今日はちゃんと面会時間(午後2時)を過ぎてから、ダンナさまの病院に行きました。
もう一応重体患者ではないし、4人部屋でもあることだし、面会時間は守ったもうがいいと思ったので。
病室に入ったら、ダンナさまはベッドの上に起き上がっていました。
一目見途端、なんか変だなと思いました。
私を見た時の表情が、無表情なのです。
しばらくは声も出しませんでした。
私は一応、検査の結果を確認してみました。
腎臓の値は2.17まで下がっていました。
ですからそのせいではないのですが、何か変な感じなのです。
ベッドの下には、まるめたティッシュがいっぱいに落ちていました。
見ていたら、少しずつ鼻血が出ているようでしたが、それを一滴ふいてティッシュを捨てているのです。
それを何度も何度も繰り返していました。
「もったいないよ、もっと使えるよ」と言って、ティッシュを反対側に折ったりしてまた渡しました。
しばらくしたらカップに水が欲しいと言ったので、持ってきてあげました。
そしたら、歯を磨きたいというので用意をしてあげました。
そして歯を磨いて、口をゆすいだものをあける器があるのですが、その中に歯磨きのチューブが入ったままになっているのに、口から水を出しているのです。
「チューブが汚れちゃうでしょ」と言って出してあげました。
そしたらちょうど看護婦さんが来ました。
そしてダンナさまの様子を見て「あら、私、さっき、歯を磨いてあげたわよね、磨いたよね」と言っているのです。
でもダンナさまは無表情でした。
歯磨きが終わって、久しぶりにダンナさまをデールームに連れて行ってあげようと思い、車椅子を持ってきました。
で、車椅子に乗せたら、またカップを持つのです。
何かと思ったら、病室の中に水道があるのですが、そちらに連れて行ってくれと言うのです。
で、連れて行ったら、また口をゆすいでいました。
何か変。。。
ま、とりあえずデールームに行きましたが、あまり物事を喋りません。
少ししたら何か飲みたいというので、飲み物を持ってきてあげました。
そしたら、親戚の人が6人一緒にお見舞いに来てくれました。
お兄さんや弟さんが心配して、治療の経過とか、今どこが痛いかとかいろいろ聞くのですが、どうも聞かれている内容に対しての返答が、いまいちかみあっていないのです。
それでも兄弟の方は、あまり深く聞いても疲れるだろうと思って下さったのか、会話はかみあわないままでも、それ以上は聞きませんでした。
弟さんが食べ物や飲み物をたくさん買って持って来てくれました。
ダンナさまはそれを見て、みんなが話しをしている最中にも関わらず、果物のゼリーが食べたいというのです。
普段そんな時にそんな事を言う人ではないので、私はびっくりしましたが、みんなは「病人なんだから」と思ってくれているのでしょう、何も言いませんでした。
そして今度は、まだ話しが終わらないうちに、突然病室に帰ると言うのです。
これにはまたまた私もびっくりしましたが、みんなは「そうだね、あまり疲れないうちに戻ったほうがいいよ」と言ってくれて、みんなは帰り、ダンナさまは病室に戻りました。
車椅子からベッドに移ったダンナさまは、何か探し物をしているようでしたが、結局わからないままでした。
そのうちに、カーテンを開けたままで、尿瓶でオシッコをしようとしているのです。
「オシッコするなら、カーテン閉めてって言ってよ」と言って、カーテンを閉めてあげました。
しばらくしたら、点滴が終わったので看護婦さんが来てくれました。
「○○さん、今日は面会の人が来てくれたから起きていられて良かったね、いつも昼間寝てばっかりだもんね、朝ご飯が終わって、寝て起きたらもうお昼って感じだもんね」と言っていました。
水曜日に来た時とは随分感じが変わっていました。
明らかに、何か変なのです。
飲み物もたくさん買っていってあげましたが、それに対しても無表情でした。
一番変だと思ったのは、私が前日に美容院に行って、明らかに髪型が変わっているのに、そういうことにはとても敏感なダンナさまが、一言もそのことを言わなかったことです。
だから帰り際に、「美容院へ行ってきたんだよ、分かる?」と聞きましたが、それに対しても無表情でした。
家に帰って、元看護婦兼助産婦の母にそのことを話しました。
「病気が脳までいったのかな、それとも放射線の治療のせいかな、放射線治療をすると、体力落ちるからね」と母は言っていました。
明日もお休みなのでまた病院に行きますけど、何か心配です。
今日だけの出来事であることを祈ります。