犬のように飲み、泥の様に眠る。
週末の正しい過ごし方。
昼過ぎ、チャイムの音に目を覚ますと犬が・・・。
「もやし」と親父だ。
もやしを車に慣れさせるために乗せてきた、とのことだった。
道中2回ほど吐いたらしい。
もやしは部屋に入るとたん「ピュウピュウ」と鼻笛をならしながら全身でぶつかって来る。情けないことに二日酔いで頭ぐるぐるのオイラはしりもちをついてしまった。
「もやし」が初めてここに来たのは今年のお盆。
友達のGUCCIとしたたかに酔いながら道を歩いている時に、雨上がりの路上でさまよっていた白い犬を発見したのだ。
「是非飼うべし」
というGUCCIの提言に従い、マンションで飼うことにしたが、せまいマンション内で飼い殺しにするよりも伸び伸びと過ごせるほうが「もやし」のためだろうと、実家に引き取られて行ったのだった。
「もやし」のGod Father (名付け親)はGUCCIである。
白い犬はここに来たとき、白眼をむいて失禁しながらぶるぶる震えていた。
オイラが犬が食えそうなものを冷蔵庫から出して暖めているあいだGUCCIは犬をさすって暖め続けた。
コノ犬は明日の朝、死ぬのだろうなあと思った。
「もやし」だったくせに、奴の堂々ぶりにはすこしウレシイ。
奴はここに来た頃と変わらずオイラの手をガジガジ咬んだり、じゃれ付いたりもするが・・・。
おまえ!そうはいってっもおっかないんだでえ!!
来るべき第5回磯浜遠征には、番犬として連れて行きます。