この手のブログの王道企画「今年のベストテン」を
流行に流される大衆社会の悲しい被害者である僕も
やってみたいと思います。
というわけで今回は
今年聴いたアルバムベスト10
「今年の」じゃなくて「今年聴いた」なので、
ようするに僕が今年に聴いたアルバムのみに関する話なので
読者の皆様にとっては本当にどうでもいいわけですけど、
でもそんなことどうだっていい。
だって読者がいないから。
…
でも、1位から10位まで決めるのはめんどくさいので、
とりあえず10枚を選出することします。
選出するって言っても
今年に入ってまともに聞き込んだアルバム自体が
15枚程度なんですけどね。
あと、期間なんですが、
今年の1月から11月までに聴いたアルバムが
選出の対象となっています。
・Six(Mansun,1998)
試聴
僕の中でダントツに今年のベストアルバム。
っていうか、おそらく生涯のベストアルバムだと思います。
僕の最高値の基準がこの作品になってしまってますので。
「難解」という評価が目立ちますが、
(確かに実験的というか先鋭的ではありますが)
実質は難解なんていう言葉の似合う代物ではなくて
ただ単に味わい深いだけです。
これこそポップミュージックとしてのロックの最高峰であり、
ポップミュージックとの差別化を図るロックの最高峰です。
・Pinkerton(weezer,1996)
試聴
日本での支持も高いweezerの
日本で特に人気の高い2ndアルバム。
でも本国アメリカではそれほど評価されてないそうです。
ジャケットに葛飾北斎が採用されてたり
日本のファンからの手紙を題材にした曲があったり、
(「Across the sea」、名曲です)
そういうのが起因してるんでしょうか?
個人的には仮にこの作品に
日本との関連がなかったとしても
100%、大好きになってたと思います。
ロックを説明しろと言われたら
その答えはずばりこの1枚です。
・hats off to the buskers(The View,2007)
試聴(myspace)
昨年度のNMEのベストシングルに輝いた
「Wasted Little Dj's」に惹かれて購入したのですが、
当初はそこまで好印象ではなかったものの
聴いていくうちに見事にハマりました。
結局1年かけておそらく一番よく聴いたアルバムになりました。
ここ最近のUKシーンに氾濫する
いわいるポストリバティーンズ的なバンドなので
アーティストとしての愛着はわきませんが、
このアルバム自体は一生愛し続けることとなるでしょう。
良い曲の詰まった1枚です。
・ファンクラブ(Asian Kung-Fu Generation,2006)
試聴
中高生の間ではバンプと双璧をなす人気を誇っている
アジアンカンフージェネレーションの
今のところ最新作にあたる3rdアルバム。
ブロックパーティーあたりの
ここ最近のUKロックのトレンドや
オアシスやウィーザー髣髴の豪快なギターサウンドやらを
ごった煮した独自のサウンドがひたすらカッコイイ。
こんな邦楽を聴いちゃうと
わざわざ洋楽なんか聴かなくても良いなぁとか
思っちゃったりします。
・Termination(9mm Parabellum Bullet,2007)
試聴
日本ロックシーンのニューカマー、
9mm Parabellum Bulletの去る11月に発表された1st。
こういうバンドがここまで売れたというのは
ロックファンとしてはかなり嬉しいです。
そして将来的にシーンを率先してくれるようになったとすれば
更に嬉しい限り。
アルバムとしては取り立てて言うほどの
傑作だとは思いませんが、
次回作にとてつもないほどの期待を寄せているので、
そういう意味でとてもお気に入りな1枚。
・On a Wire(The Get Up Kids,2002)
ゲットアップキッズの3rd。
エモのバイブルと名高い2nd
「Something to write home about」には及ばないものの、
こちらも文句なしな傑作。
エモとかそういうパンクサウンドを
あえて排除した仕上がりになっているので、
普通ならばファンの間で賛否両論別れているはずなのに
(それが道理ですよね?)
実際はファンから完全に受け入れられているという、
そういう現状がこの作品の素晴らしさを証明しています。
グリーンデイやウィーザーの諸作に劣らない
味のあるポップロックの名盤です。
・Doolittle(Pixies,1989)
試聴
レディオヘッドとニルヴァーナという
90年代以降のロックシーンにおける最重要バンドの両者が
共にフェイヴァリットに挙げている伝説的バンド、
ピクシーズの最高傑作と名高い2nd。
独自の美学が確立されている
シンプルの極みなロックサウンドはやみつきです。
アーティスト自体の偉大さは
リアルタイムで味わっていないので
正直なところよくわかりませんが、
しかしカッコ良さは普遍的であること間違いなし。
・Aladdin Sane(David Bowie,1973)
試聴
鬼才デヴィッド・ボウイが
名盤中の名盤「ジギースターダスト」の翌年に放ち
5週間に渡って全英チャート1位を独占した傑作。
アルバムとしてはまとまりに欠けるというのか
いまいちパッとしない仕上がりなのですが、
楽曲各々の魅力はさすがボウイという感じ。
ミック・ロンソンのメロディアスで
(おそらく当時としては珍しかったであろう)
ノイズなんかも取り入れたギタープレイや
マイク・ガースンさんの一人歩きしているようなピアノなど、
布陣の活躍もすばらしいですね。
・Robbers&Cowards(Cold war kids,2007)
試聴
かなり注目されたようなそうでもないようなな新人、
コールドウォーキッズのデビューアルバム。
これを聴いてることがばれたら友達をなくしそうな、
そんなどことなく、でもすさまじく、暗い世界観と
何気に高いポップセンスを持ち合わせていて、
この手のサウンドが嗜好な方は
とことんハマれると思います。
・Bandwagonesque(Teenage Funclub,1991)
試聴
最近(?)のアーティストでは、
トラヴィスやフランツ・フェルディナンドらを輩出している
グラスゴー出身のパワーポップバンド、
ティーンエージファンクラブの実質1stに数えられることの多い
通算2枚目のオリジナルフルアルバム。
このアルバムを聴くだけでは
「1990年代のビートルズ」は言いすぎだと思うのですが、
でも確かに普遍的だけど素直ではない、
そして何よりも良質なポップロックを届けてくれています。
同年に発表されている歴史的名盤「Nevermind」よりも
個人的には何倍もこっちのほうが好きです。
・Twilight Of The Innocents(Ash,2007)
試聴
ファンとしては失望しました。
レビューでは絶賛に近い批評をしちゃいましたが、
やっぱりざっくりまとめて言っちゃうと、
残念な新作でした。
でもファンだからトップ10に入れざるを得ないし、
それに一リスナーとして自然にトップ10内には入れてしまえる
そんな素敵なアルバムでもありました。
そんなにオススメはしないけど、
みなさんぜひとも買いなさい。
ちなみに、今年お世話になった曲30選もしてみました。
試聴のリンクも上に貼ってないやつは貼りました。
↓