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「原爆が広島、長崎で落とされてから50余年が過ぎました。第二楽章を、小さな声で、祈るように粘り強く、語り続けたいと思います」
ライナーノーツの最後に、吉永小百合さんはこう書いています。
吉永小百合さんについて調べようとネット上をうろうろしていたら、こんなCDを見つけました。
彼女が原爆の詩を朗読していることは知っていましたが、CDになっていることを知りませんでした。不覚!
しかもこれが発行されたのは1997年6月、10年以上も前です。
さっそくアマゾンに注文したら明くる日届きました。(しかも割引価格で)
このほかに、長崎篇、沖縄編もありますが、今回は大平数子さんの「慟哭」や栗原貞子さんの「生ましめんかな」の朗読を聞きたかったので、とりあえずこの1枚を購入。
朗読はギターやオーケストラをバックに静かに語られます。
峠三吉の原爆詩集のあの有名な「序」、“にんげんをかえせ”に始まって、代表的な原爆の詩が11編語られています。
『第二楽章』 朗読:吉永小百合
1. 序/峠三吉
2. ヒロシマの空/林幸子
3. オーケストラ演奏
4. 生ましめんかな/栗原貞子
5. 梅干し/池田ソメ
6. 慟哭/大平数子
7. オーケストラ演奏
8. 子供たちの詩
げんしばくだん/坂本はつみ
おとうちゃん/柿田佳子
先生のやけど/かくたにのぶこ
無題/佐藤智子
9. 灯籠ながし/小園愛子
10. 折づる/栗原貞子
永遠のみどり/原民喜
11. オーケストラ演奏
4. 生ましめんかな
僕の感想は、とっても小百合さんらしくて、まじめでやさしい雰囲気が出ています。ただ、いささか入り込みすぎている感じがして、ところどころ“くさい”。(笑)
そういえば、『母べえ』で自分の手紙を子供たちに語って聞かせるところが、やっぱり入り込んでいましたね。
これ、くせなのかもしれません。
まあ、吉永小百合さんにダメは出しにくいでしょうしね。
それはともかく、さすが大女優、「なるほど、こういう解釈もあったか」と納得させられるところが多々ありました。
いずれ「長崎篇」「沖縄編」も聞いてみたいと思います。
byひまわり博士