2006年の相場は、大発会から大幅高になるなど幸先の良い相場を展開。文字通り“戌笑い”の年にあやかって、国内景気回復の拡大を背景に、昨年同様の大相場が期待され、日経平均は期待通りの20000円大台回復が視野に入ってきた。好業績、低PER株や、新製品、新技術関連株が物色の中心になると見られるが、同社株のように値頃的に買いやすくて、出遅れ感の強い銘柄は居所を大きく変えることになろう。とくに、昨年末に材料株が軒並み高値を更新するなかで、同社株は物色圏外に放置されていた。その分、年替わりを契機に飛び出す公算が大きい。昨年中に、有力ファンドが大量に玉集めを行ったほか、某外資系ファンドも2000万株程度を集めた模様とみられており、需給関係は大きく好転している。
株価面でも、昨年10月25日に543円の高値をつけたあと、11月22日には441円まで売られ、12月7日には再度、527円まで戻したものの、12月28日には470円まで売られた。ほぼ、2ヶ月間にわたる調整で市場の関心は薄れかかっていたが、有力ファンドでは今年の大本命とみている。ちなみに、昨年は住友金属が大発会の130円どころから約4倍に大きく水準訂正したが、それを上回る大相場を想定しているようだ。500円どころをスタートとして、4倍とくれば2000円ということになるが、少なくとも、4ケタ相場は早い時期に示現する公算が大きい。とすれば、その辺なら、下値鍛錬も十分で、どこを買っても買い安心圏といえる。
免疫抑制剤に対する評価が一段と高くなっている。その証拠がファンド系の資金流入(外資系も含む)で、昨年からロングランで取り組んでいる。相場的には、むしろ、600円台替りから上昇に加速がかかり、“ダイワボウ”のように、連日ストップ高を演じる可能性も十分。
三菱ウェルファーマと共同開発の免疫抑制剤「FTY720」は、欧米で海外導出先のスイス・ノバルティス社により臨床試験の最終段階であるフェーズVを今年度中に実施する予定という。
某資料によると、FTY720は冬虫夏草由来の免疫抑制剤で、臓器移植時の拒絶反応を抑制する効果があり、リンパ球を移植臓器から遠ざけることによって、他の免疫機能を変えることなくリンパ球が移植臓器を攻撃するのを防ぐという、まったく新しいメカニズムを持っている。
加えて、同剤は代表的な免疫抑制剤であるノバルティス社の「シクロスボリン」(03年度売上高1173億円)よりも数十倍から数百倍の効用があるとされ、しかも、シクロスボリンとの併用により急性拒絶反応の発現率を大幅に抑制できるという。そのため、同剤が企業化されれば、全世界での年商は1000億円以上の超大型薬品になるという。アレルギー薬効拡大を含めると3000億円以上(ロイヤリティ収入でも100億円以上)との評価。文字通り業容は大変貌。株価の位置も当然、大きく変わっているはず。
http://www.kaboo.co.jp/shijyou.htm