ここでも何度か書いてきましたが、ドルとアメリカの覇権崩壊と世界の多極化はほぼ確実らしいです。日本もその経済力の規模からすると、多極のうちの一極にはなれるようです(だからと言って多くの日本人が幸せになれるかどうかは今の時点では「?」ですが…)。
前回書かせていただいた大田大臣はじめ、最近ここにきて急に日本の経済が二流になったと喧伝しているのは、株を下げてから大量に買い込み、上がったら売り抜けてひと儲けしたいアメリカ系国際金融資本の手先の方々のようです(6〜7年前に株価が7千円になる前に同じように日本はダメだとホザいてた方々と同じ類の方々でしょう)。ここのところのNHKバッシングともども情報戦の一種なのでしょう(NHKを民営化させて自分たちの勢力圏に組み入れ、日本人の洗脳をより強化し金儲けをしたい面々によるもののようです)。
日本人は真面目で完ぺき主義で特に他人からの評価を気にするので、ちょっとでも欠点を指摘されると鵜呑みにして右往左往することを分かった上での日本批判じゃあないでしょうか。『失われた10年』以降いいように情報操作されて、そのおかげで国が売られ荒んできてしまいましたが‥‥(泣)。
ただ、日本の大手マスコミは伝えていませんが、世界はアメリカ崩壊に向けて大きく動き出しているようです。
「ロシア政治経済ジャーナル No.496 2008/1/21号」より
私は常々「イラン問題はアメリカの天王山」といっています。
なぜか?
アメリカが(原油の決済通貨をドルからユーロ・円にかえた)イランを放
置すれば、他の産油国が「あ〜ドル以外の通貨で売ってもおとがめな
しなのね」ということで、ドミノ的ドル離れが起こる。
結果アメリカは没落。
では、イランを攻撃したらどうなるか?
(つまり攻撃し、原油の決済通貨をドルに戻させようとすればどうなる
か?)
まず、中ロは安保理で拒否権を使うでしょう。
アメリカはイラク戦争につづき、国連を無視し理不尽な戦争をする「悪の
帝国」になる。
さらに、中ロは危機感を感じ、以下のように動く可能性があります。
1、ロシアは、ルーブルやユーロで原油を売る
2、中国は、保有高世界2位の米国債を売る
3、中ロは、ドルを売る
そうなると、世界最大の消費国アメリカは没落し、世界恐慌が起こる。
中ロのトップもそれは望みませんから、「イラン攻撃はやめてくれ」と思
っているでしょう。
気がつかれましたか?
「アメリカはイランを攻撃してもしなくても没落するのですか?」
まあ、そういう結論になります。
私は親米ですが仕方ありません。
巨人好きの人でも、「巨人はV9時代と同じくらい強い」といえばウソにな
る。
アメリカの現状もそういうことなのです。
熊谷弘オフィシャルサイト:Kuma-Logより
イラク、アフガン戦争に踏み込んだ米国は大きくつまずいた。経済も又ゆらぎ始めている。好き放題に扱ってきたロシアはいつの間にか復活し、南米も又元気になり、しかもメルコスールを結成して団結して米国の意のままにはならぬ姿勢を示している。加えて中国、インドは目ざましい発展をして自己主張をはじめている。東南アジア諸国も二度と米国の介入をまねくことのないよう外貨準備を積み上げ、結果IMFなどは閑古鳥の鳴く始末である。
中東諸国もオイル・ブームで積み上げた富を武器に自己主張をはじめている。何よりもEUがぐんと力をつけた。EU全体ではすでに米国の経済規模を追い抜き、ユーロの使用量はドルを超えているのである。ヨーロッパはヴィーナスの子と揶揄していたネオコンたちも、黙らざるをえなくなったのである。
何の疑いも無く対米追従に邁進する政治家さんたち官僚さんたちは、じき大恥をかくことになるのでは。付和雷同で変わり身速く、何ごともなかったような顔をされる確立も高そうですけど…(怒)
ただ、自民党清和会主流派や財務省、巨大マスメディア等はどうだか知りませんが、政府の一部には状況の変化を見越しての新たな動きも始まっているようですね。
一つは先日の経済財政諮問会議で、日本の一人当たりのGDPが下がってきていることを取り上げられたそうです(ただその内容が日本経済の金融へのシフトの為、みたいなんだとちょっとどうかなとも思ってしまうのですが‥‥)。
1993年に世界2位だったものが2006年には20位だそうです。実際一人当たりのGDPの金額も下がっていることが示されています(ドル換算)。
各国の一人当たりGDPと主要産業について(経済財政諮問会議での甘利議員の資料)より
byふしぶじゑ