↑から続いて、全曲紹介。
1.I Started a Fire
インターネット上で最初に公開されたアルバム収録曲。
正直、最初に聴いたときの印象はイマイチだったのですが、
アルバムのオープニングとしては秀逸です。
アジカンみたいなわかりやすいギターロックでありながらも
非常に複雑な展開で構成されていて、
それでいてその複雑さを感じさせないところに
彼らの手腕の高さを見せ付けられる…かなぁ?
2.You can't have it all
先行シングル。
全英チャート16位を獲得しています。
印象的なイントロと簡潔なフレーズのヴァースとサビという
典型的なキラーチューン。
歌詞はただグチってるだけ。
3.Blacklisted
アルバム中随一なポップさを持つナンバーですが、
それでありながらジワジワと良さが伝わってきます。
サビが少し弱いからでしょうか。
ものすごく良い曲なんですけどね。
歌詞のダサさや純粋なパワーポップであるところなど、
以前のAshに近いですね。
4.Polaris
アルバム発売の直前にリリースされたシングル。
全英チャートでは32位にランクインし
「You can't〜」よりもかなり寂しい結果に終わったのですが、
個人的には「You Can't〜」よりもこっちのほうが好きだし
こっちのほうが売れるべきな気がするんですけど、
どうでしょう?
Starcrossed彷彿の、
でももっとこじんまりとしていて感動的なバラード。
歌詞もメロディーにマッチしていていいです。
「この犯罪の共犯者」とか
別れる恋人の比喩とかも面白いです。
5.Palace of Excess
ダンサンブルなポップチューン。
「スゥ〜サイガール」というAshらしい
アホらしいリフレインが良いですね。
まぁアルバムの雰囲気には合ってないかもしれんので、
実質よくないのかもしれませんが…。
曲としては、あっけらかんとした軽さによって
アルバムにメリハリを付けてくれていて
構成上、非常に重要な意味をもっています。
何回でも聴きたくなるようなそんな1曲。
6.End of the world
個人的にこのアルバムのベストトラック。
これこそ先行シングルにすべきだろうという
Ashらしい通俗性にあふれた、
でももちろん以前の彼らとは全く違う仕上がり。
こういう曲を作ってくれる限り
一生Ashのファンはやめられないし、
こういう曲を聴いてしまった以上は
Ashのファンになりなさいよ(何の話やねん)。
「僕は高速道路を飲み込む
呼吸をするためだけに。
テレビを付けてみる
何を信じればいいのかわからない。」
このくだり、大好きです。
7.Ritual
イントロのリフが強烈です。
渋谷陽一さんがラジオ番組「ワールドロックナウ」にて
このアルバムを紹介されてた際に、
シングル2曲ともうひとつこの曲を放送されていて、
正直「なんでこれを?」と思ったりしたのですが、
まぁでもこれはこれで良い曲です。
歌詞の意味はサッパリです。
Ritualっていうのは儀式っていう意味だそう。
定期テストには使えなさそう。
一度雰囲気を豹変させてから
最後にイントロと同じリフを持ってくる
終盤のあの展開がカッコイイですね。
8.Shadows
前作における「Won't be saved」のような
アホほどキャッチャーな1曲。
そんなに好きではないけど、
やっぱりサビは勝手に口ずさんだりしてます。
どうせならAメロも
もっとメロディアスにしてほしかったのですが、
まぁあれはあれで好きです。
9.Princess Six
疾走感あふれるロックチューン。
ただ、ここにある疾走感は
前作までの青臭さ故に生まれるものとは違い、
確信犯的に作られた疾走感。
決して強いサビがあるわけではないですが
どのフレーズも確実に耳に残ります。
歌詞のダサさは壮絶。
こいつは「Twilight of the Innocents」じゃなくて
「Innocents」真っ只中でしょう(意味わかりません)。
個人的には大好きな1曲です。
10.Dark and Stormy
単刀直入に言って、
この曲は要りません。
これさえなかったらもっとこのアルバム好きになってました。
11.Shattered Glass
抽象的な歌詞が目立つ1曲。
ライナーノーツに掲載されてる
マークさん自身による楽曲解説で
(↑なかなか面白いです)
「こういうのもできるんだと見せ付けたかった」とか
もうちょっと躊躇(ちゅうちょ)しろよ、
と言いたくなる発言からもわかる通り、
今までの彼らにはなかった世界を持っています。
メロディーは歌謡曲みたいな古臭さを感じさせ趣があります。
でもそんなに好きでもない曲です。
12.Twilight of the Innocents
トリを飾るのは6分半にわたる壮大なナンバー。
1stアルバムの「イノセントスマイル」であるとか
前作のボーナストラック「ティンセルタウン」など
これまでもプログレじみた楽曲を
持ち味の一つとしてきていたAshですが、
こちらもその路線。
ただ、以前のその手の楽曲が
半分オフザケ的であったのに対して、
こちらはマトモに感動的な仕上がり。
「僕はまだ息をしている
僕の心はまだ動いている」
このリフレイン、最高です。
ダサいと言ってしまえばそれもそうかもしれんけど、
これは純粋にカッコイイと受け取ってしまうほうがお得ですよ。
叙々に高揚していく展開は本当に巧いですね。
「Blacklisted」みたいな曲も作れば
このような曲も作ってしまう彼らは
やはりスゴいんじゃないでしょうか?
個人的にはこれをオープニングにしたアルバムを作っても
それはそれで面白くなった気がします。
いつにもなくグダグダした曲紹介になっちゃいました。
まぁ僕がわざわざ2つ分の記事をさいて
紹介して言いたかったのは、
とりあえず聴いてください、っていうことです。

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