2017/2/18

魅惑のオリジナリティー『Suchmos』!  音楽

最近、『Suchmos』と言うバンドがブレイクしている。昨年シングル『Mint』と『Stay Tune』がヒットしたが、『Stay Tune』はホンダのCMにも起用されているから、聴いたことがある人も多いだろう。今は、シングル『A.G.I.T.』がヒット中だが、哀愁漂うメロディーが癖になる曲だ。

まずは、ジャケットがとてもセンスが良くてオシャレ。思わずジャケ買いしたくなるカッコ良さだ。レコードを買っていた昔であれば、思わずインテリアとして部屋にディスプレイしたくなるようなジャケットだ。

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サウンド的には、Acid JazzにHip Hopを融合した感じなどと世間では言われているが、個人的にはまったりし過ぎないJazz感と、激し過ぎないLight Pop感が絶妙にコラボしている感覚。BGMとして、どこかのBarやCafeで流れていそうな邪魔にならないサウンドだが、かと言って単なるBGMほど単調でも無い。アルバム全体に統一感があるが、かと言って必ずしも同じような曲ばっかりで退屈と言うわけでも無い。このオリジナリティーがなかなか他のバンドには出せない味わいをもたらしている。とてもお勧めのアルバムだ。

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昨今3人から5人くらいの編成となるロックバンドは多い。[Alexandros]、RADWIMPS、One OK Rockなどが今人気だが、Sachmosは彼らとも全く違う雰囲気を醸し出している6人バンドだ。みんな神奈川県出身で、その落ち着いたサウンドからは意外なくらいに若いメンバーである(24-5歳くらい)。ジャミロクアイやマルーン5などを聴いて育ったらしく、曲風にその影響が見て取れるのも面白い。ボーカルのYonceの声も聴きやすく、好感が持てる。

アルバム収録曲は下記全11曲。

1. A.G.I.T.
2. STAY TUNE
3. PINKVIBES
4. TOBACCO
5. SNOOZE
6. DUMBO
7. INTERLUDE S.G.S.4
8. MINT
9. SEAWEED
10. ARE WE ALONE
11. BODY

このアルバムからのシングルヒット3曲、『A.G.I.T.』、『STAY TUNE』、『MINT』以外の曲も、味があってなかなか良い。7曲目のインストルメンタル曲『INTERLUDE S.G.S.4』も美しいメロディーがかなり気に入ってる。また、『PINKVIBES』はグルーヴ感が効いていて、シングルクオリティ曲である。

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このセカンドアルバム『The Kids』があまりにも気に入ったので、2015年にリリースされたファーストアルバム、『The Bay』もダウンロードしたが、これがまた『The Kids』に引けを取らない素晴らしいアルバムで、全体のバランスも見事。こちらもアルバムジャケットがカッコいいし、2枚のアルバムジャケットは統一感があるのもまたいいのだ。

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収録曲は下記12曲。

1. YMM
2. GAGA
3. Miree
4. GIRL feat.呂布
5. Get Lady
6. Burn
7. S.G.S
8. Armstrong
9. Alright
10. Fallin’
11. Pacific
12. Miree BAY ver.

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この中では、特に『Armstrong』がキレのあるジャズっぽい曲でカッコいいし、『Alright』もメロディアスで聴き心地が良い。『Miree』はフュージョン系のミディアムバラード曲だが、アルバムには2バージョン収録されている。どちらのバージョンも爽やかで気持ち良い仕上がりだ。

セカンドアルバムのヒットで、更に彼らの認知度が広がったが、僕のようにファーストアルバムを買う人もかなり多いようだ。Suchmosのこれからの活躍が楽しみである。
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2017/2/12

ティム・バートンの奇妙な新作!『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』  映画

奇才ティム・バートン監督の新作、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』が2/3から公開となった。全米では昨年9月から公開されているので丁度半年遅れの公開である。

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僕はティム・バートン監督の作品はかなり好きで、彼しか描けない、ダークで奇妙ながら愛も詰まっている、あの独創的世界観にはいつも脱帽である。

バートン監督作品は、これまでにも『ピーウィーの大冒険』から始まり、『バットマン』、『シザーハンズ』、『マーズアタック』、『猿の惑星』、『チャーリーとチョコレート工場』、『不思議の国のアリス』、『スリーピーホロウ』、『ダークシャドウ』、『ビッグアイズ』、アニメでは、『ナイトメアビフォアクリスマス』、『コープスブライド』、『フランケンウィニー』など、ヘンテコで秀逸なダークファンタジーを数多く観てきたが、今回の新作も楽しみにしていた。

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『ミスペレ』は、2013年に公開された可笑しな吸血鬼の物語であった『ダークシャドウ』よりは明るくて、スケール感もありそうな作品だったので、観る前から期待が膨らんでいた。そして、主演も『ダークシャドウ』に続いて、エヴァ・グリーンを起用。最近はすっかりティム・バートンのお気に入り女優になったようだ。

僕は『007/カジノロワイヤル』でボンドガールを演じたエヴァ・グリーンを観て以来彼女のファンになったが、あの長方形で美しい目と、ヨーロッパの香りを漂わせる独特な色気と気品が大好きなのである。

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『ミスペレ』は、ランサム・リグズによる全米ベストセラー小説「ハヤブサが守る家」を映画化した作品で、人とは異なる奇妙な能力を持った子どもたちを描いたミステリアス&ダークファンタジーとなっている。

物語だが、周囲になじめない孤独な少年ジェイクは、唯一の理解者だった祖父の遺言に従い、イギリスウェールズにある島に行き、森の奥にある古めかしい屋敷を見つける。そこには、美しくも厳格な女性ミス・ペレグリンの保護のもと、空中浮遊能力を持つ少女や透明人間の男の子、体内に大量の蜂を飼う男の子、熱を発する少女、常に無口な双子といった、奇妙な子どもたちが暮らしていた。

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相変わらずティム・バートンらしい奇妙な設定で、きみょ可愛い子供達を始め、たくさんのマニアックなキャラクターたちが登場する。主人公ジェイク役は「ヒューゴの不思議な発明」で知られるエイサ・バターフィールドが演じているが、なかなか良い味を出しているし、空中浮遊少女エマを演じているエラ・パーネルとのラブストーリーも見所である。エマもかなり可愛いくて魅力的なキャラクターであった。

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不気味な悪役のバロンをサミュエルLジャクソンが見事なハマり役。ジェイクと子供たちが団結し、それぞれが自分の特殊能力を駆使してバロンに立ち向かう姿は、まるでアベンジャーズかファンタスティック4のような楽しさがある。

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映画を観た感想は、"またもや、ティム・バートンにすっかりやられた!"といった感じで、相変わらずの独創的なティム・バートンワールドにグイグイ引き込まれてしまった。とても満足のいく面白い映画であった。

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2017/2/8

オヤジもハマる漫画、『からかい上手の高木さん』  漫画/アニメ

ある情報雑誌で、『からかい上手の高木さん』と言う漫画が紹介されていた。一見少女漫画のようでもあるが、実際には男性が描いている少年漫画。

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今まで全く知らなかったのだが、小学館の少年漫画雑誌である『ゲッサン』で、2016年8月号から定期掲載となっているらしいが、それまでは『ゲッサン』の付録であるゲッサンminiで2013年から連載していたらしい。これが単行本化されていて大ヒットしているようで、現在第4巻まで発売されており、2/10に第5巻が発売される予定だ。

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この漫画は、中学校の同級生同士である「西片くん」と「高木さん」のやりとりを描くラブコメディー。高木さんが西片くんをからかい、西片くんが高木さんに仕返しをしようとするが、高木さんはそれを上手くかわしてしまう、という2人の関係性を軸に、西片くんの視点から描かれている。しかし、高木さんのからかい方が可愛くて、西片君への"愛"が感じられる内容がとてもいいのだ。もちろんハッキリ言うわけでは無く、ちょっとドキっとするようなことを軽く言っては西片君を困らせて楽しんでいるのだが、何だかこのもどかしくも愛おしい二人の関係が微笑ましくて笑えてしまうのだ(笑)。

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高木さんの方が明らかに上手で、精神的にも西片君より大人だ。大体中学生だと、女子の方がアホ男子よりも先に精神的にも大人になるが、まさにそう言った思春期に差し掛かった男女を日常をあるあるなネタ満載で楽しく描いている漫画なのだ。

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高木さんがなかなか可愛いドSキャラ。西片君は高木さんにからかわれているのを何とかやり返して高木さんをギャフンと言わせたいのだが、実はかなりのドMでは無いかと思う。高木さんにマンマとからかわれて結構実は幸せなんじゃ無いかと言う感じなのだ。また、こんな可愛い高木さんなら、からかわれてもいいかも!と世のオジサンたちの妄想は膨らむわけだ。高木さんも、西片君が風邪ひいてたり、体調が悪い時はからかうのを控えるというしおらしい一面も見せる。何とも爽やかで且つ、新しいスタイルの萌えキュン漫画なのだ。

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軽く読めて全く害も無い、とてもオススメな漫画である。

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2017/2/1

僕の好きなヒッチコック映画ベスト5!  映画

昨年12月に出版された新しいヒッチコック映画解説本、『ヒッチコック映画読本』を購入した。映画評論家の山田宏一による本だが、山田宏一と言えばヒッチコック映画のバイブルである『ヒッチコック/映画術』を蓮實重彦と共に翻訳しており、他にも多くのヒッチコック解説本を出版していることでも知られている。

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僕は大学の卒論でヒッチコックを取り上げたほど、かなり昔からのヒッチコック映画ファンなのだが、多くのヒッチコック関連書物を所有している。長い年月の中でかなり蓄積されて行ったが、今回久しぶりにまた新たな一冊がコレクションに加わった。

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『ヒッチコック映画読本』は、改めてヒッチコック映画をテーマや年代ごとにまとめてわかりやすく解説しており、他の映画評論家との過去の対談なども盛り込まれており、ヒッチコックファンとしては充実した、面白い内容だ。

先月、ミニシアターで『ヒッチコック/トリュフォー』を観てから、また久々にヒッチコックブームになり、今回本を買って読むに至ったのだろう。またヒッチコック映画がむしょうに観たくなり、持っているDVD(ヒッチコック映画全51本の内、約40本のDVDを所有している)を幾つか引っ張りだして、最近また久しぶりに観賞しているが、ここ最近『疑惑の影』、『ロープ』、『めまい』の3作を観賞した。

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ここで改めて、僕の好きなヒッチコック映画ベスト5を好きな順で寸評と共に紹介したい。

第1位: 裏窓
間違いなく僕にとってのNo.1ヒッチコック映画。大好きなグレース・ケリーの魅力が開花した作品としても特筆に値する。アパートの一室から中庭を挟んで見えるアパート内に舞台が限定されているかなり地味な設定だからこそ、逆にグレース・ケリーの華やかさ、美しさと、『ロープ』、『救命艇』、『ダイヤルMを廻せ』で見せたヒッチコック流の密室系サスペンスがより一層冴え渡る最高傑作。ファンや批評家の間でも人気の高い作品である。

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第2位: 鳥
その後ブームとなる動物物パニック映画の先駆的な映画。ショック度合いでは『サイコ』の方が強烈だが、この作品は僕が小学生の頃アメリカで初めて観たヒッチコック映画として、深く印象が残っている作品なので第2位。伏線を張りながら観客をジワジワと恐怖へと追い込んでいくサスペンスの重ね方は完璧としか言いようが無い。『サイコ』そして『鳥』と続くこの時期のヒッチコックは、間違い無く映画人生における最後にしてピークとして映画史に名を刻んだ。

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第3位: めまい
ヒッチコック映画の中で最も甘くて切ないラブサスペンス。美しい金髪とブルネットの二役を見事に演じたキム・ノバックの代表作にもなったが、ヒッチコックのグレース・ケリーへの忘れられない想いがキム・ノバックに投影された、極めて私的でマニアックな作品でもある。僕の大好きな街サンフランシスコを舞台にしている点でも見所満載。

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第4位: サイコ
主人公と思われていた女性が、映画の前半でいきなり殺害されてしまうショッキングな展開と、予想もしない衝撃の結末で観客の度肝を抜いたサイコスリラーの金字塔。ヒッチコックのそれまでの洗練されたサスペンススリラーとは全く変え、遊びやユーモアを一切排除し、特にあの映画史に残る有名なシャワーでの殺害シーンは強烈な爪痕を残した。映画の宣伝方法も斬新であった。

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第5位: 北北西に進路を取れ
ヒッチコックの18番である"巻き込まれ型サスペンス"の集大成にして最高傑作であり、初期イギリス時代の『暗殺者の家』や初期アメリカ時代の『海外特派員』の、ある意味リメイク的な作品。ヒッチコックが好んで起用したケイリー・グラント主演で、彼の代表作の一つとなった。スパイ映画としては、007的なオシャレさと楽しさと、アメリカの有名な観光地でのロケとスケール感も見逃せ無い。

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これ以外にも、『海外特派員』、『疑惑の影』、『汚名』、『見知らぬ乗客』、『泥棒成金』、『ダイヤルMを廻せ』、『知りすぎていた男』など、人々を魅了した多くの傑作サスペンスをこの世に残した。

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これからまたじっくりと、ヒッチコック作品の数々をDVDで堪能してみたい。あまり細かく観てこなかった作品も含めて、改めて観返してみたい。
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2017/1/28

SKY-HIのニューアルバム!  音楽

SKY-HI(AAAの日高光啓)のソロニューアルバム、『OLIVE』が今月リリースされた。昨年始めにリリースされたアルバム『カタルシス』以来1年ぶりのアルバムである。

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前作『カタルシス』はその素晴らしい内容に驚いたが、今回の『OLIVE』も楽しみにしていた。

『カタルシス』は、タイトルが正に『語る死す』と言うだけあって、"死"をテーマにしたやや暗めなコンセプトが色濃く出ていたアルバムだったが、今回の『Olive』は、一転して"生きる"をテーマにした、とても明るいアルバム。全曲からポジティブなエネルギーが漲っているのが印象的だ。ラップのキレには更に磨きがかかっている。

アルバムジャケットデザインからしても、その明るさ、ポジティブさが伝わってくるのがお分かり頂けるかと思う。カラーも生の息吹きを表すグリーンで爽やかに統一されている。

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アルバムには下記全15曲を収録。最後の2曲は『カタルシス』に収録された曲のライブ版。

1.リインカーネーション
2.BIG PARADE
3.Double Down
4.Stray Cat
5.十七歳
6.明日晴れたら
7.アドベンチャー
8.Walking on Water
9.How Much??
10.創始創愛
11.Over the Moon
12.クロノグラフ
13.ナナイロホリデー
14. Ms. Liberty (ライブ)
15. F-3 (ライブ)

どの曲もラップとポップなメロディの融合が素晴らしく、各曲のクオリティがとても高いが、まず印象的なのが最初の2曲、『リインカーネーション』と『BIG PARADE』。リインカーネーションはまさにタイトルの通り輪廻転生をテーマにした曲。また、BIG PARADEも、人生何度でもやり直せる!という未来に向けたポジティブな応援歌となっている。この2曲がアルバム全体の明るいトーンを設定している。

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シングルとしてリリースされていた3曲目の『Double Down』はノリノリのダンスミュージックだが、途中の間奏部分で突然、南国リゾートの香りがするメロウなメロディが流れるのがとても心地良く、"SKY-HI、やるなあ!"と思わず感心してしまった。

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5曲目の『十七歳』は、アルバムの中で一番気に入っている曲。SKY-HIの実体験をベースにしているのかわからないが、落ちこぼれの高校生と新人女教師の淡く切ない恋物語が語られる。この物語展開がとても感動的で、ついつい歌詞に聴き入ってしまう一曲だ。

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『明日晴れたら』、『クロノグラフ』、『ナナイロホリデー』の3曲もシングル曲だが、どの曲もシングルに相応しいハイクオリティな王道ポップス。特に『明日晴れたら』と『ナナイロホリデー』は底抜けに明るく、キャッチーなポップチューンで、ラップも主張し過ぎないで、見事に曲に溶け込んでいるのだ。さすがSKY-HI!とまた思わず感動してしまった。見事である。

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今年はまだ始まったばかりだが、早くも今年No.1アルバム候補に巡り合ってしまったな、と思える傑作アルバムであった。暫くはSKY-HIの世界観を満喫したい!

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2017/1/22

マイホームグランド!『田園都市線 青葉台』  好きな場所

僕の実家がある田園都市線の青葉台は、今でも大好きな町である。小学3年生から住み始め、小学生時代、中学時代、そして大学時代から社会人になってからも青葉台に住んでいたが、自分にとっては一番長く住んでいた場所なので、とても馴染み深く、居心地の良い"地元"なのである。たまプラーザに住む今でも、週末になると、きなこを連れて良く青葉台を散歩をしている。

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元々田園都市線の急行停車駅でもあった青葉台は、東京のベッドタウンとして、沿線でも一番早くから発展した町だ。商店街は今でも田園都市線の中では一番充実しているし、駅ビル化されたのも青葉台駅が最初だったのでは無いかと思う。今では駅ビル、モール化されたたまプラーザの存在が大きいが、僕が青葉台に住み始めた当時、たまプラーザは青葉台と比べものにならないくらいの田舎であった。しかし、あの『金妻』が流行ってからたまプラーザが一気に注目を浴びたのだ。

青葉台駅はその昔、駅の東口には釣り堀があり、西口のバスロータリーには冴えない小さな本屋、公衆トイレ、ケンタッキーフライドチキンなどがあった。今でもバスロータリーは健在だし、駅前一等地に建つ公団団地もそのままで今も多少当時の面影を偲ぶことが出来るが、駅自体は東急スクエアとして、立派な駅ビルに生まれ変わった。

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青葉台駅から西方面、僕の実家があるたちばな台まで伸びる長い商店街は、今も昔も変わらず賑わっているが、個々の店はかなり入れ替わっている。最近でも、きなこを連れて車で桜台の生協近くのコインパーキングに車を停めて、きなこと商店街を歩いているが、いつも何かの新たな発見がある。ここでは昔に思いを馳せながら、商店街を振り返ってみたい。

昔から良く立ち寄っていたミトミスポーツは今でも健在。

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残念ながら、おもちゃのジャンボはもう無い。

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僕が大学時代にバイトしていたアパレルショップのフリーウェイは、周りの店め、かなり前にすっかり入れ替わってしまった。隣にあった茶月や美容室レオンも無くなってしまった。

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良くレコードやCDを買っていた山響楽器はまだあるが、今はCDなどは売っていない。

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今でも良く利用しているのが、桜台にあるメープル菓子店。ここの生クリームたっぷりなシュークリームが今でも大好きだ。

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パン屋さんのコペも驚くほど昔から変わっていない。

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ジーンズ屋さんのYUBOは無くなってしまい、今ではクリーニング屋さんに。

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クワガタや釣りエサを良く買っていた桜台のペットショップはまだあるが、あの店長と奥さんはまだ元気なのだろうか?

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水泳で通っていたピープルはあるが、かなり前にKONAMIスポーツジムに変わっている。

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中学生時代に通っていた塾の国立学院予備校は今では早稲田アカデミーになっている。

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桜台で良く立ち寄っていたコクボ文具店も今は無し。

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僕の同級生がお店を引き継いでいるアオデンは昔から変わらず。

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寿司亀は自転車屋さんになり、向かいのデイリーヤマザキは眼鏡市場に。

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当時通っていた懐かしの母校、みたけ台中学校。バスケ部時代に、練習で学校の周りをいっぱい走らされたものだ。

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こうしてみると、色々と変わっている場所もあれば、変わっていない懐かしい場所も点在しており、それを探すのが結構楽しい。青葉台はやっぱり僕にとって永遠のホームグランドであり、とても安らぐ町である。
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2017/1/15

広瀬アリスと比嘉愛未  TVドラマ

広瀬アリスが"みちこさん"を演じる『釣りバカ日誌 〜新入社員 浜田伝助』の新春ドラマスペシャルが1月2日に放送された。昨年放送された同テレビシリーズがとても面白かった為、このスペシャルも楽しみにしていたが、期待を全く裏切らない、最高の内容であった。

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濱田岳がハマちゃんを演じ、元祖ハマちゃんの西田敏行がスーさんを演じるこの新釣りバカシリーズだが、ベースに流れるトーンはオリジナルを踏襲&継承しながらも、新たな釣りバカカラーを産み出しているのが何とも素晴らしいのだ!

さて、新シリーズでは、みちこさん役を広瀬アリスが演じており、これがまたなかなか素晴らしい。妹の広瀬すずには無い、大人の魅力と適度な色気があって妙に魅力的なのだ。正直、僕はこれまであまり広瀬アリスをマークしたことはなかったのだが、この釣りバカのテレビシリーズを昨年見てからすっかり広瀬アリスが好きになってしまった。なんと言うか、妙に母性本能をくすぐられる女優なのだ。

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そんな広瀬アリスが似ていると今話題の女優がいる。と言っても妹の広瀬すずでは無い。比嘉愛未である。そして、ついに二人の競演が釣りバカの新春ドラマスペシャルで実現したのだ。比嘉愛未が今回のスペシャルのマドンナ役として登場し、みちこさんこと広瀬アリスとの競演が実現したのだ。しかし、こうして競演してみると、確かに二人は姉妹のように良く似ている。比嘉愛未がお姉さんと言う感じである。

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広瀬アリスほ、水野美紀にも似ている。広瀬アリスはちょうど水野美紀以上、比嘉愛未未満と言う感じだ。

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これからの広瀬アリスの活躍、楽しみである。

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2017/1/10

映画『僕は明日、昨日の君とデートする』!  映画

『僕明日』の略称が定着した、七月隆文の切ないラブファンタジー小説がついに映画化された。しかも福士蒼汰と小松菜奈のダブル主演と言う豪華な顔ぶれ。

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実はこの映画のことは2015年末に、福士蒼汰、小松菜奈主演で翌年の2016年末に公開されるとニュースで聞いたのが始まりなのだが、小松菜奈が主演すると知って興味を持ち始めた。そのユニークなタイトルから、"どんなラブストーリーなんだろうか?"と言う思いもあり、映画の前に、まずは本を先に読んでみようと思い立った。

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七月隆文の同名小説は2014年に発表され、今年5月の時点で100万部を超える売り上げのベストセラーになり、話題にもなっていた。本を読む時に、勝手に福士蒼汰、小松菜奈をイメージしながら読んでしまったが、物語のイメージに凄くマッチしていると感じた。このせいもあって、映画も全く違和感無く楽しめたが、逆に特別な新鮮味もなかったかもしれない。

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『僕明日』は、なかなか良く出来た物語だ。最近の流行りでもある、"パラレルワールド"的な物語だが、『時をかける少女』や、『君の名は。』、『Orange』などにも通じる点はある。
しかし、今回はただのパラレルワールドでは無く、福士蒼汰演じる南山高寿と、小松菜奈演じる福寿愛美の"時間軸が完全に逆転している"点に注目したい。高寿が存在する世界では普通に歳をとって行くが、高寿から見れば、愛美の存在する世界では完全に逆に進行する。つまり、二人の存在する世界は5年毎に1カ月だけ交わるのだが、今回の物語はお互いにちょうど20歳として交わる時の恋物語。しかも、この会える1ヶ月間の中でもお互いの時間軸は逆に流れる。高寿にとって愛美に初めて出会って声をかけた初日は、愛美にとっては別れになる最後の日。この設定がなかなかうまく出来ているし、切ない物語を形成して行くのだ。

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お互いどんなに愛しあっていても、決して結ばれることは無い。しかも同じ20歳として出逢えるのは、たったの30日と言う儚い時間だ。この何とも儚く、切ない設定が見るものの涙を誘う。

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一見この時間軸の"ねじれ"は複雑だが、映画のパンフレットには詳しく図解されており、とてもわかりやすかった。

福士蒼汰は相変わらずカッコいいが、小松菜奈がまた可愛い!映画全体を淡い、ロマンチックなトーンが支配しており、小松菜奈をより一層可愛くしている。また、物語は京都、伏見を舞台にしており、鴨川、伏見稲荷大社、先斗町など、京都観光も楽しめる映画である。

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主題歌は、今大人気のバンド、Back Numberが歌う『ハッピーエンド』。エンディングで流れるこの曲も切ない映画と見事にマッチしていてとても良かった。

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小松菜奈は、今年『黒崎くんの言いなりになんてならない』、『ヒーローマニア-生活-』、『ディストラクションベイビーズ』、『溺れるナイフ』、『僕明日』の計5本の映画に主演して女優として大きな飛躍を遂げた一年であった。そのやや日本人離れした洋風でクールなルックスは独特な魅力と美しさがあり、また彼女の演技力もなかなかのものである。僕も小松菜奈ファンとして、2017年も彼女の活躍が益々楽しみである。

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2017/1/8

2017年始動!  

新年、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

昨年は家の近所の琴平神社に、きなこを連れて初詣に行ったが、今年は4箇所にお参りした。まずは第一弾として、1日に青葉台の実家を家族で訪れ、きなこを連れて近所の祥泉院で初詣。2日はきなこを留守番させ、2年ぶりにまた恒例だった川崎大師で初詣第二弾。

祥泉院はみたけ台というところにあり、通った中学の近くにあるので、昔からかなり訪れたことのあるお寺だ。地元の人たちでそこそこ混み合うが、まあ待ち時間もかなり知れている。きなこもおりこうさんにちゃんと列に並んでいた(笑)。

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川崎大師は相変わらず凄い混雑だ。参道のかなり手前から参拝客で大渋滞。家族と自分の幸せを祈願。おみくじを購入したところなんと大吉!今年も幸先がいい。

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1月5日は、会社の部員たちと恒例の愛宕神社を参拝。出世の階段を上り、かなり混み合っていたが、1時間待ちくらいでお参り出来た。主に仕事の成功を祈願。

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そして1月7日は、きなこの散歩がてら家の近所の琴平神社を参拝。ここは昨年家族の初詣で参拝した場所。近所ではかなり賑わう神社だ。きなこの健康と長寿を祈願し、屋台で今川焼きを購入。

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昨年を振り返ると、プライベートではイラスト集と絵本を制作しとても充実した一年だったが、仕事面では何かとフラストレーションが溜まる一年であった。今年はプライベートでは、また絵本の新作を制作したいと考えており、このブログも今年の春で開始してちょうど10年と言う大きな節目を迎えるので、何冊かブログを再編集したエッセイ集を制作したいと考えている。仕事では、今年より積極的&前向きに取り組んで行きたいと思っており、今年の終わりには、何かをやり遂げる達成感を味わえたら最高である。

2017年も楽しい一年にしたい!
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2016/12/22

ドキュメンタリー映画『ヒッチコック/トリュフォー』  映画

先日、新宿のミニシアター、シネマカリテで上映されている、ドキュメンタリー映画『ヒッチコック/トリュフォー』を観賞した。これは僕の大好きな映画監督、アルフレッド・ヒッチコックのドキュメンタリー映画。

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1962年にヒッチコックは、フランスの映画監督、評論家で、Nouvelle Vagueの旗手であったフランソワ・トリュフォーから50時間にも及ぶインタビューを受けるが、これが4年後の1966年に『ヒッチコック/トリュフォー』と言う一冊の本として出版される。ヒッチコックトリュフォーは大のヒッチコックファンで、このインタビューを企画したわけだが、このインタビューをきっかけに、世代も違う、映画のスタイルやジャンルも異なる二人の間に奇妙な友情と交流が生まれた。この『ヒッチコック/トリュフォー』と言う本は、その後映画ファンの間では有名な定本となり、ヒッチコックファンの間ではバイブルとなった。

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映画では、この本に焦点を当て、インタビューで録音された音声などもふんだんに使っている。また、マーティン・スコセッシやデビッド・フィンチャーなど、ヒッチコックの映画に色濃く影響を受けた人気映画監督らのインタビュー映像や、ヒッチコック作品からの映像も上手く混ぜながら、ヒッチコック映画の秘密に迫る内容のドキュメンタリーになっている。なかなか良く出来た内容だ。

僕は元々この『ヒッチコック/トリュフォー』と言う本を日本語版、英語版の両方を持っており、大学時代にヒッチコックを卒論のテーマで取り上げた時もかなり読み直したが、ヒッチコックを語る上では外せない貴重な文献だ。ヒッチコックは、ハリウッドでも『サスペンスの神様』として早くから有名で、1940年代にはイングリッド・バーグマンを、そして1950年代にはあの(僕も大好きな!)グレース・ケリーを輩出し、『サイコ』や『鳥』では、サスペンスホラーやパニック映画の原点とも言える傑作映画を世に送り出すハリウッドきっての大監督になっていた。しかし、それはあくまでもエンターテイメントとして高く評価されていたに過ぎず、アカデミー賞との縁は薄かったのだ。しかし、このトリュフォーとのインタビュー本がアメリカ、フランスで出版されると、ヒッチコック映画の"芸術性"が再評価される結果となった。多くの有名画家や有名音楽家が、死後にその価値が再評価されるようなケースが多いが、ヒッチコックの場合は、何とか(晩年ではあったが)生前に再評価されたのはとても幸せなことであった。

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映画の中では、ヒッチコック作品の映像も数多くフィーチャーされており、特に『めまい』と『サイコ』には時間を割いている。どちらも大好きな作品だが、『サイコ』はそれまでの常識を覆す衝撃的な作品であったし、『めまい』は理想の女性を追い求める男の話で、ヒッチコックの私的な欲求が色濃く反映された映画。後にリバイバル上映された際に再評価が高まった作品である。

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久しぶりにまたヒッチコック映画をじっくりと観てみたくなった。
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