2007/4/13
kurogenkokuです。
今回は【ステップ2】具体的対策の実行の3つのうち「従業員等への承継・外部からの雇い入れ」について触れます。
ところで「【ステップ2】具体的対策の実行」の中で「従業員等への承継・外部からの雇い入れ」については以下のように体系立てて書きました。
A従業員等への承継・外部からの雇い入れ
(1)関係者の理解
・事業承継計画の公表
・親族への理解
・経営体制の整備
(2)後継者教育
・社内での教育や社外教育・セミナーを受講
(3)株式・資産の分配
・後継者への経営権集中
・種類株式の活用
・MBOの検討
(4)個人保証・担保の処理
「従業員等への承継・外部からの雇い入れ」についても「親族内承継」同様、(1)から(4)の注意が必要です。
その中でもガイドラインは「親族内承継」と比較して下記のような点を留意すべきとしています。
(1)関係者の理解
・親族内承継と比べて時間がかかる場合が多い
・現オーナー経営者の意向を充分に踏まえておく
・一時的な中継ぎとして従業員に承継する場合には、意志疎通を充分にとる
(3)株式・資産の分配
・株式は後継者の経営に配慮し、一定程度集中させることが必要
・後継者には株式取得の充分資力が無いケースが多い
・会社法の各種手法を活用
(ex)現経営者の親族には議決権制限株式を活用
拒否権付株式を現経営者が保有し、後継者の経営を監視する
(4)個人保証・担保の処理
・事業承継に先立ち可能な限り債務圧縮を図る
・後継者の債務保証を軽減できるよう、金融機関と粘り強く交渉
・個人保証・担保が完全に処理できない場合は、負担に見合った報酬を後継者に確保
次回は「【ステップ2】具体的対策の実行」の中の「M&A」について触れます。
投稿者: kurogenkoku
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