「強気逆張りを推進中」
ライブドアショックという想定外の波乱になったわけですが、早見はいささかも動じることなく、冷静に対処しました。投げ売りはさせず、絶好の突っ込み買いの形を作るとみて、強気で見守りました。
そして、下げ止まったとみるや、予定どおり1月23日(月)から買い出動を再開。ニッケル市況の上昇で太平洋金属、大発会一番人気銘柄で石油シームレスパイプ最大手の住友金属工業の買い増しさせました。このように多くの市場関係者や投資家が弱気に傾いた中で、早見は断固として強気を貫き、逆張りスタンスをとったわけです。
ダイワボウに関しては、大納会に898円の最高値をつけたあと、大きな調整に入りましたが、私は会員向けのみならず、Q2放送やラジオNIKKEIの番組でも、「今度はチョーチン買いをしていた目先筋の買い方を振るい落としにかけて、需給面で身軽にさせる局面だ」と指摘して、「何もせず黙って指示があるまで見ていなさい」と呼びかけてきました。
1月23日に482円まで下げて、24日542円まで急反発。これで今回の下げ過程で初めて終値で5日線を上回り、出来高も倍増したので、メールやFAX会員の方々には「底打ちしたとみられる」とお知らせしておきました。25日にはストップ高寸前の639円まで急上昇して、25日線を上回って引けましたので、今度は再び売り方が慌てる番です。ディスクロベースでも24日にカラ売りが200万株近くも入りました。
もうひとつの注目点は原油高です。すでに東京市場では中東ドバイ原油が昨年夏につけた史上最高値を抜きました。NY市場のWTI原油も昨年夏につけた市場最高値の70ドルに対して、直近で68ドル台まで上昇してきています。
『九星気学と干支からみた2006年大予測』でもハッキリ書いておいたように、今年は金と原油が更に値上がりしていくトレンドです。したがって大発会一番人気銘柄が新日鉄ではなくシームレスパイプの住金であったという事は、マーケットがちゃんと今年の原油高の方向性を示していると言えます。
さらに言えば、ライブドアの一件で新興市場の銘柄には不信感が広がりましたが、早見は徹底して第一部市場の内需系銘柄に絞り込んできましたから、新興市場から第一部市場への資金シフトは大歓迎です。よもや住金やダイワボウが粉飾決算をしているとは考えられませんから。
従来どおり早見は裏づけがしっかりしているものだけを集中攻撃していきます。