昨日の議会全員協議会において、苫前町の起債の平準化の考えが示されました。
まず、冒頭に起債の平準化(いわゆる借金の先延ばし)に対しては、私自身は、最終的な手段としてはやるべき時がきたら、反対をするというところに至らないという考え方があるということを書いておきます。
その中で、これまで、4年前から一般質問などで、財政の健全化策などについての質問を繰り返してきたわけですが、この平準化の町の意向についても確認してきました。
私は、平準化をする前提として、財政のしっかりとした計画を立てるべきとの考えを訴えてきました。財政健全化計画の策定については、しつこいくらいに問い質しながらきたわけです。
先月、その素案が示されたものの、まだまだ修正、詰めが必要であり、完全なものとはいえない状況のものです。
その健全化の方策の中にも、公債費の平準化があります。
健全化計画の確立を待たずに平準化が議会で提案される見通しです。
借金の先延ばしは、将来の町民へ負担を強いるもので、合わせて、その先延ばしの期間が長くなることで、当然、利息が増えます。
そのことをしっかりと考慮しなくてはいけない、大事なことです。
審議も不足、納得するための根拠も乏しい中では、私自身、決して「時間が無い」ということで「うん」とは言えません。
そもそも、この平準化(先延ばし)の話(考え)は今出てきていることではなく、財政が悪化し、回避のための方策としては1年も2年も前から、考えとして浮上してきているわけで、この平準化を行うとしたら、その根拠たる健全化計画の確立をもって、判断すべきということは今、自分が言ってきたはなしではありません。
平準化しようとする起債は、新日本海地域交流センター(とままえ温泉 ふわっと)の建設に要した起債です。先延ばしをすることによって、償還終了は実に、平成39年です。(ちなみにこれにより利息はおよそ8千万の増加が見込まれます)
この後、この施設のあり方を理事者は考えているのかというところや、その健全化計画では施設の運営や維持にかかわる費用は現実離れした予算を書き出しています。そんな見通しもきかない、納得ができるような内容でないところで、平成39まで借金を先延ばしをすることは、考えどころです。
全体的な財政運営を考えたときは、大きな枠で公債費という位置づけでは、起債の対象事業は考えないとしても、健全な財政運営を行おうとしたとき、後ろだてた根拠が乏しい(まちのビジョンも含めて)ことは、如何せん納得しにくいというところです。
まして、というところですが、まちの憲法を制定して2年半、この条例にはこう記されています。
【財政】
第24条
1 町長は、財政状況を的確に把握し、将来の町民への責務を念頭に長期的視点に立つた総合的な財政分析を行い、最小の経費で最大の効果を挙げるよう健全な財政運営に努めなければならない。
2 町長は、町民が財政状況を具体的に把握できるよう、十分な情報提供に努めなければならない。
【計画策定への参加】
第23条
1 町は、総合振興計画を始めとする諸計画の策定にあたつては、町民の参加を図り、町民に意見を求めなければならない。2 町は、計画策定にあたつては、すべての町民の参加を保障しなければならない。
3 町は、計画策定にあたつては、あらかじめ次に掲げる事項を町民に明らかにしなければならない。
(1) 計画の概要
(2) 計画策定の日程
(3) 予定する町民参加の手法
(4) 計画の実施に必要な費用及び期間
(5) その他必要な事項
4 町は、計画策定にあたつては、策定作業の進行状況及び内容等を町民に明らかにしなければならない。
このような自治基本条例と照らし合わせた行動はもちろんですが、財政計画の中の公債費の平準化と位置づけるのなら、町長は、今現在の財政の屋台骨でる、大きなウエイトを占める公債費や毎年、多額の支出となる新日本海交流センター(ふわっと)や厚生病院への運営補填等から今後のビジョンや計画を明らかにしてもらいたいと考えます。
そうでないと、今いる若者や子供を持つ若い層の家庭の方々は、日を追うごとに募る不安感を払拭するどころか、その不安はますます増すばかりに思えて仕方が無い・・・。
負担を先延ばしにするんですもの、やっぱり理解していただくとした、この層の方々の意見を聞くことは最低でもしてもらいたかったと思うのです・・・。
来週、21日召集の臨時議会において、私はどう判断していくのかは、残り1週間、限りなく短い時間の中で色んな想定を描き、どうしたらよいか判断しようと思います。
確かに、現在の財政状態では、平準化を行わなければ、先の財政健全下法の下ででは、指標のうちの実質公債費比率の25%を超える試算となりそうで・・・・とても悩むところです。現状置かれているいる状況は理解しているつもりですが・・・・。