俳句の風景
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2009/11/21
「八手の花(2)」
俳句・冬・植物
大陸につながる空や花八つ手
ウコギ科の常緑低木。葉は天狗の団扇のような形をしているのが特徴。そのため「天狗の羽団扇」ともいう。初冬に、白い小さな花を円錐状に多数つける。三メートル近く伸びた八手が花をつけていた。雲一つなく晴れ渡った青空は、西へたどれば中国大陸につながっていることを感じた。
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俳句・冬・植物
八手の花
初冬の花
投稿者: 819maker
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2009/11/20
「白菜」
俳句・冬・植物
白菜の巻きいそいそと老夫人
アブラナ科の一年生又は二年生葉菜。中国北部原産。明治以降、結球品種が普及し、栽培。白菜の畑があった。葉が巻いてきて、白菜の形が形成されつつあった。その畑の前の道を外出用に着飾った老夫人がいそいそと歩いていた。白菜との取り合わせが少しおかしかった。
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俳句・冬・植物
白菜
冬の野菜
投稿者: 819maker
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2009/11/19
「冬の暮(2)」
俳句・冬・時候
一筋の小舟の澪(みを)や冬の暮
冬の夕暮れ時のこと。「短日」が時間的な短さに重点があるのに対し、「冬の暮」は暮方の情景に目を向けたもので、空間的な広がりに重きがある。冬の夕日が沈もうとしている頃、池では一艘の小舟が航跡を描いて還りを急いでいた。寒さがつのってきた。
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俳句・冬・時候
冬の暮
冬の季語
投稿者: 819maker
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2009/11/18
「冬の泉」
俳句・冬・地理
冬泉より小流れや谷戸の底
冬の泉は澄みきっているが、暗い感じがする。水底には落葉を溜めて静まり返っている。谷戸の低い所に湧水がある。冬でも枯れることがなく、こんこんと湧いている。泉からは音を立てて小流れができていた。
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俳句・冬・地理
冬の泉
寒泉(かんせん)
投稿者: 819maker
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2009/11/17
「冬菊(3)」
俳句・冬・植物
傾きし日に冬菊の耀けり
新宿御苑の日本庭園内で菊花壇展が開催されていた。明治時代から伝わる由緒あるもので、七か所の花壇がそれぞれ特徴のある菊を展示していた。形、色、大きさなど様々で、いかに多くの改良がなされてきたかがわかる。大菊花壇では、黄色の丸い菊が傾いた日に特によく耀いていた。
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俳句・冬・植物
冬菊
冬の花
投稿者: 819maker
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2009/11/16
「石蕗(つわ)の花」
俳句・冬・植物
人の行く方へ歩きて石蕗の花
キク科の常緑多年草。海岸や海辺の山に自生。葉も茎も蕗に似ているが別種。初冬に黄色い菊に似た頭状花をつける。御苑内をぞろぞろと人が歩いている。菊花壇展を見に行く人達のようだ。後について歩いた。石蕗の花が盛りとばかりたくさん咲いていた。
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俳句・冬・植物
石蕗の花
石蕗咲く
投稿者: 819maker
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2009/11/15
「小春(2)」
俳句・冬・時候
小春日や芝に寝る人座るひと
陰暦十月の異称。冬に入ってから春のように暖かく晴れた日のこと。「小春風」「小春凪」「小春空」などとも用いる。≪玉の如き小春日和を授かりし≫松本たかし の句は、小春日の本質を余さず詠っている。よく晴れて暖かい一日、新宿御苑に出かけた。芝生では思い思いに寝そべったり、座って談笑したりして楽しんでいた。
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俳句・冬・時候
小春
小六月
投稿者: 819maker
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2009/11/14
「枯芙蓉(2)」
俳句・冬・植物
定まらぬ雨後の日差しや枯芙蓉
芙蓉はアオイ科の落葉低木。美しい芙蓉の花とは打って変わり、冬になると枝先に枯れた実が残る。少しみすぼらしいが、俳句的な味わいがある。降り続いた雨が上がり、日が差してきた。その日も、雲の流れにより差したり曇ったりして定まらなかった。枯芙蓉にまた薄日が差してきた。
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俳句・冬・植物
枯芙蓉
冬の植物
投稿者: 819maker
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2009/11/13
「初冬」
俳句・冬・時候
初冬や誰もをらざるボート池
冬を初冬・仲冬・晩冬に分けた初めの冬のこと。晩秋の感じも残るが、少し寒さを覚えるようになる。紅葉や芒もまだ見られるが、次第に草木は枯色を増し、落葉もし始める。夏の間賑わったボート池は、ボートがきれいに横につながれ、ひっそりとして人影が全く見られなかった。
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俳句・冬・時候
初冬(はつふゆ)
冬の季語
投稿者: 819maker
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2009/11/12
「冬菊(2)」
俳句・冬・植物
料理菊
冬菊を如来の化身かと思ふ
キク科の多年草。冬のなって咲く遅咲きの菊。≪冬菊のまとふはおのがひかりのみ≫水原秋櫻子の句は有名。黄色い料理菊が咲いていた。頭花は食用となるが、傾いた日を受けて黄色が鮮やかであった。
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俳句・冬・植物
冬菊
冬の花
投稿者: 819maker
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