2005/2/17
14日の夜、東京オペラシティ・コンサート・ホールで、ミシェル・コルボ指揮ローザンヌ声楽・器楽アンサンブルの演奏で、フォーレの「レクイエム」他を聴きました。
プログラム前半のビバルディの「グローリア」、ヘンデルの「主は言われた(詩篇109)」もとてもよかったけれど、やはり後半の「レクイエム」は一段とすばらしい演奏だったと思います。1972年録音のアルバムでは、ソプラノにボーイソプラノを起用して、この曲が本来持っている清澄さをより際出せる演奏となっていましたが、今回は女性ソプラノでした。ただ、独唱者にはアンサンブルの中からボーイソプラノに近い声質の女性歌手を意図的に起用したようで、サンクトゥスに続くピエ・イエズでは天上的な調べに酔いました。
この日は、奇しくもコルボの71歳の誕生日にあたり、演奏終了後のカーテンコールの際に、アンサンブルがハッピーバースディの曲を合唱・演奏し、それに聴衆も手拍子で加わってコルボを祝福しました。
カーテンコールの拍手が、アンサンブルのメンバーが舞台から退いた後もなかなか鳴り止みませんでした。僕はこの日の演奏だけでなく、長年愛聴してきたこの曲のアルバム(LPとCD)への感謝をこめて拍手を送りました。当日会場に居合わせた人たちの多くも僕と同じ気持ちだったのではないかな。
ちなみに、僕は自分の葬儀の際には、コルボによるこの曲をBGMで流して欲しいと思っています。
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