日経平均は、1月、2月、3月と安値を切上げており、ライブドアショックや量的緩和解除問題、外国人投資家の売り懸念などをことごとくハネ返して、右上がりの上昇トレンドを崩しませんでした。
しかも、ここへきて米国の株価も値上がりしてきており、NYダウは4年10ヵ月ぶりの高値水準になっています。米国も利上げ継続という状況であったのに、逆に株価は新高値になっていることに注目しましょう。
結局、私が一貫して強気の見方を崩さず、株価の上昇トレンドに変わりなしと言い切ってきた読みが正しかったわけです。
このところは年度末特有の決算対策の売りも続いて、相場全体が一気に上へ行くというわけにはいきませんが、細かなことは気にせずに、大きなトレンドをしっかりと踏まえていきましょう。
さて、私は前回、孫子の兵法を解説しましたが、それが何を意味していたかは、セミナーに参加したり、講演資料を取り寄せて読んでいた方々は、お分かりになったと思います。ここでは、それ以上のことは書きませんが、早見の話や文章は、ムダになるものは何ひとつないということを、十分に承知してください。特に毎月のセミナーは大変重要です。さまざまな理由で当日出席は出来なくても、必ず資料を取り寄せて読んで下さい。
注目のダイワボウは、昨年12月末の最高値898円から、2月14日の最安値387円まで57%も値下がりして半値以下になり、死んだと思わせていましたが、3月15日に突如ストップ高比例配分で一気に火の手が上がり、16日に2日連続ストップ高で653円まで急上昇してきました。これでアッと言う間に下げ幅の半値戻りを達成したわけで、死んだと思われていたものが、ゾンビのように生き返りました。と言うより、もともと死んでいなかったのです。
この間1ヵ月近くにわたり、400円台の底値水準でタップリとカラ売りをまき込みました。898円の高値近辺で飛びつき買いをしたチョーチン買いが、その後の値下がりの原動力になったように、今度は底値水準での大量のカラ売りが、踏み上げ、買い戻しに追い込まれ、値上がりの原動力になっていくのです。
この株をカラ売りしている人々は、安易にPERが超割高だなどと弱気に見て売りに回るわけですが、昨年12月に火がついた時にも指摘したように、大きな材料が出て夢が持てる株は、PERなど関係ないのです。
これまでにも油田や金鉱山の発見、ガン治療薬の開発などを材料に、大化けしていった株がいくつもありました。私は今回のダイワボウは、そういう性格の株だと位置づけているのです。
http://www.hayami.org/