今日は綺麗な宵月
貴方と何度か見上げた 綺麗な月夜
手を重ね合い 言葉を紡ぎ合い 心を繋げ合い
幸せに包まれながら見上げた 宵月
今年は 光の回廊にも行かなかったの
あの時 貴方とすれ違いざま 一瞬触れた指先
涙が溢れて どうしようもなかった恋しさを
流れる人混みを見ながら 思い出していました
「君を想う 幸せがあるから」
聖夜に送ってきてくれた 短いメールの事や
冷たい部屋で一人 貴方を想い泣いた夜を 思い出していました
ねぇ あの光は 鎮魂の光だから
何処か探せば 貴方に会えるかもしれない・・・なんて
夢のような事を 思ってたら 泣いてしまったの
馬鹿でしょう?
まだ こんなにも貴方が好きで 泣いてしまうなんて
この恋は 笑顔より 涙が似合うのかしら
聖夜も過ぎ 慌ただしく街は 新年に向けて走り出したの
また私 貴方と過ごせない年が 長くなるのよ
未来はもう この手から ちゃんと羽ばたきました
未来をただ 想い続けてくれる人も 出来たようです
私ね
恋しい夜の過ごし方が 上手になったのよ
貴方と 私の マグカップに 珈琲を淹れて
同じ温度で 冷めていくように
確かめながら 時を過ごすの
そこに貴方が 居て
ここに私が 居て
同じ月を見上げた夜を 思い出しながら
一人で ただ 涙を零すの
「愛しています」
そう囁きながら
一口ずつ 珈琲を口に含んで
貴方との短かったけれど
本当に幸せだった頃に 戻るの
貴方も 月影から 私が見えますか?
メールも もう 届かないけれど
私の心に 届く言葉を 夢でいいから ください
今夜も ほら
貴方の分の 珈琲が 入っていますよ
宵月の夜に 一緒に 飲みましょうよ
未来も 誰にも 知られず
また 恋をしましょう?
いつかまた会える日まで
あの頃のように ちゃんと
貴方に 片想いを 続けていきますから・・・・・