(ジャカルタの天気 晴れ)
今夜は前々からナルトヨ先生から「キ・マンタプのワヤンの伴奏をするから見においで」と誘われていた。ところが数日前にトゥリス先生から別のワヤンに誘われてしまった。トゥリス先生は73歳という年齢から、体力の必要な徹夜のワヤン伴奏をめったにしていないのだが、今夜のワヤンは2時間程度の短いものなので、伴奏をするのだという。「キミはワヤンを見るのが好きだろう?」と言われ、「いえ、別のワヤンにすでに誘われているので」とも言いにくく、結局2本をハシゴすることにした。アチラもコチラも立てる作戦だ(笑)。
1本目のトゥリス先生の方のワヤンは、その晩のスポンサーのお祓い目的で行われたものだった。話が短くて、内容がよくわらかないうちに終わってしまったが、ガムラン隊にはトゥリス先生やムルヨノ先生らを含む新旧RRI奏者たちが顔をそろえ、とても贅沢なメンバー構成となっていた。
↓ボナンの名手のムルヨノ先生はボナンを、トゥリス先生はサロンを弾いていた。クンダンは若い奏者がやっていたが、トゥリス先生はクンダンが気になるのか、時々手をヒラヒラと動かして、宙でクンダンを叩いていた。
舞台も小ぢんまりとしていたが、観客も関係者だけといった感じだった。上演後、先生方に挨拶に行ったら、二人ともとても嬉しそうな顔をしてくれた。やっぱり知り合いが見に来たほうが嬉しいものなのかな。