2010/12/31

みなさん ほんとに ありがとう  ラブフルート

それぞれの心の響きが木と触れ合うとき、どうしてこんなに美しい響きが生まれるのだろう

その響きを美しいと感じる不思議なものが私たちに与えられているのは何故だろう

美しく純粋なものに触れて動くもの

それを心と呼んでみるとしたら、私たちはその心でこの世界を感じ、愛し合うことを知り、喜びと楽しみを携えて生きていけるだろう

私がラブフルートを吹き続けて来たのは、それぞれが生かされ与えられた道を辿ることが命の歓喜に満ちたものだと感じ歌い始めるためだと思っています

ですから、今彼らたちが姿を隠すことで

それぞれの心の歌、繋がる思いの波が広がっているのを ひしひしと感じています

彼らは私たちの心の扉を開くための不思議な知恵であり、助けなのだと感じます

それぞれの願いや思いやりが見えないけれど静かな響きとなって天に昇っている

それぞれの思いが密やかな揺らぎとなって願い、祈り、繋がっている

その事実こそが 新しい歓喜を生み出すように思います


その人がもし、寒さに耐えきれず防寒着を盗んだのなら

まずは凍え死ぬことから守られてほしい

お金に困っているのなら、まず空腹を満たしてほしい

私は命が続く限り  ここで待ってます

輪をつなぎ、心を割いて 声をかけ

出来ることをしてくださっているみなさん

ありがとう
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2010/12/31

連れ去られたラブフルートたち  ラブフルート

2010.12.29 愛車の窓ガラスを壊されて盗まれたフルート達

イチイ60cm・バード=イチイ (製作を始めてから、初めて作ったマイフルート)  
レッドシダー50cm・バード=ケヤキ(ハイトーンの特殊な運指のフルート)   
シウリザクラ18cm・バード=エゾヤマザクラ(沢山のエピソードを持つ、手彫り)  
シウリザクラ60cm=バード=ブナ(愛の笛という曲のためだけに作られたフルート) イタヤカエデ20cm・バード=シウリザクラ(明るい響きで好まれる方の多いフルート)
くり60cm・バード=リンゴ(不思議な音階で、貝紫で染めた一品モノの組紐で結ばれたフルート)  
ポプラ50cm・バード=ケヤキ(北大の倒木で作られ、相当な数の方々に響きを届けてきたフルート)  
レッドシダー45cm・バード=レッドシダー(個性的な倍音でメインフルートの一つ)
ミズナラ60cm・バード=ミズナラ埋もれ木(奥深い森を浮かび上がれせてくれる重たくて太いフルート)  
桂25cm・バード=くるみ(木々の響きのCDの最初の曲で使われた存在感のあるフルート)  
レッドシダー(ダブルフルート50cm・バード=くるみ(初めてラブフルートのために書きとめられた曲を吹いてきたフルート)   
レッドシダー(ダブルフルート)70cm(CDの中でアメイジンググレイスを演奏してきたフルート) 
イチイ50cm・バード=ミズナラ埋もれ木(力強い響きを持ったフルート)  
アスナロ45cm(クローズドタイプ)・バード=桂埋もれ木(深く静かな内省的な響きのフルート) 
トドマツ60cm・バード=クルミ(繊細で美しい北海道生まれの木から生まれた愛用のフルート。東へ西へ、草原情歌などを演奏してきたフルート)
エゾクロマツ70cm・バード=クルミ(不思議な落ち着きと軟らかさがバランスよく響くフルート) 
カラマツ50cm・バード=うるし(隣町の長沼で山に眠っていた初めてカラマツで作ったフルート、CDの中の曲に使われています)
竹60cm・バード=くるみ(ワタリガラスの彫刻・木彫家・岩間隆作) 初めて製作し、アメリカを旅してきた大切なフルート・和風の響きが印象に残るフルート)
その他(合わせて20数本)

 演奏用のラブフルートのためシリアルやマークを入れていないものが多いのですが、入れてあるものも多少あります。
5ケタのシリアルナンバーとSHOの文字を入れてあるもの。(裏面)
嘴にフルートを咥えたマーク。(表面)

 もし、どこかでそれらしいものに触れましたら、お知らせいただければ幸いです。
メールアドレス ravenono@basil.ocn.ne.jp
電話番号 0123−36−8881
携帯電話 090−8906−9916
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2010/12/31

彼らは今どこにいるのだろう  雑感

  伊賀の里から神戸まで、連日のワークショップやライブ、影絵とのコラボの旅を無事終え、帰宅翌日の札幌市資料館のライブを終えたら様々なエピソードを数回に分けて書き込もうと思っていました。

 ところが来年のライブの打ち合わせに出かけた辺りから、怪しい風が吹き始め、会場での音合わせを終え、喫茶店で打ち合わせを終えて車に戻ると、窓ガラスが叩き割られ、演奏用のフルート20数本がバッグごと盗まれ、ジャンバーもなくなっていました。警察に通報しながら、よくよく見ると隣の外車の窓も同じように破られていました。

 演奏用に厳選したフルート達が一気に消え去ると云う事態が何を意味しているのか分かりませんが、愛用のドローンフルート2本を始め、高価なイチイ、シウリザクラ、ミズナラ、クリ、エゾヤマザクラ、イタヤカエデ、アスナロ、レッドシダー、クロエゾマツ、カラマツ、トドマツ、クルミ、北大ポプラなどなど。

 これまで生まれて来た200曲ほどの演奏曲目は、ほとんどこれらのフルートで演奏されてきました。楽しく思いで深い関西方面のワークショップやライブ、交流の時にお聞きいただいた音色たちが突然奪われてしまいました。

 自分が与えられた命の息を注ぎ続けてきた木々たちが、今どこにいるのか。それぞれがかけがえのない存在であることを、改めて感じます。警察官に金銭的価値を問われて答えに詰まりました。一曲の演奏のためだけに製作したフルートが何本もありますから、とても厳しい状況にあります。

 今回の盗難事件を知り、発見の可能性を考えて、連絡網を作ってくださった方々のご厚意を心から感謝します。
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2010/12/15

ラブフルートを追いかけて  ラブフルート

 つい最近、滋賀県と三重県と奈良県それぞれに合わせて6本のラブフルートをお送りしました。その笛たちを追いかけるように、この20日から近畿地方に出かけます。お出かけ前に、札幌での演奏が2回。戻ってすぐ、札幌市資料館で午後6時からラブフルート演奏があります。ややハードですが、木々の響きを聴いていただけるのはありがたいと思っています。

 今年の前半は、静かな感じのスタートでしたが、12月になって急に慌ただしい雰囲気を味わうことになりました。

 関西方面は、宝塚歌劇団でのラブフルートレッスン以来のお出かけです。旅立ちのリストを調べてみましたら、近畿地方には50本ほどのフルートが旅立っていました。

 今回は簡単にスケジュールを掲載します。近隣にお友達などおられましたらご案内いただけると嬉しいです。

12月18日(土) 北海道近代美術館 クリスマスコンサート 午後2時半〜
12月19日(日) カラーフェスタ 札幌テレビ塔 ラブフルート演奏 午後〜
 
12月20日(月) 三重県伊賀市 山本工房 夕方6時から〜
          ラブフルートと共に...

12月21日(火)モモの家・阪急吹田より歩5分
         http://momo-family.org/ 06・6337・8330
  夜6〜9時インディアンラブフルートで心の声と出会う
    ワークショップ、ミニコンサート
     ゲスト:おはなしばったり屋のげんとうかい
 20名 2,500円
 要予約 鹿島さゆり Ciel-Infini/sayuri@t.vodafone.ne.jp(携帯発信)
              090・6382・3201
      北口まりこ kita0618@lapis.plala.or.jp(PC発信)

12月22日(水・冬至)夜6時半〜(開場6時)
 “おはなしばったり屋”の冬至にちなんだホピのお話とげんとうかい
    ゲスト:小野昭一さんのラブフルート演奏
 約20名 1,500円+ワンドリンクオーダー(ちいさい子は無料)
要予約 アミーンズオーブン(天然酵母パン&カフェ)
      0798・70・8485
      阪急夙川・JRさくら夙川駅より歩7分
      http://www.ameensoven.com/index.html

12月23日(木・祝)秋野邸・阪急御影より東南へ歩4分
 2〜5時 ラブフルートワークショップ&ミニコンサート
 5時半〜交流会(別途1,000円)
    冬至の薬膳玄米粥&お惣菜付き
    ゲスト:おはなしばったり屋のげんとうかい
 要予約 ランド・アンド・ライフ 辰巳まで
      landandlife@r6.dion.ne.jp 080・5330・3693

 この日は午前中に個人レッスンします。1時間3,000円

12月24日(金)モダナーク・ファーム・カフェ(神戸元町・トアウエスト)
  夜7時〜9時半ごろまで
    オーガニックなお食事・飲み物・クリスマスケーキ
    ラブフルート演奏&おはなしばったり屋のげんとうかい
 2800円(こどもさんは半額)
 要予約 モダナーク 078・391・3060
       http://www.chronicle.co.jp/shop/shop_MODcafe.html
JR私鉄各線三ノ宮より歩8分、JR元町・阪神西元町より歩3分
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2010/12/13

冬の朝のひと鳴き  雑感

 行き場を失ったフルートの日記を読まれた方たちが、気を掛けてくださり、私のところに来たいと思ってるフルートはいませんか?とか、旅待ちフルートの欄に掲載してはと声をかけてくださる方もおられました。ありがたいことです。

 基本的なスタンスは、いつかどこかで再びつながることを待ち続けるということで過ごしてきました。それぞれに色んな事情や状況があるだろうから..と思うと、そっと待っているのが良いんだろうと。
 
 ただ、その事情は様々だろうと思うと、忘れたり、なかったことにした方が良いことだってあるのかもしれないと思い始めました。もし、声がかかったら、そこから新たに作り始めたっていいんじゃないかと...。

 とりあえず1年くらい待ってみるというスタンスで、次の動きをはじめようと思っています。繋がりが壊れることが、新たな繋がりにつながる。そういうことは人生にはいくらでもあるわけで、壊れなかったらこの出会いはなかったという経験はだれしもあるのではないか。

 それは自然が常に語りかけていることなのですが、人は長くこだわり続けて心を停滞させてしまう事があるのかもしれません。割り切りの早い遅いは個人差があるのでしょうが、自分の内側の状態が鮮明に浮かび上がってくれば、次のステップに向かう事になるように思います。

 壊れたストーブの日記を読んで、使ってないストーブがあるからどうぞと声をかけていただきました。ありがたく嬉しいことです。お世話になり続けているIさんの思いが何よりも心を温めてくれました。

 バードテーブルにやってくる小鳥たちが、懸命に餌を食べている姿。その印象は年ごとに変化します。色んな事に気づかせてくれます。夏も冬も身一つで生きている、それだけで感動モノです。コートも手袋もなしで、元気にやってくる彼らは凄いと思います。

 人間だって、互いに声を掛け合い、自分にできることを差し出しながら生きていくんだっ!小鳥たちの姿に感謝しながら、そんな思いを込めてひと鳴きしてみる冬の朝でした。
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2010/12/7

こわれた...  雑感

何かが壊れる。そういう流れがあって、次の何かが始まる。そんなことを、厭でも感じたり考えさせられたりしています。自宅の居間のストーブが、沈黙したまま火を付けてくれないのです。もう寒さが本格的になって来るのを待っていたかのようにです。

 予想外の出費になると思うと、どこか心も身体も落ち着かないまま小さな電気ストーブで過ごしていましたが、さすがに辛い。何とか修理しようと取り組んだものの、チカチカとエラーマークが出たまま、ピクリともしませんでした。

 やむなく、ストーブにどんなものがあって、どのくらいの価格なのか調べまわってみました。その中に、ちょっとしたパンフレットがあって、ストーブの構造説明がありました。それを見て、思うところがあって再度挑戦すること数時間。目論見通りだったのか、火が付き始めました。危うい感じではあるけれど、とりあえず凍死は免れました。おそらく近いうちにストーブのための資金が必要なのは確実です。既にガラスの部品はボロボロなのをだましだまし使って10年以上働いてくれたのですから、ありがとうです。

 これでなんとか乗り越えたと思っていたら、今度は工房のストーブの点火ができない。表示部分がまったく別の事を示して居て、何にも応えてはくれません。基板の劣化だと直感しました。しかも取り扱いをやめた某電機メーカーのストーブでしたから、無駄な抵抗は止せと判断。とにかく、工房作業が出来なくなるのは何としても避けなければということで、急きょ、安くて耐久性のあるストーブを探し回りました。

 そうこうしているうちに、今度はガス湯沸かし器が作動しなくなり、エラー続き。どちらもこの季節、なくてはならないものばかりが、立て続けに壊れていく。これはなかなか辛くて厳しい冬になってしまいました。

 今年は水道管が3度も破裂していたので、想定外の出費が続きました。泣きっ面に蜂。もうすぐ築50年になる自宅ですから、あちこち支障が出て当然なのですが、この調子だと玄関周辺の妙に沈み込んだ床が、突然抜け落ちてとどめになるのかもしれません。

 3本手にしたフルートの中の2本が割れてしまったことから、ラブフルートへの取り組みが始まった。それは、予想外の流れに繋がる出来ごとになりました。勤め人を辞め、フルートを作ったり演奏しながらの生活が始まりました。今回の壊れるサイクルが、じわじわと自分の肉体や精神の破たんに繋がるのか、それとも新しいスタンスに繋がるのか、スリル満点です。

 ひとまずは、壊れたことに捕らわれず、今日まで立派に生活を支えてくれたことに感謝です。いずれわが身そのものが壊れる時が来るのでしょうが、その時、嘆きや悲しみや恐れではなく、命を使いきった喜びと感謝で締めくくりたいものです。
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2010/12/3

再会・パープルハート  ラブフルート

 先日工房を訪ねてくださったのは名古屋からのお客さまでした。この訪問に合わせて、お友達も遠方からやってきて、楽しい交流時間になりました。

 この時、来客の手から小さなラブフルートのケースが手渡されました。パープルカラーをお望みでお作りした小さなパープルハートのラブフルートの里帰りでした。思いがけない再会となりました。旅に出るときは、少しでも荷を軽くしたいのが普通でしょう。その荷物の中に、かつて工房で育まれたフルートが入っていたのです。

 パープルハートは木の性質がやっかいで、製作した中の何本かの接着部に剥離が生じたことがありました。そのため、パープルハートのご注文者には、万が一支障が生じたら、返金もしくはリペア、最悪作り直ししますので...とお伝えしてきました。

 その事をしっかり気にとめておられて、どうなっているか気がかりかと思って一緒に旅をしてきましたとのことでした。その心遣いをとてもうれしく思いました。

 こういう方と過ごせるフルートは幸せだろうな〜と思います。勿論、フルートを手にして息を吹き込まれる本人にも豊かさがいっぱいになるでしょう。愛することが喜びを生み、喜びが愛につながる。そういう循環の中を旅する旅人との出会いもまた喜びとなって行くのだと思います。

 今も、最後のパープルハート・ラブフルートが旅立ちの準備を始めています。はてさて、この子はどんな旅をするのだろうか...。先に旅立ったフルートたちと、またどこかで再会できるのだろうか.....。

 旅はそれぞれの思いやりで繋がって行く。そんな心のつながりを、思い違いや未熟さや誤解、憤りなどで断ち切る人たちもいるとは思います。それが最後まで途絶えたままになるのか、どこかで何かに気づかれるのかわ分かりません。それもこれも含めてここで待つ。そういう場所が出来ました。

 勿論、単に再会を待つばかりではなく、ラブフルートを手にし、自分の人生との繋がりに気づかれた方々が、思いもよらぬ豊かな収穫を携えてやってくる楽しみもあります。

 旅に出たわが子が、旅先で愛され幸せにしているのを知ることは嬉しいものです。ましてや、わざわざその子を連れてやってきてくれたのですから...。こういう楽しみや喜びが、次に待つ人々のためのラブフルートに受け継がれていくのだろうと思っています。これまでにも色んな方々が、里帰りですよ〜と嬉しそうにラブフルフルートを携えて来て下さいましたが、今回はその感謝と喜びの再確認になりました。
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