爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して偈を説きて言わく、諸の懈怠を捨てんと欲せば応当に此の経を聴くべし。是の経は聞くことを得がたし。信受する者亦難し。人の渇して水を須いんとして高原を穿鑿するに猶乾燥の土を見ては水を去ること尚遠しと知り漸く潤える土泥を見ては決定して水に近きぬと知るがごとし。
(そのときに せそん、かさねて このぎを のべんと おぼして げを ときて のたまわく、もろもろの けたいを すてんと ほっせば まさに このきょうを きくべし。このきょうは きくことを えがたし。しんじゅするもの また かたし。ひとの かっして みずを もちいんとして こうげんを せんじゃくするに なお かんそうの つちを みては みずを さること なお とおしと しり ようやく うるおえる どでいを みては けつじょうして みずに ちかずきぬと しるが ごとし。)法華経法師品第十より
すべて消極的で憂鬱な気分に支配され、それらをどう払拭するか悩み、けっきょく無力感に意気も消沈している時
「諸の懈怠を捨てんと欲せば応当に此の経を聴くべし・・・。」の箇所は「解決のヒントはこの法華経にある。余計なことは考えず、法華経を声に出して読んでいるだけでもいい。」と言っているようで・・・また現実に多くのヒントをいただいており、たいへんありがたく、ホッとします。

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