どうする日本
19日午前4時20分ごろ、千葉県房総半島の野島崎の南42キロ沖で、海上自衛隊のイージス艦「あたご」と長さ約15メートルの漁船「清徳丸」が衝突したと第3管区海上保安本部に連絡があった。
漁船の船体は真っ二つに割れ、海上に浮いた。海上保安本部では巡視船を出動させて、漁船の乗組員の捜索を開始した。このほか海自の護衛艦など3隻とヘリコプター2機で現場付近を捜索した。
清徳丸は千葉県勝浦市の新勝浦市漁協に所属している漁船で所有者の吉清治夫さんと息子2人で19日未明にマグロ漁に出た。
あたごの右舷に衝突の際にできたとみられる損傷があったことが判明した。
海上衝突予防法に規定されている「避航船の原則」では、相手の船を右側に見る船舶は衝突を避けるため直進せず、回避するよう求めている。
あたごの損傷は右舷10度の位置であり、事故当時、あたごに回避する責任があった可能性が浮上した。
行方不明の二人の安否が気になる。吉清さんは若い頃父親を亡くし、漁船員としていろいろな船を渡り歩いた末苦労して自分の漁船を手に入れたようだ。
しかし、どうしてあたごは15メートルもある漁船の存在に気づかなかったのだろうか?
「世界の艦船」編集長、木津徹氏の話。
「イージス艦の搭載している最新鋭のレーダーは対空、対艦ミサイルの発見には適している。
しかし、レーダー画面では小型漁船と海面のちらつきとは区別がつきにくく、発見しにくいはず。現場付近の海域は、漁船などを含めてさまざまな船舶が輻輳しており、事故が起きやすい。それだけに、 自衛艦は一般の商船よりも厳しく見張りをしており、目視による警戒もしているはずで、当時の警戒態勢がどうなっていたかが、かぎになるだろう」
「あたご」は2007年3月に完工。全長165メートル、幅21メートル、基準排水量は7750トンで定員300人。速力30ノット。日本のイージス艦としては5隻目の最新鋭艦である。
こんごう型護衛艦に次いで建造された海上自衛隊のイージスシステム搭載ミサイル護衛艦であり、イージスシステム搭載艦としては世界最大であり、自衛隊が保有する戦闘艦としても最大級の艦艇となる。
1,453億円の建造費をかけて製造したイージス艦がこの危機管理のなさではお寒い限りである。
対艦ミサイルには対応しても旧式魚雷には対応していそうもない。今回の事故が漁船に偽装した自爆テロだったら、今頃は1,453億円が海の藻屑である。
ところで、この事故では、石破防衛大臣へ一報が入るのに事故発生から1時間半がかかってしまった。会見で石破大臣は、この点に不快感を示しました。
「危機管理の上からも、もっと短縮できるはず。その体制は本日即座に改める必要がある」と石破防衛相が騒いでいた。
石破大臣はさらに、「政治の責任を負う者に早く一報が入るのは当然だ」と強調した。
防衛大臣は緊急時にはお飾りのようだ。確かに、あのオカマチックな奴が日本の国防の中枢とは、自衛官だって認めたくはないだろう。小池おばちゃんのほうがマシだったという意見もある。
おそらく「あたご」は事故発生後3分以内にアメリカ軍には連絡していたはずである。
(記事)
海自イージス艦と漁船が衝突…千葉・野島崎沖
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1203377340/
憂国