まだ続きます。
みなさんの選考車種と理由を拝見して、思ったことを書いていきましょう。
意外だったのは(未)がとっても少なかったこと。未乗車に集まったのは大賞のNSXとインテRを合わせてわずか4票。NSX−Rに10点を投じた弥永さんも「Mr.Gの助手席に乗ってみたい」という条件つきでした。だったらオレもNSX−Rだな(笑)。
もひとつ面白かったのが同じく(未)のインテR(DC2)で「O滝号を見て」という理由。クラゴン部屋の稽古に来たことがない人には申し訳ないんですが、知ってる人ならとっても納得でしょう。
「祭り」「ツヤがない」などなど、ドライビング指南に使うとは思えない用語が誕生したのも、O滝号とチャレンジしまくりのO滝さんご本人あってのことです。オレと武ちゃんが本気出したセットだから超攻めまくりだけど。
選考基準がドライビングプレジャーである以上、ドライビングしてる様子まで含めて選んで何の問題もありません。
(未)は1台など制限をつけたのは、買えないクルマばっかりだと困るなと思ったんですよ。フェラーリF430とポルシェカレラGTとか、夢のクルマの話だけになってもしょーがないから。くれるんなら欲しいけどなあ。
でも実際には、みなさんほとんどが実際に乗ったクルマの中から選んでくれたし、(未)に投票した人もしっかり考えて選んでくれました。それだけドライビングプレジャーのあるクルマを真剣に選んでくれたということで、これはとってもウレシイことでした。
(未)にしてもR35GT−Rを選んだ人がいないっていうのも、興味深い結果です。必ずしも高性能≠高ドライビングプレジャーとは思われていないということでしょう。乗ったことないから知らないけど。
来年は3台選考にして1台(未)を必須にしても面白いかも。
あとは「比較できるほど乗ってないから」という理由で投票を辞退された人もけっこういるでしょうし、でも反対に「比較できるほど乗ってないけどオレはコレだと思う」で投票してくれた人もやっぱりけっこういるはずです。
基準としては、サーキットを走る人が買って後悔しないクルマなら、それはドライビングプレジャーがあると思っていいんじゃないですかね。比較できるほど乗っていないとしても、その1台を選んだ理由に間違いはなかったはずですから。
でもその奥ゆかしさがいいじゃありませんか。
あとはビートの「そこにあるだけで周囲の景色を一変させる」もいいなあ。厳密にはドライビングじゃないけど、そもそもドライビングプレジャーっていうのは日常にないものだからエレクト、いやエキサイトするわけです。
ビート、ロータスエリーゼ、NSX−R、S2000、ロードスターなどはインテRなんかとはまた違う意味で、高いプレジャー度があるといえるでしょう。
もひとつ面白い結果だったのはシビック&CR−X。
EK9/EG6/EF9/EG9/EF8/FDに分かれたため上位に来なかったものの、ノミネート数なら一番。多くの人にとってスポーツドライビングの入口がシビックだったということでしょう。過去形なのが残念だけど。
厳密に言えばEK9とFD以外は年代で引っかかってるけど、まあいいでしょう。他にもNGな車種はありますが、せっかくいただいたご意見ということで、有効にしています。
実はこの型式がけっこうネックでした。
DC2とDB8は別のシャシーだけど、同じ質のドライビングプレジャーがあります。でも例えばEF9とEG6とEK9はみんな違うし、同じNBロードスターでもTD1001Rは全く違うので、別ポイントにしています。
DC2はDB8と別計算でも60点だったから順位は変わらないんだけどね。それどころかDB8が25点で同率2位になって、上位4台のうち3台がインテRなんて意味不明なことに(笑)。
1票、5点のクルマでもそのクルマを選んだ理由があって、(未)でなければ実際に買った人の意見です。
自分で買った人には何でも言う権利があります。7分38秒のクルマを「アンダーでつまんね」と福島弁で言ったって何の問題もないわけです。全てのクルマはその高いハードルを越えて選ばれた1台です。
確かに得点が多いクルマのほうが薦めやすいクルマではありますが、どのクルマでもそれぞれのドライビングプレジャーを得られることでしょう。