■No841に返信(マーフィーさんの記事)
松藤民輔 著『アメリカ経済終わりの始まり 脱ペーパーマネー経済時代の超資産運用法』(2006)の第1章より、「ユダヤ、ロスチャイルド、ロックフェラーはもう古い」の一節を引用・掲載します。
私には真偽のほどは分かりませんが、参考までに。
――――(引用始まり)
ユダヤ、ロスチャイルド、ロックフェラーはもう古い
世界の金融を動かしているのは「ファンド」である
日本の投資関係の本を読むと、必ずといっていいほど「ロスチャイルド」や「ロックフェラー」、あるいは「ユダヤ人投資家」という言葉が並ぶ。
日本の株価の暴騰、暴落もすべて彼らが仕組んでいるという説(陰謀論)すらあるくらいだ。
バブル以前とバブル経済崩壊以後ではっきりちがうのは、現在は「ファンド(投資信託)の時代」だということである。株価を引っ張り上げるのも、下げるのも、このファンドなのだ。フィディリティ投信など、巨大資金にものをいわせて大きく投資している。
ファンドの資金力に比べれば、ロスチャイルド銀行など小さなものである。日本の金融機関でいえば、地銀100位前後のボリュームしかない。とくに日本ではブランドイメージが先行しすぎた感があるが、ある意味、これは「バブル」である。実像はかなり小さいのである。
わたし自身、フィディリティ投信の動きには注目している。というのも、この金融会社は1989年8月、日本のバブル経済が崩壊する5ヶ月前に東京支店を閉鎖して、日本株を全額売却してアメリカに資金を移動させている“くせ者”なのである。それでいて、「失われた10年」が終わる2000年に、東京市場にさりげなく舞い戻っているのである。
そして、どうしたか? いきなり数十兆円の資金を投入し、鉄鋼株など100円以下の株式を静かに、しかし大きく仕込んだのである。
この投資力はもっと注目してもいい。彼らの動きは要チェックである。
ロスチャイルド家、ロックフェラー家、ビル・ゲイツ、ブルネイの王様がどうのこうのといっても、個人金融資産はせいぜい3兆〜7兆円くらいのものである。しかも、それが現金かどうかが問題なのだ。不動産なら、担保に入れるか売却して、換金しなければ話にならない。比較的、株券は流動性があるけれども、現金、あるいは金でなければ投資チャンスを目の前にしても機敏に動くことはできない。
いま、世界をコントロールしているのはファンドなのだ。ヘッジファンドは1〜3年の短期投資にすぎないけれども、ミューチュアル・ファンド(自由に換金することができるタイプの投資信託)は5〜10年という長期投資をしている。
たとえば、世界を代表するミューチュアル・ファンドのテンプルトンにしても、多額のファンド資金の受け皿は日本にしかない。中国マーケットなど、わずか1兆円で大混乱するほど小さい。日本の証券会社が2000億円をインドに投資したら、バブルになってしまった。日本にとってははした金でも、中国やインド、ブラジル、ロシアのような「BRICs」ではバブルを引き起こしてしまうボリュームなのである。
フィディリティ投信に代表されるファンドは、60兆円もの資金を持っている。これは、日本の国家予算に等しいくらいの資金量である。そのうち、半分はすでに日本に投資している。1ドル=130円台のときに、ドルを円に交換して上陸したのである。円安、たとえば140円台になれば、もう40兆円分は投資したいと考えている、と聞いている。外資系金融機関にとって、日本には買いたい“商品”がたくさんあるのである。
――――(引用終わり)
byユウジ
http://www.anti-rothschild.net/index.html