見たのは、土曜日の28時。つまりは日曜日の深夜。
ちょうど、“不夜城”新宿にいたとき。
意図して映画を見ようとしてました。
こういった布陣で作られました(敬称略)
監督・製作/ロニー・ユー
製作/ビル・コン
他
フォ・ユァンジャ/ジェット・リー
田中安野/中村獅童
ユエツー/スン・リー
他
■観賞感
「すっきりした」
この一語に尽きる。
武道にわずかながら触れたことのある僕にとって、武道的精神とはスポーツマンシップと同じように正々堂々としているものだ。
相手を必要以上に傷つけてはならない。
そういった精神はある事件を境に身につけることになる。
過ちはどれだけ償っても、消えることは無い。特に武道においての過ちとは、人を殺めてしまうことであろう。
格闘家にもスポーツマンシップがなければ格闘家ではない、とは言わないが、映画を通じて見えるスポーツマンシップとは負けを認められることだろう。
そういった様が美しく見えた。
■パンフレットを久しぶりに購入
実に、1年半ぶりにパンフレットを入手。
こっちに持ってきていないので、じつはどの映画のパンフレットかわからないが、多分、“ハリー・ポッター”のパンフレット以来買っていない。そういえば、最新作は映画館に行く暇が無く、初めて見逃した。“ナルニア国”は見に行くか迷っている。
「SPIRIT」は見ていて、体が動き出しても仕方ない映画である。
流れるような動きが見ていて飽きない。
もしかしたら、ジェット・リーの動きの癖というものがあるのかもしれないが、ジェット・リー主演の映画をちゃんと見たのは今回が初めてなのでそこはわからなかった。
■邪推してみる
田中安野役の中村獅童がやはり日本人役で登場する。
名前が変なのはどこのブログにも書かれるだろうがら割愛。
卑怯な役として登場するミスター三田が日本の政治家として、田中が綺麗な日本人だと暗喩しているならば、日本人は戦後保証と謝罪をしろという風刺に見えなくも無い。えと、60年経ってずっと謝罪とODAという保証をし続けていましたが、と考えてしまう。さすがにこういった見方は邪推が過ぎるとは思うけれど。
あ、でもデジカメを買いに来る中国人や韓国人の物の考え方を見ていると、「SPIRIT」に描かれている理念はまったく引き継がれていなかった、と考えるべきだろうか!?
「復讐をしてはならない」という言葉は、戦争では適応できないかもしれないが、次の時代にシフトする健全な精神を養っていかないと、自国の未来はさびしいものになるということを見据えてみると興味深いメッセージが感じられる。
■まとめ
映画として文句なしに見ていられる。
ハリウッド映画とは違う方向で娯楽作品を作り出している。
こういった綺麗ですっきりとした映画を見るのは久しぶりである。
「日本の映画は説教臭い」というjyakeさんの言葉を思い出すが、そういったものはなく今回に関しては「すっきりした」という感触。
言われて見れば「HERO」もすっきりした映画だった。とよく見れば、製作のビル・コンは「HERO」「LOVERS」でも製作している人であった。
何となく、納得してしまった。
アクション映画だとつい「香港映画」を思い出してしまうが、そういったギャグテイストが無く、真剣に積み上げて行った映画に感じられた。でも、ちゃんと見ていられる。
二度見に行くか、と問われれば、考えてしまう。普段ならば、即答で行かないのだがこの映画は二度目の価値があるように感じる。

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