近年、産学協同とか産学官共同と言う、不可解な団結が目立ちます。本をただせば、産業界・学界・官界が結束し、利益共有するだけの話です。単に贈賄側と収賄側が、合理的に繋がった(癒着した)、腐敗の構図なのです。産業側から資金提供を受け、学界が公的研究を故意に歪めるのですから、そこから公明正大な成果など生まれません!またもや、全48国公立大学医学部の不正(献金)が報道されました。
“医療現場に影響力を持つ診療指針の策定に携わる医学部教授らの多くが、治療薬メーカーから多額の寄付金を受け取っていることがわかった。・・・ 寄付金額が特に多かったのは、メタボリックシンドロームや、高コレステロールなどの診療指針を作成する医師たち。これらの診察指針には「基準値が低く、健康な人も病人扱いされて薬物治療の対象になる可能性がある」・・・ 「指針作成委員への資金提供で、治療薬メーカーに有利な診療指針になる」・・・「研究者として中立性や公正さは保ていない」・・・”
(3月30日・読売新聞)
厚労省は生活習慣の改善を目的に、今春から“特定健診”“特定保健指導”を導入しメタボリックシンドロームを、医療によって低減する方針が決まりました。 目的が、国民の健康を優先しているのなら、何の問題もありません。 しかし、医薬界と医療界の金銭関係から、診断基準が操作された疑いがあります。診断の指針となる数値が、製薬会社から公的研究機関(国公立大学医学部)への不正献金で、大幅に改ざんされたのです。その方法は、単なる子供騙しの愚策です!
メタボリックシンドロームの判断基準は、40歳から74歳を対象にまず腹囲で決まります。 基準値を超えると、高コレステロール・高血圧・糖尿病・等40項目の検査を強要されます。 何らかの疾病が疑われると、クスリによる改善を指導されます。 それが、国家規模で施行されるのです。(全くナンセンスです)
アメリカの指針は、腹囲が男性102cm以上です。 不思議な事に、日本の男性は腹囲が85cm以上と、極端な隔たりがあります。 この数値が正しいとすれば、日本人の半数が病人と診断されます。 仮に、アメリカ人が日本で診断すると、殆ど全員が病人になります。(こんな馬鹿げた指針はありません) 腹囲85cmは日本人男性の平均値で、85〜90cmの体型は最も死亡率が低いとのデータがあるのです。学界が定めた数値を信じると、健康な人も病人扱いされます。 そして必要もないクスリを、医薬界の意図のまま飲まされるのです!
高血圧や高コレステロールの数値も、全く根拠のない改ざんです。「血圧値が140以上・総コレステロール値が220以上」これは、製薬会社が希望する数値であって、健康・不健康を線引きする正当性はありません。 数字を10%操作しただけで、治療薬を必要とする対象者は、簡単に倍増する仕組みになっているのです。3年前、“メタボリックシンドロームの定義と診断基準”の作成に携わったメンバーに、製薬メーカーから多額の献金があった事から、メタボリックの基準に改ざんがあったのは明らかで、数値に信憑性がないのは当然です。 健康な人を病気と診断(似非医療)し、必要もないクスリ(似非医薬)を処方する医療は、根本的に似非(ニセモノ)なのです!
「診断基準改ざんの件は学界のトップの問題だから、指示通りに健診する現場の医者には関係ない」 果たして、無関係なのでしょうか? 裁量権を与えられた医者が、上からの指示を鵜呑みにし医療を行っていいのでしょうか? 勿論、学界と医者は一蓮托生です!決して、トップの指示を否定も批判もしないのです!何処の病院でも、高齢者が目立ちます。 その内訳を調べると、圧倒的に高血圧症?の患者です。 医者から「クスリで血圧を下げましょう」「クスリを飲まないと脳卒中や心疾患で命を落としますョ」と脅かされ、何年も病院に通い血圧降下剤を飲み続ける、律儀なお年寄り達です。 お医者様の言う事を、ただ一途に信ずる弱い方々です。医者が確定診断する数値に信憑性があるのか、ただ病院に引き寄せるだけの策略なのか、疑いたくなります!当然の如く、医者は患者に「クスリを飲みなさい」と、強要もしくは洗脳します。何故なら、クスリは医者の存在を誇示する、最大のステータスシンボルなのです。クスリ漬けがなければ医療が成立しないばかりか、医薬界と医療界の利益相反(儲けの為に人を欺く)関係が崩壊します。 要するに、双方とも儲け主義なのです!メタボリックの指針が、医療界や医薬界による思惑(陰謀)ならば、全てのクスリに疑問を持ちます。 近年、クスリのトラブルが多発しているのは、やはり産・学・官 の歪んだ関係から来るものと、揶揄したくなります!
メタボリックシンドロームの健診は、今のところ任意です。 後に、産・学・官の思惑が成就すれば、いずれ健診が強制・義務化される筈です。 しかし、信頼に値しない医療は誰も受け入れません。 少なくとも、納得できる指針を示さない限り、自分は拒否します。健康でいる為に「クスリを飲まない」「病院には行かない」 私は、そう思っています。理由は、似非医薬や似非医療が余りにも多いからです!
平成20年4月1日・記
http://blog.goo.ne.jp/kintaro-chance/d/20080505