久しぶりに小説をブログにうpしてみます。
サイト以外にはほんとに久しぶりですね・・・!!
一応四月一日でエイプリルフールネタ。
雲骸で、ほんのちょーーーーっと雲綱要素アリです。
ちょーーーーーっとですがね。
甘甘ですよー!!
では、「続きを読む」からどうぞ!
「僕は骸なんてだいっきらいだよ」
「ええ、僕も貴方なんてだいっきらいです」
ウソ、ホント!?
「雲雀君、今日はエイプリルフールですよね」
「・・・うん、そうだね」
今日は四月一日。骸の言うとおりエイプリルフールだ。
「今日は嘘ついても許されるんですよね!!」
「・・・そうだけど」
・・・・なんだかすごく嫌なことが起きる気がする。
「じゃぁ、折角なので今日は全部嘘で話しちゃうことにしましょう!」
「うん・・・っては!?」
・・・ああ、やっぱりめんどうなことになった。
骸はこの手の行事が大好きである。
バレンタインやホワイトデー、節分、クリスマス、正月。
今までさんざんつきあってあげてるのに、この後におよんでまたこんなこと言い出すし。
僕がすごく嫌そうな顔をしているのを見て、骸が顔をのぞき込んできた。
「・・・雲雀君・・・?嫌、ですか?面倒・・・ですか?」
嫌だ、面倒だ、絶対に御免だ。
そう言いたいのは山々だが、こんな悲しそうな瞳で見つめられたら断れるものも断れやしない。
「・・・っ・・・分かったよ・・・」
「やりました!有難う御座います、雲雀君!」
・・・なんだか前にもこんなことがあったような気がしないでもないが、こんな嬉しそうな顔されちゃ、断らなくてよかった、と思ってしまう。
(・・・なんやかんやで僕は骸には甘いんだ)
自覚はしているのだが。
どうも自分はあの悲しそうな顔と笑顔に弱いらしくすぐに骸のいいなりになってしまう。
骸は気づいてやっているのだろうか。
(・・・そんなわけないよね)
あいつは元々ああいう性格なのだ。
現に今彼はものすごく喜んで、どんな嘘を付こうかと思案している。
(・・・そうだ)
こんな茶番につきあう代わりに、良いことを思いついた。
「ねぇ骸」
「はい、なんですか?」
「これさ、罰ゲームつけようよ」
「罰ゲーム?」
「そう。嘘じゃなくてホントのこといった方が、一週間勝った方のいいなりになる」
骸はきょとんとしていたが、やがて口元が楽しそうにゆがめられ
「良いですよ」
と答えた。
骸は賭け事が大好きだ。
(ごめんね骸、この勝負、勝たせて貰うよ)
* * *
「お早う骸」
「お早う御座います、綱吉君」
「あれ?今日は雲雀さんと一緒に登校してないの?珍しいね」
「はい、そうなんで・・・あ」
「?」
骸が不自然に言葉を切ったので綱吉は気になって骸の視線の先を見つめた。
そこにいたのは雲雀恭弥。
雲雀も、こちらの存在に気づいたようで、こちらに寄ってきた。
「また群れてるの」
「え・・・いいいいいやっ!!」
(またこのパターンか・・・)
綱吉は思った。
この二人は喧嘩ばかりしているくせにすごく仲が良くて、最近ではつきあっているという噂がたつほどだ。
(きっとこのあと毎朝恒例、愛を語り合おうコーナーがはじまるんだろうなー。「愛してるよ骸」「ええ雲雀君僕もです!」なんつってさー・・・。骸、俺が好きなこときづいてんのかなー・・・)
綱吉も色々大変である。
ところが。今日はいつもとは勝手が違った。
綱吉の前にスッとでた骸は固く閉ざしていた口を開いた。
「何しに来たんですか」
「へっ!!??」
てっきり「来てくれて嬉しいですー!」とかいうのだと思っていたら、「何をしに来た」だって?
喧嘩でもしたのだろうか。
「君たちが群れてたから咬み殺しにきただけだよ」
「おや、君はいつもそんなことを言っていますが自分だって群れてる草食動物じゃないですか」
「何か言った?」
「はい。一番群れているのは君でしょうと言いました」
「・・・咬み殺されたいの」
「・・・やれるものなら」
「・・・そんなだから君は嫌いだよ、六道骸」
「僕も君がだいっきらいです、雲雀恭弥」
二人の間にはさまれていた綱吉は呆然としていた。否、それだけではなくクラス全員が二人を信じられないという瞳で見つめている。
(何、この二人なんかあったの・・・!?)
朝から喧嘩、しかも名字で呼び合うなんて信じられない。
敵同士だったころはともかく、今、彼らは恋人同士のはずだ。
「へぇ、そう。じゃぁもう僕に話しかけないでね」
その間も彼らの言い合いは続いている。
「君、こそ・・・・。それに今話しかけているのは貴方の方ですがそれはいいんですか?」
骸が挑戦的な瞳で投げかける。
「ふん、屁理屈は聞かないよ。・・・本当に君はうっとおしいね。君みたいに五月蝿い奴は見たことないよ」
「・・・それは、どうも・・・っ」
「それに、なんなのその目。気持ち悪いったらありゃしない。どうして二つが同じ色じゃないの。変だよ」
「うるっ・・・さい・・・」
「髪の毛だって変に青っぽいし、色だって白いし。そこまで白いと幽霊みたいだね。ほら」
そこでぐいっと綱吉の腕をつかむと自分の胸元にひきよせた。
「えぇーーーっ!!!??」
(何、なんなのこれどうなってんのーーーーっ!!!!)
引き寄せられた綱吉は意味が分からず赤くなったり青くなったりしていた。
クラスメイトはもう全員顎がはずれているのではないかというくらいあんぐりしている。
「綱吉みたいな色だったら綺麗なのに。髪だってさらさらで綺麗な色だし、目もすごくきらきら輝いてて・・・・」
「もうやめてくださいっっっ!!!」
黙って聞いていた骸が大声で叫んだ。
その頬には大粒の涙が伝っている。
「もう・・・やめてください・・・っ・・・」
急に静まりかえる教室。
時計の針の音だけがやけにリアルに聞こえる。
「・・・・骸」
雲雀が綱吉の腕をはじき飛ばし、顔を下に向けている骸の顎をついとあげる。
「僕のことが、好き?」
「・・・っ、はい、大好きです・・・・っ・・・!愛してるんです、雲雀君・・・!!」
「うん、ごめん」
そういうと雲雀は骸をきつく抱きしめた。
(え、何これ。ほんと、どういう展開なわけ・・・!?というか俺、なんで雲雀さんに抱きしめられたの・・・!?)
展開についていけない綱吉とクラスメイトの存在を忘れたように、雲雀と骸は感動的なキスを交わした。
* * *
帰り道。
二人は一緒に自宅へと向かっていた。
「・・・・骸」
「?」
「これから一週間、僕の言うことちゃんと聞いて貰うらね」
「へ?」
骸は相当マヌケと思われる声を出した。
「だって、約束したじゃない。ホントのこと言った方が、一週間相手のいいなりになるって」
「あ・・・」
骸の顔がさーっと青ざめていく。
予想通りだ。
「君、僕があの草食動物の腕ひっぱったあたりからゲームのこと忘れてたでしょ」
「・・・・」
この顔は、図星。
「・・・そんなに嫌だったの」
「はい!!」
骸がいきおいよく顔を上げてうなずいた。
「上手く、いえないんですけど、雲雀君が僕以外の人に触れて、髪にさわってるの見てたら・・・・すごく、嫌な気持ちになって・・・・」
「君、すごく僕のこと好きなんだね」
「そりゃぁもちろんです!!」
「じゃぁ、一週間人の目をきにせず僕とイチャイチャすること。いい?」
「え・・・・」
「嫌なの?」
「嫌に決まってるでしょう!!なんで僕がそんな・・・恥ずかしい・・・」
「僕のこと好きっていうのは、嘘だったの」
「嘘じゃありませんけど!!」
「だったら」
「・・・仕方ないですね・・・・。でも!!!今度こそは絶対に僕がかってやりますからね!!!」
鼻息荒く骸が宣言した。
(やれやれ。僕に勝てるなんてほんとに思ってるのかな)
「あ、そうだ」
「?」
「僕は、君の髪や瞳が綺麗じゃないなんて、思ってないからね」
「・・・!!」
骸は驚いて目を見開き、照れたように笑った。
「分かってますよ、そんなこと」
こんな君がみれるのなら、日本の行事も悪くないね!
******************************************************************************
おそまつさまでしたー!!
いやぁ!!
すごい楽しかったです!やばいくらいに!!
それに、思った通りにかけましたしね♪
ちょっと非道いかなーとか思ったんですけど、骸さんMだからまぁいいや☆ってことで!!(ぇ
ありがとうございましたーーー!!