私の好きなヒット曲に、「青春時代」という唄がある。これは今から30年以上前のもので、そのときには当然ながら私は生まれていない。その曲の一節に、「青春時代の真ん中は 胸に刺さすことばかり」というものがある。
この曲を作詞した阿久悠氏は、自著のエッセイで、次のように語っている。
「誰にも与えられた有限の試練だと思えるから耐えられ、あとになって、ほのぼのさに変わったり出来たのである」(『歌謡曲の時代』、新潮社<新潮文庫>、P30、2007)
私はこの言葉が目に留まった。自分はそう後から思えるようにやっているのだろうか、と。スポーツであれ、文化であれ、何であれ、物事にひたむきに励む者は輝いた顔をしている。今日もゴルフツアーや合唱コンクールが放送されていたが、それらに共通しているのは彼らがひたむきにゴルフや合唱に取り組んでいるからなのだと思う。
私は、来週最後の大学祭を迎える。当日、納得できるような舞台にしたい。そして、悔いを残さぬようにしたい。部員の皆さん、素晴らしい大学祭にしよう。

0