朝、8時過ぎに病院に行ったら、ダンナさまは寝ていました。
食事ももう出ないので、何か食べさせてあげたいと思い、コンビニでプリンを買ってきました。
何度か呼びかけたり、ほっぺをたたいたりして起こしても全然起きないのですが、10時過ぎになんとか起こして、プリンを3分の1くらい食べました。
でも起きていても意識はもうろうとしていて、食べながら寝てしまうことも何度かありました。
「私よ、分かる?」と聞くとうなずくくらいでした。
寝かせるとまたすぐに寝てしまいました。
お昼過ぎにゆきことだんなさまが来てくれました。
「ゆきこが来てくれたよ、分かる?」と言って眼をさまさせ、ベッドごと起こしました。
「ゆきこだよ、分かる?」と聞いたらうなずいて、手を出して握っていました。
ゆきこのだんなさまのことも分かるとうなずきました。
ダンナさまが水が飲みたいと言ったので、いつものように水差しで飲ませてあげようとしたら、「自分でやる」と言ったのです。
「自分で出来ないでしょ、飲ませてあげるから」と言ったら、「お坊ちゃま(ゆきこのだんなさま)に(自分で出来るということを)みせてあげようと思って」と言うのです。
でも結局出来なくて、私が飲ませてあげました。
その最中にも寝そうになり、あとはいくら話しかけても、寝てしまうのです。
仕方がないので、ベッドを元にもどしたら、すぐにまた寝てしまいました。
しばらくしたら看護婦さんに呼ばれました。
今日は主治医の先生はお休みなのですが、部長先生(一番偉い人)がお話しがあるとの事でした。
先生はPCでいろいろなデータを見せてくれながら、「この状態では、たとえば今、亡くなられたとしても私たちは何とも言えません」とおっしゃいました。
「もう、してあげられることは何もなくなりました。あとは患者さんの苦痛を取り除いてあげるだけです。痛いと言われたら痛み止めを使うとか。今寝てばかりいるのは、痛み止めのせいもありますけど、高カルシウム血しょうとか病気のいろいろな要素で意識がもうろうとしているからです。今、患者さんが一番良い状態というのは、痛みが和らいで落ち着いて寝ていることなのです。それが一番患者さんが安心する事なのです。何か食べさせたいとか、誰かが来れば起こしたいとか、そういう気持ちは分かりますが、患者さんにはそれが苦痛になるのです。辛いとは思いますが、静かに見守ってあげて下さい」と言われました。
このまま眠り続け、意識混濁状態になり、そのまま昏睡状態になり、終末をむかえるとのお話しでした。
あと数日というニュアンスが感じられました。
すぐにダンナさまの兄弟姉妹4人に電話をしました。母にも電話を入れました。
ダンナさまの兄弟姉妹の方は、全員ご夫婦で、すぐに病院に来て下さいました。
母も来ました。
でも、ダンナさまは一度も眼を覚ますことはありませんでしたから、みんなはダンナさまの顔だけ見て、全員集まったのですからデールームでいろいろな話をして「明日、また来るから」と言って帰りました。
母は元看護婦ですから、担当の看護婦さんがいらした時に、「この痛み止めって、たとえば○○とか○○とかいう薬を使っているんですか」とわざと聞いてみたそうです。
そしたら、担当の看護婦さんは母のことを、この人は薬の知識のある人だからウソをついても仕方ないと思ったのでしょう、「モルヒネです」と応えられたそうです。
モルヒネ。。。もう最後の手段です。
私とゆきことゆきこのだんなさまは7時過ぎまでいましたが、その間結局一度も眼を覚ましませんでした。
私は眠り続けているダンナさまの頬を撫で、「帰るね、明日また来るからね」と言って帰りました。
ダンナさまが意識があるうちに逢ったのは、ゆきことゆきこのだんなさまが最後になりました。。。そうは思いたくないですが。。。
更新が遅くなったのは、今まで泣いていたからです。
本当は、更新出来る状態ではなかったのですが、更新しました。
もっと書きたいことはたぶんいっぱいあるんでしょうが、今は書ける心境ではないです。
乱文、お許し下さい。。。。。