようなコトではなく、恐らくそれぞれにそれぞれの事情や背景があるなりに、それを引き受けてor達観して自分の器の幸せの大きさをシッカリと分かっているという人物像が、私には好ましく感じたのだと思います。

それを確かめたくて、或いはそれが何なのかを知りたくて、私は二度映画館へ行ったのだと思います。


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