おつうと二人で醤油の味に不満を持ち、何かいい醤油はないかと探していた。実家にいた頃はそれほど醤油の味にこだわらなかったのだが、二人で暮らすようになってからはどうも醤油がうまいと思えない。煮物とかであれば、単純に料理のウデが悪いという事も考えられるのだが、刺身につけたり豆腐にかけても物足りなさを感じるのだ。(もちろん、素材に原因があってはいけないので、刺身は新鮮なもの、豆腐は昔ながらの豆腐を使ってみた)
こういう時は愛読書「美味しんぼ」の出番(笑)。この美味しんぼでたびたび取り上げられている醤油が、和歌山県御坊市で造られている「三ツ星醤油」だ。この醤油は国産の丸大豆と小麦を使用するのはもちろん、江戸時代からの製法を守り、木の桶で二夏過ごして熟成させたものだという。ここでは頑固にこいくちしょうゆ一つしか造っていないのだ。
早速この醤油をお得意のネット通販でお取り寄せしたところ、それが今日届いた。普通に試しても面白くないので、おつうに頼んで、現在使っている醤油と三ツ星醤油をそれぞれ皿にとり、わからないように出してもらって「効き醤油」をしてみた。これで今使っている醤油をおいしいと言おう物なら、猫に小判。醤油がまずいのうまいのを言う事などおこがましいというもの。
そして結果は・・・、迷うことなく「こっちがうまい!」と指した方が「三ツ星醤油」だった。今使っている醤油も大手メーカー製だが、丸大豆しょうゆ(こいくちしょうゆ)である。しかし、しょっぱさは感じるが、ただそれだけ。一方の三ツ星醤油は最初にほのかな甘みを感じ、それから深い旨みを感じた。ただしょっぱいだけではないのだ。
このすばらしい醤油に出会えて不満は解消されるが、難点が一つ。900mlで1,260円と、普通の醤油に比べれば結構なお値段。我が家のエンゲル係数がまた高くなるな・・・。
