2008/7/4
「怒り」の感情は、”期待”することから生まれる、という。 人間は、”期待”が裏切られた時に「怒る」のだという。
脳科学では、「怒り」の感情は扁頭体で生じるらしく、それをコントロールするのが、前頭葉の仕事だという。
一時の感情にまかせて行動すれば、ふつう、他人と衝突するだろうし、身内や自分自身との衝突は、取り返しのつかない事態を招くこともある。
人間は「感情の動物」とも言われる。たしかにそれは認めざるを得ないだろうけれども、それを自己コントロールできるかどうかが問題だ。
セロトニンという物質(ホルモン)が、前頭葉で不足なく分泌されるというのであれば、一時的感情もコントロールできる。
短気だったり激情的になりやすい人は、ストレスほか様々な理由でセロトニンの分泌が少ないのでは、と考えられるという。
脳で興奮物質のアドレナリンが分泌されると、本能的・感情的な行動(含:言動)の準備態勢に入る。
自分は自分の意思でいつも行動していると思いがちだが、実際は脳内物質によって左右されていることが多いのだ。
”脳のメカニズム”を知らず、対処もしないと、取り返しのつかない事件や事故に巻き込まれる可能性がある。
交通事故や事件の加害者のなかには「なぜあんな事をしたのか自分でもわからない」と語る例もある。
では、どうすればいいのか。
「ストレス」は、前頭葉での正常なセロトニン分泌を抑制してしまう。
いっぽう、セロトニンの分泌は、どういうときに起こるのか。
充足感や幸福感を感じるときを分泌される。いいかえればセロトニンが分泌されるとき、ヒトは、それらの幸福感を感じる。だから、日常、そういう”時間”をもっておく。
自分なりの「楽しみ」や「よろこび」を見つけておく。
これは、とっさに出てきたり、経験なく作れるものではない。
だとすれば、脳のシステムを知り(理解)、ふだんからエクササイズ(練習)しておくしかないといえよう。
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