
NHKのおばちゃんちゃん相手に「挨拶の態度が悪い」と因縁をつけている橋下に投票した大阪府民も馬鹿だが、東京都民は嗤えない。
東京都の借金は12兆円である。大阪府の2倍だ。
大阪府の借金は無駄な箱ものを乱発したせいだが、何故そんなことをしたのかというと、土建屋とつるんでリベートで稼ぐのと、無益な箱ものを財団法人化して天下りを飼う目的の一石二鳥を狙ったためである。
要するに税金を盗んで私腹を肥やしたのだ。
テレビ朝日の朝のワイドショーでコメンテーターのOという老婆が「公務員の給料を下げるしかない。下がっても職員のやる気がなくならないよう府は努力しろ」とむちゃくちゃなことを言っていた。Tという末期癌生還者も「モチベーションを下げず府民サービスすることが大切だ」などと相槌を打っていた。
本当に無責任な連中である。こういったお馬鹿ワイドショーを見たおばちゃん達が、せんべいをかじりながら、「ほんまにそうや」などと頷いていたことだろう。
このアホなおばちゃんが橋下に投票したのである。府のもとい負のスパイラルである。
別に大阪の公務員に肩を持つわけではないが、府が天文学的な借金を抱えたのは平公務員のあずかり知らぬ所である。お馬鹿予算を組んだ知事や上級役人とそれを承認した議会の責任であることは言うまでもない。
この手の番組はいつもそうだが、肝心の税金を着服した連中の責任は追及せず、末端イジめでお茶の濁しているのである。末端公務員の給料など民間と比べて決して高くはない。ただでさえ低めの給料をダウンさせて、「仕事はちゃんとやれ」はないだろう。末端公務員が全員独身者ならまだしも、子供を育てながらぎりぎりの生活をしているのである。切りつめられるものも限られているだろう。
確かに、特定の圧力団体関係者を優遇したり、縁故採用が横行したり、一日中鼻毛を抜くだけが仕事のような連中もいるのは由々しき問題だ。
しかし、こいつらの問題を利用して騒ぎ立て自分らの利権を誤魔化すやからには注意しなければならない。
私は個人的には、いよいよとなれば公務員の給料をダウンさせて、その分勤務時間を減らせばいいと思っている。勤務時間が減った時間はどこぞに自由にアルバイトでもしてもらって生活費を補填すればいい。
サービスは当然低下するが仕方ないだろう。元はといえば、強欲な利権馬鹿に投票してしまった府民の責任である。府民が犠牲を払うのは当然だ。
話を東京に戻そう。
慎太郎が東京都に利権目的で1000億円を出資させた天下り機関である新銀行東京は、300億〜400億円の増資の検討を始めた。
この銀行は「慎太郎銀行」と揶揄されるほど私物化され、評判が非常によろしくないのは周知である。
新銀行東京は近く都に対し、追加出資を要請することになる。同銀行の資本金は1187億円だが、不良債権の増大で2007年9月中間決算で累積赤字が936億円に達している。増資により財務体質の粉飾を図る。
同銀行はバブル崩壊による金融機関の「貸し渋り」や「貸しはがし」に苦しむ中小零細企業を救済するという名目で、05年4月に慎太郎のゴリ押しで開業した。「無担保・第三者保証なし」を中心に自民党や公明党の息のかかった特定の企業に対して融資を乱発したが、貸出先の計画倒産が相次ぎ、多額の貸し倒れ引当金の計上などに迫られ、赤字経営が続いていた。
すでに、店舗外の現金自動預け払い機(ATM)の廃止や支店統廃合など倒産後の証拠隠滅を進めているが、昨年9月の中間決算でも、税引き後利益は87億円の赤字だった。
東京オリンピックなど実現しないだろうが、馬鹿の一つ覚えの箱ものと天下りに、都税は貪られ続けているのである。
年金問題もそうだが、公共機関が赤字になった場合、支出を徹底精査し、不正支出を暴き出すのが正道である。しかし、日本においてはそれが全くなされていない。
年金問題に関しても、グリーンピアみたいな箱ものを作った奴の実名はわかっているはずだ。箱ものに係わった関係者の資産を徹底調査し、不正部分を没収するべきなのである。天下りに支払った過剰支出も回収しよう。
年金に限らず、赤字削減を果たすためには、国賊的な公共事業・特殊法人に対する責任追及が最優先の急務であると思われる。
(記事)
新銀行東京が300億〜400億の増資検討…都に出資要請へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080213-OYT1T00097.htm
石原知事「新銀行東京のデタラメ経営は奥田碩のせいだ」
石原知事は新銀行東京のデタラメ経営について、「旧経営陣によって常識から外れた運営がなされていた」と批判した。
石原氏が経営陣に任せた責任について、「私たちには審査する能力も知識もない。日本を代表する経済界の推輓を信用して引き受けざるを得ない」と言い放った。
都民の税金から出資した1000億円が消失したのは、「無能な旧経営陣を紹介した奴が無能だったからだ」という理屈である。
その無能な紹介者が誰であるかは石原氏も語らなかったが、財界事情通は以下のように言っている。
「この財界人とは、前経団連会長の奥田碩トヨタ自動車取締役相談役のことでしょう。新銀行東京の初代の代表執行役の仁司泰正氏はトヨタ自動車出身です。米国や豪州でのプロジェクトを陣頭指揮した後、豊田工機、トーメン、豊田通商などで取締役を歴任している。その後、04年11月に新銀行東京に引っ張られ、昨年6月に引責辞任しています。彼を石原知事に紹介できるのは、奥田さんしかいませんよ」
石原氏はトヨタに騙されて都税1000億円分を盗られてしまったのだろうか?
(記事)
石原都知事、奥田前会長に責任転嫁
http://news.livedoor.com/article/detail/3516164/
by憂国