「ボクシング少年の未来を奪った構造改革」
ボクシングファンのブログがある。縦文字(横に書いても縦に読むと別の意味が出てくる)、を書いて、他のボクシングファンを挑発している。また、「バカ左翼、へたれ右翼」と題するTBをあちこちに貼って、挑発している。そして、反発で叩かれる事に生きがいを感じている。
縦文字を作るだけでも、膨大な時間と労力を必要とする。そこまでして、他人を挑発して何の意味があるのだろうか。
彼は、ボクシング少年だった。中学生のときには、高校くらい進学しろ、という担任の忠告を押し切って、中卒後、ボクシングジムに通うようになった。彼には、世界チャンピオンになる夢があった。
しかし、構造改革が、彼の夢を奪った。彼の父親は、不動産屋を経営していたが、貸しはがしにあい、父親の経営する不動産屋は、倒産する。
少年は、ボクシングジムに通うことも出来なくなった。中学時代から攻撃的性格だった彼には、数回の補導歴がある。ボクシングだけが、彼の生きがいだったし、生きる道だった。
生きがいをなくした彼は、今では、退屈と自暴自棄からか、他人を挑発する事を繰り返している。彼は、亀田に憧れていたが、インチキと分かってからは、自暴自棄に陥ったようだ。
構造改革は、多くの人の人生を狂わせたのである。
by 望