「あやふやだらけの政治と行政。そして、命の意味。」
食品偽装問題も噴出し放題の日本社会。仙台市若林区の「食肉卸業:精肉石川屋」が、学校給食用のベーコンを偽装。賞味期限を過ぎている肉の加工品を偽装した上で学校給食用に納入したことなども発覚。果たして「規格外」の「ベーコン・肉」とは、そのもとになったモノが何であったのか…。
そして、昨日の12月8日に「アメリカ産BSE感染牛」に関することで、アメリカとの外交関係上の問題が発覚している。先月11月の訪米時には、福田君:「国民の食の安全を大前提に、科学的な知見に基づいて対応していく」とブッシュに伝え、アメリカ側の要求を受け入れなかった姿勢は、やはり『演技』であったということが明らかになった。
以前から明記しているように、もはや「月齢」など無意味であるのだが…それでも、いまだに「えさの取り締まりもない」「ダウナー牛の排除もない」「劣悪な環境での素人によるいい加減な作業」「根本的に間違っている作業工程」「検査自体の未完成さ」「遺伝子上の問題による月齢の無関係さ」などなど(読んでいない方はこの項目の最初からどうぞ)…どうしようもない対象であることが明確である。
インターネット上ではどれだけの情報が発信されているのかは知らないが、ここまで記述しているサイトは恐らく数カ所くらいしかないと考える。記述してから大分時間も経過しており、また読者の中にはその当時から「これらの情報に驚いてしまった」ということと「自分のサイトやブログなどで紹介したいのですが」というメールがよく届いていた。情報元を記述していないブログなどもあったようだが、とにかく1人でも多くの人が知らなければならないことの1つであると考えている。いかに恐ろしいことが行われているのか。特に子供を持つ親にはしっかりと理解してもらいたい。子供の命を守るのは国でも与党でも行政でもなく、「親である自分自身しかいない」という現実を徹底的に頭にたたき込んでもらいたい。
福田君のほうであるが…12月7日の日米で行われた会合(日米次官級経済対話)後の記者会見でマーク・キーナムアメリカ農務(脳無)次官が:「日本側は30カ月未満(月齢解除する方向)で内閣府の食品安全委員会に諮問したいと発言した」と暴露している。
要するに裏では「アメリカさんの言うとおりにしますからもう少し待ってください」と通達しているということになる。これが福田君であり、自・公連立であり、政府与党であるということ。この項目の最初かた読んでいる読者は「喜んで食べたい」という気持ちには「絶対になれない」と思う。それどころか、これまでダマしてきた政府与党や吉野家などの鬼畜食品業者などの存在に怒りを感じているだろう。アメリカ産BSE感染牛の輸入と月齢解除を推進している組織はアメリカ政府の関係各機関とも密接な間柄にある。その組織に参加している国内の鬼畜食品業者は20や30どころではない。もっと多くの業者が加入している。
更にその数カ月前から「推進作業」が行われていたことも発覚している。官僚という役人そのものであり、「そのポストが欲しい」と言って「官房長官」のイスにふんぞり返っている「町村信孝君」が:「(月齢解除は)今年の春ごろから、ずっとそういう方針でアメリカと話し合いを行っていたテーマだ」と水面下で交渉をしていたことを認めている。この発言に対して、これまた官僚そのものである農水相の若林正俊君は:「方針を決めた訳ではないと思う…。仮にということではないか…」としどろもどろ。
政治の在り方に関することの全部がおかしく、そして間違っている日本。国民には何も知らせないという悪政の数々。あるのはデタラメと大うその大行進ばかり。日本という国を示す言葉や日本社会、政治も行政という言葉も「耳」にしたり「目」にすると「自分との距離」を感じてしまいがちなのかもしれないが、我々国民の『現実』そのものであり、我々の『生活』や『命』そのものなのである。そのことを「距離をおくことなく、肌で感じる」必要がある。そうでなければ、本気で立ち上がることなどできない。
連日、いやな話ばかりだが…その中で。行方不明で捜索願いが出されていた茨城県東海村の「認知症の女性(73才)を老犬が一晩中寄り添って助けたために凍死しなかった」というニュースは、せちがらい現実の中で本当に貴重な出来事。公園でさまよっていた認知症の高齢者を老犬が救う。命が命を救う。政治と行政は弱者からあらゆる税金・間接税を搾取しながら、救いを求められると法律すら破り捨てて追い返し、そして見殺しにしている現実の中で、命が命を救っている。本来であれば人間が人間を救わなければならないというのにもかかわらず。
もう1つは警察が「行政上の薬殺」をせずに同じ公園で逃がしたということもいいことであった。その後、老犬の飼い主も現れて一件落着。逃がしたのが事実なのか、再び捜してから渡したのが事実なのか…判然としないが、いずれにしてもよかった。
問題は「拾得物扱い」としての「薬殺」。すぐに「殺してしまえ」というのはどうなのか。動物達の命に関しても問題が山積している。日本は昔からそうであるが、「トラブル」が発生すると動物を見捨てることで有名な国である。現在の「被災地」でも見捨て放題。先進国では理解されない行為を政府与党は続行している。「拾得物扱い」にしても「被災地」にしても、ほかに対処方法があるにもかかわらず、薬殺か見捨てるという悪政。
もう1つは命を救われた高齢者の家族が、自宅で犬を2匹飼っていながらも、家族の命を救ってくれた恩犬の引き取りを拒否したこと。詳しい話も事情も分からないが、高齢者の女性が連れて帰ることを望んだが受け入れられなかったということである。「一時的にでも」という考えもなかったのか…残念なことである。しかしながら、飼い主も現れて落着したことがよかったと思う。
それから、昨日の12月8日はジョン・レノンの命日であった。何かをきっかけにして、命を考えたり、感じたりすることは非常に大切である。
by危機管理