平成18年1月31日(火)
第二の「ダイワボウ」になる公算大
蛇の目(6445)
2006年の東京株式市場は予定通り順調なスタートを切った。かかる中で、信用の買いの評価益はプラス。それに引きかえ売りの評価損は20%を超えている状態。信用残が多いと云われながらも売り方の損が目立っている。と云うことは、今後とも売り方のフミ上げ相場が続くすう勢にあるとみてよかろう。信用残は5兆4000億円からあるが、時価総額の530兆円(バブル当時は600兆円)から考えると、全体的にはそれほど神経質になる必要はない。ただ、個別的には、どうしても買い残の多いセクター、銘柄は避けて通る方が無難な選択と云える。例えば、鉄鋼株とか、一部の銀行株はしこり感があるので、物色の対象としては買い残の少ない身軽な銘柄にならざるを得ないだろう。また、相場の基調は上昇傾向にあるのは間違いないが、GDPの伸びが2%、企業業績の伸びが10%程度と予想されるなか、この流れを大きく離れるようなことになれば何らかの修正があろう。したがって、リスクがあるとすれば、スピード調整。テクニカル的には、@大発会から3日連騰し、200日移動平均線とのカイ離率は△29.45%と、1960年以降での最大カイ離水準A2005年10月安値からの上昇率(25.35%)が、2005年5月安値→05年10月高値の26.9%に接近したことから、目先的に上昇一服反落となり易いところ。
かかる中で、最近の当たり屋ファンドが手がけている銘柄は、少々の買い残に関係なく棒立ちする公算が大きい。そう意味あいから同社株は絶好の仕かけ場。1月6日に317円の高値をつけたあと300円台固めも最終段階に入り、一触即発。とくに、有力筋の玉溜めも終わり、いよいよ、上値追いのタイミングに入ってきた。第二の「ダイワボウ」になる公算大。
卓上ロボットなど産業機器が2ケタ増ペースで伸びているうえ、レジオネラ属菌問題で不振だった24時間風呂が、前期に新商品を発売したことや、6年ぶりテレビCMを再開した効果などで業績は急回復。とくに、産業機器はネジ締め用などに使用される自社開発の卓上ロボットとエレクトロプレス(超精密サーボ加圧機)が中心で、中国中心にアジア向け需要が旺盛。卓上ロボットの世界市場シェアは45%とトップで、電子部品や自動車業界の好況で環境は抜群。
さらに、今後は医療・バイオ分野への展開も注目されている。多数穴の開いたマイクロプレート上に血液サンプルや試薬を滴下し、遺伝子を解析する作業への応用が見込め、今後の展開力の点で有望視されている。
こうした背景で業績は急回復。今3月期売上高は前期比3.2%増の500億円、経常利益は同38%増の35億円、純利益は前期の45億円強の赤字から25億円の大幅黒字転換の見通し。また、来期の売上高は520億円、営業利益52億円(今期予想42億円)を計画している。従来の早なる仕手株人気に加え、ファンダメンタルズ面の裏付けが出来たことは強い。
http://www.kaboo.co.jp/histrical/shijyou/shijyou180131.htm