---大漁---
朝焼け小焼けだ大漁だ。
オオバいわしの大漁だ。
浜は祭りのようだけど、
海の中では何万の、
いわしの弔いするだろう。
金子みすず

ネット右翼の巣窟である2ちゃんねる掲示板では、「中国人がいっぱい死ねば地球は平和になる」などという読むに堪えない卑劣で悪質な書き込みが氾濫し、中国の国家と国民の不幸を面白がって囃したて、共産党支配の天罰が下ったと狂喜乱舞している。
誰が見ても意図的な反中プロパガンダであり、正常な地震報道とは言えない。古館伊知郎の執拗で愚昧な反中コメント要請に嫌気がさした加藤千洋は、少し強い口調で「今はそれどころじゃないんでしょうね」と繰り返していた。
5/14の「7時のニュース」では、画面のバックいっぱいに五星紅旗を棚引かせた映像で、中国共産党が今度の地震報道について人民解放軍が被災地で英雄的に人命救助している姿を国民に広報するよう指示した件を、言葉の一字一句を文字入りで強調して報道していた。これは北朝鮮中央テレビの発表を見せるときと全く同じ手法だ。
こういうNHKの中国報道を見るのは初めてである。NHKはすっかり変わった。あれほど日中友好の立場で活躍していた報道機関が、この変わりようは一体何だろう。小森重隆が経営委員長になっただけでこれほど極端に親中から反中へ報道姿勢が一変するのか。
例えば、インドネシアやフィリピンで大きな地震が起こっても、震災現場の生々しい映像は政府が一元管理して、国民全体が救援と復興に向けて一丸になるように、そして民心を不安定化させないように、当局が撮影した映像の編集と配信をコントロールするだろう。ミンダナオ島で大地震が起きたなら、フィリピン政府は救援活動と同時に治安問題に対策を練る必要があり、イリアンジャヤで大地震が起きたなら、インドネシア政府は外国のメディア(特に豪州)の取材と報道に対して神経質になるだろう。
日本のマスコミの反中プロパガンダのシャワーは、第四の権力による戦争挑発の扇動であると同時に人権侵害の幇助行為だ。今日も二つの読者からのメールを紹介する。