【電車内で男女に痴漢行為をでっち上げられ、犯人扱いされた堺市北区、会社員、国分和生さん(58)が13日、毎日新聞の取材に応じた。「男女には徹底的に罪を償ってほしい。警察の取り調べも怖かった。こんなことが二度とあってはならない」と涙ながらに訴えた。
国分さんは2月1日午後8時半ごろ、大阪市内の地下鉄の車両内で、いきなり女(31)に「お尻触りましたよね」と訴えられた。
少し離れた所にいた甲南大4年、蒔田文幸容疑者(24)=虚偽告訴容疑で今月11日逮捕=が、それを目撃したと主張。駆けつけた大阪府警阿倍野署員に事実を述べても「あかの他人が『見た』と言っている。白状したらどうや」と否定された。留置場では一睡もできなかった。翌日夜になって、関係者3人の言い分が食い違っているうえ、逃走の恐れもないとして釈放された。
家族も不安な一夜を過ごした。帰宅しないので警察や消防に何度も電話。翌朝に捜索願も提出。2日午後3時ごろに面会した当番弁護士から連絡が入り、事情が判明。二女(23)は「痴漢と聞いた瞬間、仕組まれたに違いないと思った」と憤る。】
身に覚えのない罪で突然逮捕され、証拠もないまま起訴されて獄中につながれるという冤罪事件が多発している。テレビ朝日のスパモニで、連日、異常な判決が報告されていて、あまりに理不尽、傲慢な権力に対して憤る人が多いに違いない。
日本の警察・司法の冤罪率は、世界でも指折りに高く、起訴された9割が、裁判官の主観的な心証を理由に、ろくな証拠もないまま有罪判決を受けており、まれに見る「人権侵害国家」だと国際的に指摘されている。
日本のどこに、中国・北朝鮮・イスラム国家を指弾する資格があるのか?
この数年だけでも、富山冤罪婦女暴行事件、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E9%80%A3%E7%B6%9A%E5%A9%A6%E5%A5%B3%E6%9A%B4%E8%A1%8C%E4%BA%8B%E4%BB%B6
志布志事件、引野口事件、
http://www.hikinoguchi.com/index.html足利事件
http://yabusaka.moo.jp/ashikaga.htm などが知られ、誤認に基づいて逮捕されながら、デタラメな裁判によって有罪にされた痴漢事件・窃盗事件などは、おそらく年間数十件ではきかないだろう。
戦後を代表する冤罪事件は、三鷹・松川・下山・白鳥事件など戦後高揚した労働運動・左翼運動を弾圧する政治的陰謀として行われ、正力松太郎や児玉機関など旧陸軍中野学校勢力が行った間接的証拠が存在している。有名な帝銀事件もそうだ。
他にも、名張・毒ぶどう酒事件・ 北九州・引野口事件・ 仙台・北陵クリニック事件・静岡袴田事件・ 鹿児島・大崎事件・ 茨城・布川事件・ 東京・東電OL殺人事件・ 沖田国賠訴訟・ 西武池袋線小林事件・ 静岡・御殿場少年事件など、公正な裁判であれば確実に無実になっている異常な冤罪事件は枚挙にいとまがない。
日本は世界指折りの冤罪国家といってよい。
この理由は、近年、警察官や司法関係者が、仕事に対して責任感を失っていて、「真偽はともかく、とにかく犯人を挙げれば点数を稼げる」という司法システムのなかで、安易な捜査、人権軽視の感覚が当たり前になる官僚的退廃に犯されているという事情が大きいだろう。
これは警察・司法に限らず、官僚全体の腐敗が進み、役人になる若者たちの人間的レベルが極度に低下している事情を反映したものだ。根本的な原因を見れば、金儲け主義、格差社会に対し、絶望感が漂い、「社会正義」という価値観が色あせたどころか、もはや失われてしまっているのだ。社会正義など、今の若者の思考プロセスには存在しない。
これは大衆が「他人を蹴落として自分の身内だけを特権階級にする」という学歴差別社会を支持し、自分の子供を「いい大学に入れて、いい会社に勤めさせる」という愚劣な価値観を支持してきた結果であって、自由民主党が提唱してきた「期待される人間像」の通りの人間性が若者たちに実現したわけである。
若者とたちが利己主義を唯一の正義として、仕事に責任感をもたなくなったとしても、自民党を支持し、金儲け、蓄財、権威、権力を自分のために使おうとしてきた人たちの誰が文句を言う資格があるのか?
結果として大衆自身が、自分たちが求めてきた若者たちの愚かさに被害を受けているわけだが、それは、まさしく自業自得以外の何物でもない。あなたがたが求めた理想社会が実現したのである!
冤罪をなくし、社会正義を大切に共有できる社会を築こうとするなら、まずは学歴や身分による差別、あらゆる差別を排して、みんなが平等になり、互いを思いやることのできる社会を作り出すことが本質的解決であって、差別や格差という犯罪の根本原因を解決せず、結果としての、鬱憤晴らしの暴走や、追いつめられたひとが、やむにやまれず犯した犯罪を糾弾し、報復制裁、殺害するような、厳罰化など絶対に問題の解決にはならない。
そうした姿勢は、ますます犯罪を増やし、ますます冤罪を増やし、人を愚かにするだけのことだ。
我々は問題の根を見て解決しなければならない。その葉や、実を見てあわてふためいても無意味だ。根を解決せよ!
こうした犯罪・冤罪によって被害を受けて怒り狂ってみても、問題は何一つ解決せず、ますますひどくなる一方だ。死刑を増やして、厳罰化を進めるなら、犯罪は減るどころか、その数倍も激増することになるだろう。
例えば、アグネスチャンが、「児童ポルノ所有者を罰せよ!」と主張していたが、とんでもない勘違いだ。問題の根は、児童ポルノに性的関心を抱くような変形した心にあるのであって、取り締まりのために厳罰化を進めるなら、それは、ますますマニアの間で、その価値を高め、大きな利権産業に発展し、現在の数十倍の実害が発生することになるだろう。
誰でも閲覧できれば、「どうして、こんな異常性欲が起きるのか?」と考え、その異常さを問題にして現実的な解決策を人々に与えるきっかけになるが、強権で弾圧するなら、それは地下に潜り、巨大な利権化と化し、実際に被害に遭う子供たちが激増す結果を招くだろう。
アグネスチャンよ、愚かなことを主張するな。あの鳩山由紀夫というクズが主張していることの意味を考えよ。鳩山は地獄の使者だ。「アグネスよ、おまえもか・・・・」と言いたい。
TOUKAI