こりゃ、子供のけんかに銃を持ち込んだようなもんだ

警察官が職務質問中に逃走した中国人(羅さん)から抵抗され発砲し、死に至らしめたため、遺族が損害賠償を求めて宇都宮地裁に起こした民事訴訟で、警察側が拳銃を発砲するに至る経過を再現した写真を提出した。こりゃ、ひどい、ひどすぎる…。警察側の説明をそのまま信じたとしても、警棒で簡単に対処できる事案だったことは明白だ。こんな場面で拳銃を抜くこと自体が信じがたい。これで、警察官側に過失があったことははっきりした。
冒頭の写真を見てほしい。警察側によると、これが警察官が拳銃を抜いた場面だ。右手に持っているのは、直径8ミリ、長さ90センチの園芸用篠竹、左手に持っているのは、石灯籠の一部で一番上に乗っている「宝珠」(直径19.5センチ、高さ5センチから10センチ=中央のみ出っ張っている、重さ2.85キロ)だ。
これに対し、警官が持っていた警棒は長さ53センチだ。
振り回している竹は武器としては無視してよい程度だ。しかも、宝珠だって、なんだかとても持ちにくそうにしている。これではすぐに投げたりすることはできない。そこで、左手で防ぎながら右手に持った警棒で羅さんの宝珠をたたき落とせば、簡単に羅さんを制圧することはできた。
次の写真をみると、そのことがよく分かる。

羅さんが篠竹(直径8ミリ)を振り下ろした瞬間に、宝珠を持った左手を警棒でたたけば、簡単に制圧できた。
このような場面で、警棒を使用せず、拳銃を持ち出す必要は全くない。
この後、警察によると、さらに接近されて発砲したというが…。
こんな状況で拳銃を出さざるを得ないような鍛え方しかされてないのだろうか、日本の警察官は…。それってほかの警察官に対する冒涜ではないだろうか。
素直に、今回は、対応にミスがあったことを認めて、今後はこのようなことがないように徹底したらどうだろうか。
あ、そうそう、いまだに、羅さんたちがATM荒らしをしていたなどという嘘をまき散らしている人がいるそうなので、当時の新聞記事を掲載しておく。羅さんはATM荒らしなどしていない。それははっきりしている。あまり、でたらめなことは言わないほうがよいでしょう。遺族に対する冒涜になりますから。
★NPJの訟廷日誌にも掲載中
http://www.news-pj.net/npj/2007/happou-20071015.html
byヤメ蚊