2017/3/13

シンガポール再発見!  トラベル

久々のトラベルネタを。

先週、今年最初のアジア出張に出かけた。今回はタイ/バンコク、インドネシア/ジャカルタ、シンガポール、マレーシア/クアラルンプールの4都市を10日間で周るスケジュール。通常は1か国、又は多くても2か国なので、今回はかなり珍しいパターンである。この4ヵ国の中では、最近では圧倒的にジャカルタへの出張が多いが、これまでの会社人生では、恐らくシンガポールの方が多いかもしれない。タイはここ2年くらいは良く出張していて、マレーシアが一番回数が少ない(まだ通算で今回4回目)。

シンガポールでの宿泊が今回最も長かったが、初めて泊まるHotel Jen by Orchardgateway を予約。シンガポールのホテルはどこも高いが、このホテルは今回ネットでかなり安く出ていたので予約。正直あまり期待していなかったが、シャングリラホテル系列のカジュアル版だから、まあそう悪く無いだろう程度の感覚であった。

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しかし、いざチェックインしてみると、なかなか見事なホテルであることが判明。まず、立地的にオーチャード通りに面しており、ホテルの隣にはスーパーも地下に完備するショッピングモール有り。ホテルからモールに直結したエレベーターもあり、更には地下鉄Somerset駅にも直結していると言う素晴らしさ。特に観光客には嬉しい立地条件だ。

ホテル自体はショッピングモールの上層階にあり、新しい為清潔感があってキレイ。全体に明るく、ポップな印象。安いホテルはサービスも悪くなりがちだが、受付の応対も良く、またチェックイン時間前で、少し待つ羽目になったが、上層階にあるエグゼクティブ専用のラウンジでの待機をさせて貰い、チェックインもまた受付に行かずとも、ラウンジで出来てしまうから便利であった。

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部屋もホテル共用部と同様、明るくポップなデザインで統一されていて感じが良い。広さはあまり無いが、普通に1人出張で泊まるには充分な広さだ。スリッパーやアイロンなど、僕が必要とするものは全て揃うし、テレビもNHKが見られるし、意外に韓国のKBSテレビが見られるのも楽しかった(韓流ドラマとバラエティ番組を少し観賞)。

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冷蔵庫はあるのだが、過剰なミニバーにはなっておらず、各階のエレベーターホールに自販機があり、水、ジュース、スナックなどが買えるようになっていて、これで充分かと。

部屋で一番感動したのは、窓からの眺め!今回18階の部屋だったが、オーチャード通りを見渡せ、何と窓際には座布団とクッションが置かれており、窓辺ギリギリに寝そべって外の眺めを見ていると、まるで空中に浮いて寝ているかのような感覚を満喫出来るのだ。何とも癒やされる空間!

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更にこのホテル、19階にあるルーフトッププールが見事!あの有名なマリーナベイサンズの屋上庭園プールに似た雰囲気のプールがあり、周りの景色や夜景が素晴らしい。マリーナベイサンズに比べれば、規模はかなり小さいが、逆に夜はマリーナベイサンズからのレーザービームがまるでショーのように楽しめ、むしろこじんまりした感じがとても落ち着くのだ!これはなかなかの収穫であった。

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週末少し時間があったので、プールサイドでハンバーガーを食べながらプチリゾート気分を味わえたが、開放感が本当に素晴らしかった。

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シンガポールと言えば、食事はやっぱりお約束のチキンライス。ホテルから近いと言うことで、やや高いが有名なChatter Boxで早めの夕飯を食べた。相変わらずチキンライスは美味しい(でも高い(笑))。Tigerビールにも良く合うのだ。

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今回、Hotel Jen by Orchardgatewayをすっかり気に入ってしまった。また次回シンガポールに来る際は予約してみようと思う。

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2017/3/9

『ラ・ラ・ランド』は斬新なミュージカル?  映画

アカデミー賞大本命として早くから話題をさらっていたあの『ラ・ラ・ランド』が2/24から公開となり、公開翌日2/25のレイトショーを早速観に行った。

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どうやら映画の評価は賛否が分かれるらしいが、率直な感想として、結構僕の好きなタイプの映画だった。その理由を纏めてみた。

1) やり過ぎて無いミュージカル!
まずは曲がいい!しかも全てオリジナル。ミュージカルシーンとしては、まずはオープニングのLAの高速道路で繰り広げられるパフォーマンスは圧巻で、ミュージカルとして一気に期待感が高まる。また、幾つか印象的なミュージカルナンバーがあり、中でも夜景がキレイな高台で主人公の2人が踊るのはとても魅力的な演出。しかし、最初から最後までミュージカル調一色かと言えばそうでも無く、ミュージカルファンには逆に中途半端で物足りないらしい。後半はミュージカルであることをあまり意識しないくらいドラマ中心に展開されるのだが、これが逆に新鮮で、ミュージカルとしてやり過ぎて無いのが、むしろ好感が持てた。

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2) シンプルでわかりやすいストーリー
物語は至ってシンプル。女優を夢見るミアと、自分のジャズバーを経営したい夢を持つセブ。この夢見る2人はなかなかLAでチャンスに恵まれず、それぞれが挫折を味わいながら日々を過ごしていた。そんな2人が出会い、愛が芽生えるのだが、お互いの夢を実現させるにお互いの関係が障害となり、最終的に2人は別れて、夢を実現すべくそれぞれの道を歩み、実現するのであった。

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夢をそれぞれ実現出来たと言う意味ではハッピーエンドなのだが、2人は結局結ばれないので、ラブストーリーとしてはハッピーエンドとは言えないのだ。2人が上手く行くことを応援して感情移入する観客からすれば、何とも残念で、モヤモヤ感が残る結末がとても切ない。ラストシーンのミアを見送るセブの切ない表情が全てを物語っている。

3) エマ・ストーンの可愛いらしさ!
この映画の最大のポイントは、主演のエマ・ストーンがとても可愛くて魅力的なこと。『スパイダーマン』や、一昨年アカデミー作品賞をとった『バードマン』でも可愛いと思って注目していたが、今回は主役として魅力全開。あの波留にも負けない大きな瞳に吸い込まれてしまうが、時折小悪魔的な表情をするところが本当にキュート。日本人も親しみが持てる顔では無いかと思う。ちょっとリンゼイ・ローハンにも似ている。あと、かなりマニアックかもしれないが、今回の『ラ・ラ・ランド』では、彼女の背中が見えるドレスが多かったが、背中からチラッと見える肩甲骨が何とも美しく、セクシーなのだ(ちなみに、僕は鎖骨フェチ)。エマ・ストーンはこの『ラ・ラ・ランド』でアカデミー主演女優賞に輝いたのはとても嬉しかった。

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4) 舞台がLA、そして見事な色彩効果
この映画のタイトル『ラ・ラ・ランド』だが、最初は随分手抜きで安易なタイトルだなあと思ったが、実は女優やモデルを夢見る多くの人々が集まるLAを舞台にしていることと、現実から遊避した精神状態を意味しているらしく、しっかりとドラマのテーマにも合ったタイトルとなっていた。LAは夢の街でもあり、また厳しい現実を突きつけられる街でもあるのだ。また、映画全体を通して、黄色、ブルー、赤、グリーンなど原色のビビッドな色使いが印象的。エマ・ストーンが着るドレスも黄色、鮮やかなブルー、ピンク、赤などとても映えていた。

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何かと賛否両論ある映画だが、僕はあえてこの新しい感覚の映画にチャレンジしたことに拍手を送りたい!

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2017/3/5

ロボット愛が詰まった小説!『ロボット・イン・ザ・ガーデン』  小説

ある日、とある本屋の一角に可愛いポップを使って紹介されていた『ロボット・イン・ザ・ガーデン』と言う文庫本が目にとまった。

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まず、この魅力的な本屋のポップデザイン自体に興味を持った上、僕の大好きな"ロボット"をテーマにした本であったこと、そしてロボット自体もかなりレトロで可愛いデザインであったことにも惹かれて、本を手に取り、衝動買いした。

本のカバー画が、「よるくま」、「ぼく おかあさんのこと…」などで知られる人気の絵本作家・酒井駒子さんが担当して、このロボットのイラストがまた可愛くて、すっかり虜になってしまったと言うのも衝動買いの一因。やはり本のカバー画や装丁は、本を売る為の重要な要素である。

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『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は、2016年ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、英国版「ドラえもん」小説として紹介されていたが、あらすじは下記の通り。

AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に従事するアンドロイドが日々モデルチェンジする、近未来のイギリス南部の村。法廷弁護士としてバリバリ働く妻エイミーとは対照的に、仕事も家事もせず親から譲り受けた家で漫然と過ごす34歳のベン。エイミーはそんな夫に苛立ち、夫婦はもはや崩壊寸前。

ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけのロボットのタングを見つける。「四角い胴体に四角い頭」という、あまりにもレトロな風体のタング。けれど巷に溢れるアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、彼を直してやるため、作り主を探そうとアメリカに向かう。そこから、中年ダメ男と時代遅れロボットの珍道中が始まった……。

作者は、イギリス人のデボラ・インストールと言う作家。よって、これは洋書ベストセラーの日本語訳である。

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突然庭に現われた時代遅れのロボット、タングとの関わりによって、中年ダメ男である主人公のベンが、自分の人生やこれまでの結婚生活を振り返り、自分を取り戻し、再生されて行く成長物語。壊れかけているタングを直してあげる為、自宅のイギリスから、アメリカ/LA~ヒューストン、東京、そしてパラオをベンとタングが珍道中するロードムービーみたいな要素がとても楽しく、特にパラオではかなりドラマチックでハラハラした展開もあり、道中かなり個性的な人々との出逢いを繰り返しながら、ベンとタングの絆が深まって行く様子が見事に描かれている。ロードムービーと書いたが、まさに映画化したら絶対に面白くなるストーリー展開だ。ベルリン国際映画祭で"映画化したい一冊"に選ばれたと言うのも納得である。

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タングが常に子供のようにピュアで、純粋で可愛らしく、レトロな外観ながら、他のアンドロイドには無い、秘められた高性能~ある種の人間らしさ~を持っている設定が見事なギャップを産み出しており、何とも愛おしい作品である。「とにかくタングがかわいい!」と世界中の読者を虜にしている物語である。

中盤までのドラマチックなロードムービー展開で、タングは最後に一体どうなってしまうのだろう、とかなり不安になるのだが、ベンとタングがイギリスの自宅に戻った終盤は、ベンとエイミーの再生物語が中心となり、最後は穏やかなハッピーエンドで終わるのがとても良かった。映画的に盛り上がるには、タングには何かが起こったり、タングを永遠に手放してしまうような悲しい展開にして、ドラマチックにしがちだが、そうならないのが個人的にはとても良かったと思う。

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ベンが、一度別れた妻のエイミーとの新しい関係を構築し始め、明るい期待感を残して終わるが、そこにタングの存在がしっかりと組み込まれて行くであろうことが明示されるのが何とも嬉しい。旅によって、ベンにとってかけがえの無い存在になったタングが、やがてエイミーにとってもかけがえの無い存在になって行くが、二人の関係性の中でタングが果たす役割の大きさが上手く表現されている。最後は何とも幸せな"余韻"があり、その後を描く続編を期待したくなってしまった。

多くの読者がコメントしているが、僕も読み終わった後すっかり"タングロス"になってしまった。タングは子供のようでもあり、可愛いペットのような存在でもあり、まさにタングを愛おしく感じる、オススメのロボット物語、そして人間の成長物語であった。
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2017/3/1

新しいロックサウンド、『INABA/SALAS』  音楽

B'zの稲葉浩志が、長年付き合いのあるスティービーサラスとのコラボで新しいアルバム、『Chubby Groove』をリリースした。

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僕はB'zが好きだが、正直に言えば、最近B'zもかなりマンネリ化していたと思うし、稲葉浩志も、松本孝弘もそれぞれソロアルバムを出してきたが、イマイチパッとしないと言う感覚があった。しかし、今回の『INABA/SALAS』はとても新しいロックアルバムとして我々に届けられ、そのキラキラした、とても斬新なサウンドが魅力だ。作詞は全て稲葉浩志が担当し、作曲は全てスティービーサラスが担当。

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スティービーによるキレのあるギターサウンドの洋楽ロックに、稲葉が日本語によるパワフルな歌詞を付けた感覚だが、曲も洋楽ロックとは言え、日本人にも実に耳触りのいい味付けがされている。松本孝弘が作曲するB'zサウンドとはまた違うし、ギターの響きも全然違うのが何とも新鮮だ。

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収録曲は下記全12曲。どの曲もキャッチーで全てがシングルかのようなクオリティに仕上がっている。良く聴くと、かなり細部にまで作り込まれていることにも気付く。

01. SAYONARA RIVER
02. OVERDRIVE
03. WABISABI
04. AISHI-AISARE
05. シラセ
06. ERROR MESSAGE
07. NISHI-HIGASHI
08. 苦悩の果てのそれも答えのひとつ
09. MARIE
10. BLINK
11. MY HEART YOUR HEART
12. TROPHY

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この中で、ロックのノリの良さでは、『SAYONARA RIVER 』、『OVERDRIVE』、『AISHI-AISARE』、『NISHI-HIGASHI』、『苦悩の果てのそれも答えのひとつ』、『MARIE』が特に気に入っているが、バラードとしては『BLINK』と『MY HEART YOUR HEART』もなかなかの秀作だ。

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アルバムを通して飽きさせないラインアップだし、全体の曲順や流れも上手く出来ている。また新たな稲葉浩志の可能性を感じさせる良いアルバムであった。
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2017/2/18

魅惑のオリジナリティー『Suchmos』!  音楽

最近、『Suchmos』と言うバンドがブレイクしている。昨年シングル『Mint』と『Stay Tune』がヒットしたが、『Stay Tune』はホンダのCMにも起用されているから、聴いたことがある人も多いだろう。今は、シングル『A.G.I.T.』がヒット中だが、哀愁漂うメロディーが癖になる曲だ。

まずは、ジャケットがとてもセンスが良くてオシャレ。思わずジャケ買いしたくなるカッコ良さだ。レコードを買っていた昔であれば、思わずインテリアとして部屋にディスプレイしたくなるようなジャケットだ。

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サウンド的には、Acid JazzにHip Hopを融合した感じなどと世間では言われているが、個人的にはまったりし過ぎないJazz感と、激し過ぎないLight Pop感が絶妙にコラボしている感覚。BGMとして、どこかのBarやCafeで流れていそうな邪魔にならないサウンドだが、かと言って単なるBGMほど単調でも無い。アルバム全体に統一感があるが、かと言って必ずしも同じような曲ばっかりで退屈と言うわけでも無い。このオリジナリティーがなかなか他のバンドには出せない味わいをもたらしている。とてもお勧めのアルバムだ。

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昨今3人から5人くらいの編成となるロックバンドは多い。[Alexandros]、RADWIMPS、One OK Rockなどが今人気だが、Sachmosは彼らとも全く違う雰囲気を醸し出している6人バンドだ。みんな神奈川県出身で、その落ち着いたサウンドからは意外なくらいに若いメンバーである(24-5歳くらい)。ジャミロクアイやマルーン5などを聴いて育ったらしく、曲風にその影響が見て取れるのも面白い。ボーカルのYonceの声も聴きやすく、好感が持てる。

アルバム収録曲は下記全11曲。

1. A.G.I.T.
2. STAY TUNE
3. PINKVIBES
4. TOBACCO
5. SNOOZE
6. DUMBO
7. INTERLUDE S.G.S.4
8. MINT
9. SEAWEED
10. ARE WE ALONE
11. BODY

このアルバムからのシングルヒット3曲、『A.G.I.T.』、『STAY TUNE』、『MINT』以外の曲も、味があってなかなか良い。7曲目のインストルメンタル曲『INTERLUDE S.G.S.4』も美しいメロディーがかなり気に入ってる。また、『PINKVIBES』はグルーヴ感が効いていて、シングルクオリティ曲である。

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このセカンドアルバム『The Kids』があまりにも気に入ったので、2015年にリリースされたファーストアルバム、『The Bay』もダウンロードしたが、これがまた『The Kids』に引けを取らない素晴らしいアルバムで、全体のバランスも見事。こちらもアルバムジャケットがカッコいいし、2枚のアルバムジャケットは統一感があるのもまたいいのだ。

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収録曲は下記12曲。

1. YMM
2. GAGA
3. Miree
4. GIRL feat.呂布
5. Get Lady
6. Burn
7. S.G.S
8. Armstrong
9. Alright
10. Fallin’
11. Pacific
12. Miree BAY ver.

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この中では、特に『Armstrong』がキレのあるジャズっぽい曲でカッコいいし、『Alright』もメロディアスで聴き心地が良い。『Miree』はフュージョン系のミディアムバラード曲だが、アルバムには2バージョン収録されている。どちらのバージョンも爽やかで気持ち良い仕上がりだ。

セカンドアルバムのヒットで、更に彼らの認知度が広がったが、僕のようにファーストアルバムを買う人もかなり多いようだ。Suchmosのこれからの活躍が楽しみである。
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2017/2/12

ティム・バートンの奇妙な新作!『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』  映画

奇才ティム・バートン監督の新作、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』が2/3から公開となった。全米では昨年9月から公開されているので丁度半年遅れの公開である。

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僕はティム・バートン監督の作品はかなり好きで、彼しか描けない、ダークで奇妙ながら愛も詰まっている、あの独創的世界観にはいつも脱帽である。

バートン監督作品は、これまでにも『ピーウィーの大冒険』から始まり、『バットマン』、『シザーハンズ』、『マーズアタック』、『猿の惑星』、『チャーリーとチョコレート工場』、『不思議の国のアリス』、『スリーピーホロウ』、『ダークシャドウ』、『ビッグアイズ』、アニメでは、『ナイトメアビフォアクリスマス』、『コープスブライド』、『フランケンウィニー』など、ヘンテコで秀逸なダークファンタジーを数多く観てきたが、今回の新作も楽しみにしていた。

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『ミスペレ』は、2013年に公開された可笑しな吸血鬼の物語であった『ダークシャドウ』よりは明るくて、スケール感もありそうな作品だったので、観る前から期待が膨らんでいた。そして、主演も『ダークシャドウ』に続いて、エヴァ・グリーンを起用。最近はすっかりティム・バートンのお気に入り女優になったようだ。

僕は『007/カジノロワイヤル』でボンドガールを演じたエヴァ・グリーンを観て以来彼女のファンになったが、あの長方形で美しい目と、ヨーロッパの香りを漂わせる独特な色気と気品が大好きなのである。

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『ミスペレ』は、ランサム・リグズによる全米ベストセラー小説「ハヤブサが守る家」を映画化した作品で、人とは異なる奇妙な能力を持った子どもたちを描いたミステリアス&ダークファンタジーとなっている。

物語だが、周囲になじめない孤独な少年ジェイクは、唯一の理解者だった祖父の遺言に従い、イギリスウェールズにある島に行き、森の奥にある古めかしい屋敷を見つける。そこには、美しくも厳格な女性ミス・ペレグリンの保護のもと、空中浮遊能力を持つ少女や透明人間の男の子、体内に大量の蜂を飼う男の子、熱を発する少女、常に無口な双子といった、奇妙な子どもたちが暮らしていた。

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相変わらずティム・バートンらしい奇妙な設定で、きみょ可愛い子供達を始め、たくさんのマニアックなキャラクターたちが登場する。主人公ジェイク役は「ヒューゴの不思議な発明」で知られるエイサ・バターフィールドが演じているが、なかなか良い味を出しているし、空中浮遊少女エマを演じているエラ・パーネルとのラブストーリーも見所である。エマもかなり可愛いくて魅力的なキャラクターであった。

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不気味な悪役のバロンをサミュエルLジャクソンが見事なハマり役。ジェイクと子供たちが団結し、それぞれが自分の特殊能力を駆使してバロンに立ち向かう姿は、まるでアベンジャーズかファンタスティック4のような楽しさがある。

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映画を観た感想は、"またもや、ティム・バートンにすっかりやられた!"といった感じで、相変わらずの独創的なティム・バートンワールドにグイグイ引き込まれてしまった。とても満足のいく面白い映画であった。

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2017/2/8

オヤジもハマる漫画、『からかい上手の高木さん』  漫画/アニメ

ある情報雑誌で、『からかい上手の高木さん』と言う漫画が紹介されていた。一見少女漫画のようでもあるが、実際には男性が描いている少年漫画。

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今まで全く知らなかったのだが、小学館の少年漫画雑誌である『ゲッサン』で、2016年8月号から定期掲載となっているらしいが、それまでは『ゲッサン』の付録であるゲッサンminiで2013年から連載していたらしい。これが単行本化されていて大ヒットしているようで、現在第4巻まで発売されており、2/10に第5巻が発売される予定だ。

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この漫画は、中学校の同級生同士である「西片くん」と「高木さん」のやりとりを描くラブコメディー。高木さんが西片くんをからかい、西片くんが高木さんに仕返しをしようとするが、高木さんはそれを上手くかわしてしまう、という2人の関係性を軸に、西片くんの視点から描かれている。しかし、高木さんのからかい方が可愛くて、西片君への"愛"が感じられる内容がとてもいいのだ。もちろんハッキリ言うわけでは無く、ちょっとドキっとするようなことを軽く言っては西片君を困らせて楽しんでいるのだが、何だかこのもどかしくも愛おしい二人の関係が微笑ましくて笑えてしまうのだ(笑)。

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高木さんの方が明らかに上手で、精神的にも西片君より大人だ。大体中学生だと、女子の方がアホ男子よりも先に精神的にも大人になるが、まさにそう言った思春期に差し掛かった男女を日常をあるあるなネタ満載で楽しく描いている漫画なのだ。

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高木さんがなかなか可愛いドSキャラ。西片君は高木さんにからかわれているのを何とかやり返して高木さんをギャフンと言わせたいのだが、実はかなりのドMでは無いかと思う。高木さんにマンマとからかわれて結構実は幸せなんじゃ無いかと言う感じなのだ。また、こんな可愛い高木さんなら、からかわれてもいいかも!と世のオジサンたちの妄想は膨らむわけだ。高木さんも、西片君が風邪ひいてたり、体調が悪い時はからかうのを控えるというしおらしい一面も見せる。何とも爽やかで且つ、新しいスタイルの萌えキュン漫画なのだ。

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軽く読めて全く害も無い、とてもオススメな漫画である。

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2017/2/1

僕の好きなヒッチコック映画ベスト5!  映画

昨年12月に出版された新しいヒッチコック映画解説本、『ヒッチコック映画読本』を購入した。映画評論家の山田宏一による本だが、山田宏一と言えばヒッチコック映画のバイブルである『ヒッチコック/映画術』を蓮實重彦と共に翻訳しており、他にも多くのヒッチコック解説本を出版していることでも知られている。

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僕は大学の卒論でヒッチコックを取り上げたほど、かなり昔からのヒッチコック映画ファンなのだが、多くのヒッチコック関連書物を所有している。長い年月の中でかなり蓄積されて行ったが、今回久しぶりにまた新たな一冊がコレクションに加わった。

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『ヒッチコック映画読本』は、改めてヒッチコック映画をテーマや年代ごとにまとめてわかりやすく解説しており、他の映画評論家との過去の対談なども盛り込まれており、ヒッチコックファンとしては充実した、面白い内容だ。

先月、ミニシアターで『ヒッチコック/トリュフォー』を観てから、また久々にヒッチコックブームになり、今回本を買って読むに至ったのだろう。またヒッチコック映画がむしょうに観たくなり、持っているDVD(ヒッチコック映画全51本の内、約40本のDVDを所有している)を幾つか引っ張りだして、最近また久しぶりに観賞しているが、ここ最近『疑惑の影』、『ロープ』、『めまい』の3作を観賞した。

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ここで改めて、僕の好きなヒッチコック映画ベスト5を好きな順で寸評と共に紹介したい。

第1位: 裏窓
間違いなく僕にとってのNo.1ヒッチコック映画。大好きなグレース・ケリーの魅力が開花した作品としても特筆に値する。アパートの一室から中庭を挟んで見えるアパート内に舞台が限定されているかなり地味な設定だからこそ、逆にグレース・ケリーの華やかさ、美しさと、『ロープ』、『救命艇』、『ダイヤルMを廻せ』で見せたヒッチコック流の密室系サスペンスがより一層冴え渡る最高傑作。ファンや批評家の間でも人気の高い作品である。

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第2位: 鳥
その後ブームとなる動物物パニック映画の先駆的な映画。ショック度合いでは『サイコ』の方が強烈だが、この作品は僕が小学生の頃アメリカで初めて観たヒッチコック映画として、深く印象が残っている作品なので第2位。伏線を張りながら観客をジワジワと恐怖へと追い込んでいくサスペンスの重ね方は完璧としか言いようが無い。『サイコ』そして『鳥』と続くこの時期のヒッチコックは、間違い無く映画人生における最後にしてピークとして映画史に名を刻んだ。

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第3位: めまい
ヒッチコック映画の中で最も甘くて切ないラブサスペンス。美しい金髪とブルネットの二役を見事に演じたキム・ノバックの代表作にもなったが、ヒッチコックのグレース・ケリーへの忘れられない想いがキム・ノバックに投影された、極めて私的でマニアックな作品でもある。僕の大好きな街サンフランシスコを舞台にしている点でも見所満載。

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第4位: サイコ
主人公と思われていた女性が、映画の前半でいきなり殺害されてしまうショッキングな展開と、予想もしない衝撃の結末で観客の度肝を抜いたサイコスリラーの金字塔。ヒッチコックのそれまでの洗練されたサスペンススリラーとは全く変え、遊びやユーモアを一切排除し、特にあの映画史に残る有名なシャワーでの殺害シーンは強烈な爪痕を残した。映画の宣伝方法も斬新であった。

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第5位: 北北西に進路を取れ
ヒッチコックの18番である"巻き込まれ型サスペンス"の集大成にして最高傑作であり、初期イギリス時代の『暗殺者の家』や初期アメリカ時代の『海外特派員』の、ある意味リメイク的な作品。ヒッチコックが好んで起用したケイリー・グラント主演で、彼の代表作の一つとなった。スパイ映画としては、007的なオシャレさと楽しさと、アメリカの有名な観光地でのロケとスケール感も見逃せ無い。

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これ以外にも、『海外特派員』、『疑惑の影』、『汚名』、『見知らぬ乗客』、『泥棒成金』、『ダイヤルMを廻せ』、『知りすぎていた男』など、人々を魅了した多くの傑作サスペンスをこの世に残した。

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これからまたじっくりと、ヒッチコック作品の数々をDVDで堪能してみたい。あまり細かく観てこなかった作品も含めて、改めて観返してみたい。
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2017/1/28

SKY-HIのニューアルバム!  音楽

SKY-HI(AAAの日高光啓)のソロニューアルバム、『OLIVE』が今月リリースされた。昨年始めにリリースされたアルバム『カタルシス』以来1年ぶりのアルバムである。

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前作『カタルシス』はその素晴らしい内容に驚いたが、今回の『OLIVE』も楽しみにしていた。

『カタルシス』は、タイトルが正に『語る死す』と言うだけあって、"死"をテーマにしたやや暗めなコンセプトが色濃く出ていたアルバムだったが、今回の『Olive』は、一転して"生きる"をテーマにした、とても明るいアルバム。全曲からポジティブなエネルギーが漲っているのが印象的だ。ラップのキレには更に磨きがかかっている。

アルバムジャケットデザインからしても、その明るさ、ポジティブさが伝わってくるのがお分かり頂けるかと思う。カラーも生の息吹きを表すグリーンで爽やかに統一されている。

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アルバムには下記全15曲を収録。最後の2曲は『カタルシス』に収録された曲のライブ版。

1.リインカーネーション
2.BIG PARADE
3.Double Down
4.Stray Cat
5.十七歳
6.明日晴れたら
7.アドベンチャー
8.Walking on Water
9.How Much??
10.創始創愛
11.Over the Moon
12.クロノグラフ
13.ナナイロホリデー
14. Ms. Liberty (ライブ)
15. F-3 (ライブ)

どの曲もラップとポップなメロディの融合が素晴らしく、各曲のクオリティがとても高いが、まず印象的なのが最初の2曲、『リインカーネーション』と『BIG PARADE』。リインカーネーションはまさにタイトルの通り輪廻転生をテーマにした曲。また、BIG PARADEも、人生何度でもやり直せる!という未来に向けたポジティブな応援歌となっている。この2曲がアルバム全体の明るいトーンを設定している。

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シングルとしてリリースされていた3曲目の『Double Down』はノリノリのダンスミュージックだが、途中の間奏部分で突然、南国リゾートの香りがするメロウなメロディが流れるのがとても心地良く、"SKY-HI、やるなあ!"と思わず感心してしまった。

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5曲目の『十七歳』は、アルバムの中で一番気に入っている曲。SKY-HIの実体験をベースにしているのかわからないが、落ちこぼれの高校生と新人女教師の淡く切ない恋物語が語られる。この物語展開がとても感動的で、ついつい歌詞に聴き入ってしまう一曲だ。

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『明日晴れたら』、『クロノグラフ』、『ナナイロホリデー』の3曲もシングル曲だが、どの曲もシングルに相応しいハイクオリティな王道ポップス。特に『明日晴れたら』と『ナナイロホリデー』は底抜けに明るく、キャッチーなポップチューンで、ラップも主張し過ぎないで、見事に曲に溶け込んでいるのだ。さすがSKY-HI!とまた思わず感動してしまった。見事である。

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今年はまだ始まったばかりだが、早くも今年No.1アルバム候補に巡り合ってしまったな、と思える傑作アルバムであった。暫くはSKY-HIの世界観を満喫したい!

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2017/1/22

マイホームグランド!『田園都市線 青葉台』  好きな場所

僕の実家がある田園都市線の青葉台は、今でも大好きな町である。小学3年生から住み始め、小学生時代、中学時代、そして大学時代から社会人になってからも青葉台に住んでいたが、自分にとっては一番長く住んでいた場所なので、とても馴染み深く、居心地の良い"地元"なのである。たまプラーザに住む今でも、週末になると、きなこを連れて良く青葉台を散歩をしている。

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元々田園都市線の急行停車駅でもあった青葉台は、東京のベッドタウンとして、沿線でも一番早くから発展した町だ。商店街は今でも田園都市線の中では一番充実しているし、駅ビル化されたのも青葉台駅が最初だったのでは無いかと思う。今では駅ビル、モール化されたたまプラーザの存在が大きいが、僕が青葉台に住み始めた当時、たまプラーザは青葉台と比べものにならないくらいの田舎であった。しかし、あの『金妻』が流行ってからたまプラーザが一気に注目を浴びたのだ。

青葉台駅はその昔、駅の東口には釣り堀があり、西口のバスロータリーには冴えない小さな本屋、公衆トイレ、ケンタッキーフライドチキンなどがあった。今でもバスロータリーは健在だし、駅前一等地に建つ公団団地もそのままで今も多少当時の面影を偲ぶことが出来るが、駅自体は東急スクエアとして、立派な駅ビルに生まれ変わった。

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青葉台駅から西方面、僕の実家があるたちばな台まで伸びる長い商店街は、今も昔も変わらず賑わっているが、個々の店はかなり入れ替わっている。最近でも、きなこを連れて車で桜台の生協近くのコインパーキングに車を停めて、きなこと商店街を歩いているが、いつも何かの新たな発見がある。ここでは昔に思いを馳せながら、商店街を振り返ってみたい。

昔から良く立ち寄っていたミトミスポーツは今でも健在。

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残念ながら、おもちゃのジャンボはもう無い。

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僕が大学時代にバイトしていたアパレルショップのフリーウェイは、周りの店め、かなり前にすっかり入れ替わってしまった。隣にあった茶月や美容室レオンも無くなってしまった。

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良くレコードやCDを買っていた山響楽器はまだあるが、今はCDなどは売っていない。

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今でも良く利用しているのが、桜台にあるメープル菓子店。ここの生クリームたっぷりなシュークリームが今でも大好きだ。

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パン屋さんのコペも驚くほど昔から変わっていない。

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ジーンズ屋さんのYUBOは無くなってしまい、今ではクリーニング屋さんに。

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クワガタや釣りエサを良く買っていた桜台のペットショップはまだあるが、あの店長と奥さんはまだ元気なのだろうか?

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水泳で通っていたピープルはあるが、かなり前にKONAMIスポーツジムに変わっている。

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中学生時代に通っていた塾の国立学院予備校は今では早稲田アカデミーになっている。

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桜台で良く立ち寄っていたコクボ文具店も今は無し。

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僕の同級生がお店を引き継いでいるアオデンは昔から変わらず。

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寿司亀は自転車屋さんになり、向かいのデイリーヤマザキは眼鏡市場に。

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当時通っていた懐かしの母校、みたけ台中学校。バスケ部時代に、練習で学校の周りをいっぱい走らされたものだ。

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こうしてみると、色々と変わっている場所もあれば、変わっていない懐かしい場所も点在しており、それを探すのが結構楽しい。青葉台はやっぱり僕にとって永遠のホームグランドであり、とても安らぐ町である。
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