2007/2/6
先々週のことですが、埼玉県が主催する経営革新セミナーに参加してきました。
経営革新計画の承認を受けた社長さんによる講演会でした。
2人の社長さんの講演会だったのですが、そのうち身近なS社長さんの事例を書きます。
半導体研磨加工を行っており日本の「元気なモノづくり中小企業300社」にも選ばれたC社のS社長さん。
実はkurogenkokuが所属する産学官交流事業プロジェクトの幹事長でもあります。
S社長さんは
「1勝1敗ならひとつは残る 〜多角化で発展的安定経営を目指す〜 」
との題目で講演をされました。
現在グループ企業内で「6つの製造部門」と「1つの商社」を所有していらっしゃいます。
企業の歴史の中で数々の失敗体験を重ねるうちに、現在の組織形態になったらしいのですが、面白かったです。
*全部成功していたら今の倍くらいの製造部門が残ったらしい・・・。
まさしく自分の失敗談から中小企業が多角化戦略を採用する際の留意点を教えてくれました。
@中小企業にとって右肩上がりの市場が必ずしもいいわけではない。現に大手の参入を招いて失敗した。
A製造工程の中で強力な強みを持たないと前後の工程から徐々に大手に吸収される。
B思いつきの多角化は必ず失敗する→オイルショックの際、余剰人員の処遇に困り、全く関係のない分野に進出し失敗した。
またS社長さんは営業部門の重要性を強調していました。
「物を売るだけが大事ではなく、営業が仕入れてきた生の情報が最も役に立つ。これをもとにいつも新規のプロジェクトを立ち上げている」とのことです。
やはり社長さん自ら語っていただきますと重みがあります。
投稿者: kurogenkoku
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