ブットもとパキスタン首相暗殺事件の背後に、ブリテンの手、
とラルーシュは論評する。
更新 平成19年12月30日21時46分
平成十九年(二〇〇七年)十二月三十日(日)
(第二千二百八十四回)
○二〇〇七年十一月二十七日付けのニューズレターによると、
リンドン・ラルーシュは、ブットもとパキスタン首相暗殺事件について、
短い論評を加へた、と。
○以下に、その要点を列記する。
(1)ブット暗殺は、ブリテン帝国の利益のために実行された。
(2)ブットもと首相暗殺事件は「カオス・オペレーション」(秩序を
瓦解させて無秩序化させ、世界を大混乱に突き落として行く作戦)
の一環である。
(3)最近、MI6(ブリテン軍諜報部)が、アフガニスタンで、
タリバン指導部と交渉した事実が明らかにされた。
(4)ブリテンは、紛争のすべての陣営、すべての党派に関与している。
(5)ブット暗殺の動機は、グローバルなものであって、地域的なもの
ではない。
(6)ブリテン寡頭権力の中には、全世界を病的な混乱の中に突き落と
そうと企図する潮流が存在する。
(7)これは最終ゲームである、と彼らは見て居り、そして、最後に生
き残るものと、没落するものを決定するつもりである。
(8)彼らは、テロリズムを、無秩序化を促進するための武器と見なし
ている。……
(9)ラルーシュによれば、ここでの主要な勢力は、ロンドンに本拠を置く
アングロ・ダッチ(ブリテン・オランダ)金融寡頭権力であって、
ウィンザー王家ではない。
(10)ここでの問題の中心は、来るべき大崩壊のあとに、無傷のまま生き
残るのは誰か? と言うところにある。
以下省略。
○ラルーシュのこの評価(アセスメント)は、概ね、本筋を突いて居る。
○ 「シティ・オブ・ロンドン内の或る種の陣営、そしてそれと同盟する金融
寡頭権力は、現在の金融体制は終わりである、そして既にそれは加速度的
に崩壊しつつあることを理解している」、だと。
○要するに、
問題は「グローバル」であり、「地域的(リージョナル)」ではない、と。
○MI6が、アフガニスタンに於て、タリバン指導部と交渉中であるとの情報
については、以下を参照のこと。
http://www.larouchepac.com/news/2007/12/27/britains-taliban-contra-scandal-afghanistan-spies-expelled.html
■Britain's "Taliban-Contra Scandal" in Afghanistan; Spies Expelled
Increase DecreaseDecember 27, 2007 (LPAC)--The expulsion of two senior British United Nations and European Union officials from Afghanistan, and the revelation by the Daily Telegraph yesterday, that British intelligence MI6 agents have been negotiating with the Taliban for months, will be a major hit against British Prime Minister Gordon Brown especially in the aftermath of the assassination of Pakistan's former Prime Minister Benazir Bhutto today. Taliban-linked fundamentalists in Pakistan are behind the dozens of bloody terrorist attacks there.
In mid-December, Brown had pledged to the House of Commons that there would be "no negotiations with terrorists." But in reality, as The Independent reports in its lead headline today, "Diplomats to leave Afghanistan as new 'Great Game' played with tribal leaders.... For spies, diplomats and soldiers in Afghanistan are playing the Great Game today as much as their forefathers ever did." The 'great game' refers to the prolonged 19th century covert warfare between Great Britain and Russia for domination of the Indian Subcontinent, Southwest Asia, and Central Asia, in which intelligence officers, often disguised as "explorers," played the leading role.
On Dec. 12, Brown announced a policy of "tribal engagement," in a desperate effort to indicate that "progress" is being made in Afghanistan, where the U.K. and NATO have the majority of troops deployed. This was what the two expelled diplomats were up to before being expelled from Afghanistan on Dec. 26.
Such "engagement" has been the policy of Britain's ambassador Sir Sherard Cowper Coles, and the announced policy of Brigadier Andrew Mackay, commander of British forces in Helmand province, according to classified documents quoted in the London Independent. "Great Britain's long association with Afghanistan has shown that we got ourselves into this country by forming tribal alliances. Equally we will get ourselves out, over time, by forming tribal alliances that support the government of Afghanistan," Brigadier Mackay wrote in a classified briefing document issued to top officers across Helmand on Oct. 30, the Independent reported. "Everything we do will have as its singular focus our ability to influence the population of Helmand in order that we can retain, gain and win their consent."
(了)
世界恐慌が間もなく襲ってくる、と、「エコノミスト」(毎日新聞社)は言う。
それは一体何を意味するのか。
更新 平成19年12月29日22時54分
平成十九年(二〇〇七年)十二月二十九日(土)
(第二千二百八十三回)
○「エコノミスト」(二〇〇八年一月一日、八日合併号、毎日新聞社)
最近号は、「世界恐慌」を特集した。
○失礼ながら、この特集は、ゴミ以下。
○ゴミにもならないであろう。
○これは、イルミナティ世界権力によって、動物実験用の檻の中に収監
された、ネズミ。
○そのネズミ程度、またはネズミ以下。
○まともに考えれば、小学生の子どもにも分ることが、
○自分たちは大秀才!!
と思い込んでいる。
○何百人何千人何万人と言う現代日本の「エコノミスト」には分らない。
○恐慌は戦争と同じく、
○貨幣の発行権を独占するイルミナティ国際金融寡頭権力によって、
人工的に発動される。
○しかし、そのためには一つの前提條件が必要だ。
○世界の基軸通貨(貿易の決済のためにもっぱら使用される通貨)を設定し、
○そしてその基軸通貨となる通貨の発行権を握ることである。
○十九世紀には英国ポンドがそれであった。
○そして、このポンドを発行しているのは、株式会社、私有私営の営利企業
としてのイングランド銀行である。
○このイングランド銀行に、英国通貨の独占的発行権を与えた(一六九四年)
のは、
○オランダから来た、かくれもないフリーメーソンのウィリアム三世である。
○そして、このイングランド銀行の株式の過半数は、アムステルダムを中心
とする国際ユダヤ金融閥が所有する。
○二十世紀、一九一三年、
米国FRBの成立と共に、ロスチャイルドを中核とする国際ユダヤ金融
寡頭権力が、米国の通貨ドルの独占的発行権を掌握した。
○かくして、
イルミナティは、ドルを使用して二十世紀に二つの世界大戦、そしてその
あとの米ソ冷戦、一つの世界大恐慌(一九二九年〜)を演出した。
○一九二九年の世界経済大恐慌のからくりは、本当に子どもでも分るほど
単純である。
○一九二〇年代、イルミナティは、米ドルをジャブジャブと発行し、
○かくして米国経済はバブルと成った。
○そして、イルミナティの指令一下。
ドルの発行(印刷)を減少させた。
○計算通り、米国ニューヨーク、ウォール街の株式大暴落、
○そして長期の経済大恐慌である。
○この二十年、イルミナティは、FRBに命じて米国経済の未曾有の規模の
大バブルを演出させた。
○この人工的政策によって
ウォール街の株は二千ドル程度から、一万ドルを越え、一万何千ドル……
○イルミナティの指令が出されると、FRBはドル発行の圧縮に転じ、
○そしてニューヨークの株式は、
○十分の一以下へ大暴落するであろう。
○この衝撃は、
一九二九年など、比較にならないものと成るであろう。
○この大衝撃から発生する破壊エネルギーをイルミナティーは、
○どこに向けて誘導するのか。
○まさにそれこそ、
本当の問題であることに気付かなければならない。
(了)
【参考文献】
(1)ジョン・コールマン著、太田龍監訳「凶事の予兆」(成甲書房)
(2)ジョン・コールマン著、太田龍監訳「新版 三百人委員会」
(上下二巻、約七百頁、平成二十年二月末、成甲書房より出版予定)
(3)クヌース著、太田龍監訳「シティー≠フ帝国」(日本義塾出版部刊)
※日本義塾出版部で取り扱い中。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgi