何しろ忘れっぽいので〜記録として残したいなという主旨で書いていこうと思います。日々のチマチマした出来事をのんびり〜気楽に〜をコンセプトに載せていきますが、知り合いには全くこのブログを教えていないので(夫だけが知っている)殆ど完全な独り言状態になってしまうかも…(^^;ゞもし、何かの縁でこのページをご覧頂けましたなら(天文学的確率!?)お気軽に感想などコメント下さい。礼を失したようなもの以外大歓迎ですので(*^^*)

2016/12/2

11月読書  読書

2016年11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:814ページ
ナイス数:108ナイス

『罪と罰』を読まない『罪と罰』を読まない感想
面白かった!罪と罰を読まずにこれ読む。読まずに語る四人の著名人のテンションの高いこと。それに引きずられどんどん座談会にのめり込んでいくわたくし。頭を絞り鋭い推理を繰り出す四人とそれを上回るドストエフスキーの不思議に力強い謎めいた筆致。ポルフィーリー=コロンボ節からの「へ!へ!へ!」挙句に「痔」の文字が飛び出すに至り、猛烈引き笑いを起こし仰向け倒れた私です。「罪と罰」が想像より身近に感じでも凄まじく激しい小説であることが分かった。読後、死ぬまでドスト著作本、一冊くらいは読みたいかなと虚脱気味に思いました。
読了日:11月27日 著者:岸本佐知子,三浦しをん,吉田篤弘,吉田浩美
しろいあしあと (小学館の創作童話 初級版 26)しろいあしあと (小学館の創作童話 初級版 26)感想
私の子供の頃母が与えてくれた本がうちにあり、娘はそんなに興味なさそうだったが懐かしくて読んでみることに。可愛らしいお話で、少し古風な牧村慶子さんのやわらかいイラストが本当によく合っている。可愛い女の子と品の良いねずみの娘と、想像力を掻き立てられるシンプルで美しいケースに入っている白いお粉。何度も読んだ本だからその時感じた言葉にできない思いがこの年になって読んでも去来するようで、読後不思議な、ちょっと切ない気持ちになってしまった。今はこういう本出ないかなと思うようなけれんみのない素直な味わいが心にしみました
読了日:11月24日 著者:安房直子
本迷宮 本を巡る不思議な物語本迷宮 本を巡る不思議な物語感想
こんな贅沢な本があるだろうか。皆川さんの作品目当てで神保町の竹尾さんにいそいそ行く。その二階にて想像以上のめくるめく世界に足の先から血がのぼるような興奮を覚えました。10人の作家さんの作品はどれも素晴らしく、皆川先生のものは優美でありながらも艶っぽくそれでいて剣呑。素敵だった。その他で特に気に入ったのは北村薫さんの一作。私も類似の経験があったので静かに力強く、主人公の女性のように思う。作家ごとに違う紙質とイラストレーター。こんな豪華な本が実現するなんて!企画して下さった柳川さんに深くお礼申し上げたい。
読了日:11月14日 著者:
デイジーのおさわがせ巨人くん (いたずらデイジーの楽しいおはなし)デイジーのおさわがせ巨人くん (いたずらデイジーの楽しいおはなし)感想
娘に毎晩読み聞かせているシリーズ。せっかちな娘は先にバーッとページをめくって絵を見て想像して楽しんでいる。今回もデイジーやってくれます。どんな展開が待っているか予想してしまった娘は逆に異様にドキドキしながらお話しを聞いていたみたい。デイジーとお友達のギャビーの巨人くんごっこの様子がとても面白かった。私も友達と色々なごっこ遊びしたものだけど、もう今更そういうことも出来ないし(汗)懐かしい気持ちでムキになる二人を微笑ましく思う。最後、デイジーの顛末を布団の中で頭を抱え聞いていた娘の姿も印象に残りました。
読了日:11月10日 著者:ケスグレイ
寄生獣(1) (アフタヌーンKC)寄生獣(1) (アフタヌーンKC)感想
ものすごく久し振りに読み返す。結婚前に夫が貸してくれたものが未だに手元にありずっと読み返したいと思っていたのに10年以上経ってしまった。そして、私の再読の常ですが、まあ、ほとんど覚えていない。異常に新鮮。それは、ちょっと悲しく、ちょっと得した気分。最初のモノローグ?で人間がいるとロクなことにならないから減らしたらいいんじゃないか?みたいなことが書いてあり一度目はそんなに気にも留めずに読んだが、今はなんだかドキリとした居心地の悪さを感じている。
読了日:11月4日 著者:岩明均

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2016/11/2

10月読書  読書

2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:1712ページ
ナイス数:107ナイス

やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方感想
読みやすかった。疑問に思ったら立ち止まって素直に「止めてみようかな」と実行する姿勢にえらいなと思う。特に友達との付き合いで、私も若いころ考えすぎて振り回されてしまうことがちょこちょこあったのでワカルワーと思った。友達とは無理して付き合わないが私のモットー。(それ以外の対人関係に於いて無理して仕方なく付き合わないといけない事柄って結構あるから“友達”と呼べる関係は癒しであって欲しい)自己啓発系?はただ真似してもうまくいかないことも多いだろうから自分なりに考えて悩んでその上で実行する姿勢が大切なんだと思う
読了日:10月29日 著者:わたなべぽん
考えない台所 (Sanctuary books)考えない台所 (Sanctuary books)感想
料理全般に対して興味がなかったけれど、大人になるとどうしてもしないといけない状況になりモチベーションを上げるために読みやすそうな本を読んでみたり。著者のレベルと自分のレベルの距離があまりに遠すぎるからか料理にこだわりが私にない故か、特に「それはちょっと難しい…」とも思わずさらーっと読了。自分の生活に生かせることがあった?と振り返ると強烈に心に残る事柄も思い出せず…ちゃんと読んだ?と不安に。押し付けない書き方に好感が持てた。手を抜けるところは抜いていいんですよーと言われると毎日のことだからホッとしますよね
読了日:10月29日 著者:高木ゑみ
カッパのあいさつ (ciel books)カッパのあいさつ (ciel books)感想
こういうちょっとシュールでナンセンスで挙句にほのぼーのしている絵本がとても好きです。絵もすごくいい。マイペースな二人だけれどもカツラの時の表情に気持ちが表れ過ぎていて個性がキラリ。小1の娘は最初絵をパラパラーと見て思いの外怯える。でも、まあ、ちょっと読んでみましょうよと私のハイな気持ちを込めて読み聞かせてみたら、表情和らぎハハハと笑顔が。絵本の世界でもっともっと遊んで欲しいと娘の笑顔を見て思いました。
読了日:10月27日 著者:高畠那生
吸血鬼吸血鬼感想
久し振りに文学に触れたなーと余韻にゆれつつ思う。もっと読みにくいと思っていたのだが途中らかスルスル読めて没頭。単純明快な物語ではないので物語を読んで何を思うかは人それぞれなのだろうが、エンタメの分かりやすさとは遠いので戸惑う気持ちも分かる。ポーランドの貧しく暗い村に赴任してくる役人と美しく若いその妻。役人の視るクラカウの学生という影に怯え続けるエルザの姿が象徴的で強く印象に残っている。そこに生きる、私にはあまりにも遠い人々の息遣いがすぐ近くで聞こえてくるようで佐藤さん初めて読んだが、その筆力に脱帽した。
読了日:10月21日 著者:佐藤亜紀
百鬼夜行抄 10 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 10 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
のんびり再読中。なんとも不気味な物語の中で「雨降って地に流る」の狛犬がごとんごとん歩く姿が可愛らしい。「マヨヒガ」…この手の話は怖いなあ。今邑彩さんの「よもつひらさか」の異界の物は決して食べてはいけない的な背筋が寒くなる物語であった。青嵐の器としての“お父さん”の扱いの乱暴さ(そんなつもりはないのだろうがなんともゾンザイな扱いに)に律と一緒に「もっと大事にして」と思いました。
読了日:10月15日 著者:今市子
本のお口よごしですが (講談社文庫)本のお口よごしですが (講談社文庫)感想
古書店主でもある著者の本に対する愛と想いと矜持が詰まっているエッセイ集。古書店街のある町で育ち職場が神保町だった私。出掛けて古書店があったらふらふらと入らずにいられません。書籍世界の奥深さに舌を巻きました。時々古書店にて購入した我が家の“本”の以前の経緯に思いを馳せることがあったのでこの本はとても興味深かったです。毎日山ほど本が出版される現在に少し不安を覚えつつ、著者の「古本屋がこの世からなくなったら私は生きている甲斐がないように思う」という様な言葉に私もそんな味気ない世界は嫌だな…としんみりしてしまった
読了日:10月14日 著者:出久根達郎
デイジーのおおさわぎ動物園 (いたずらデイジーの楽しいおはなし)デイジーのおおさわぎ動物園 (いたずらデイジーの楽しいおはなし)感想
デイジー可愛い。子供の時、私も色々なことを一人で(時に独りよがり甚だしく)ぶつぶつ色々考えていたもんだったかなあと思いを馳せた。デイジーが動物園にいってただで済むとは思っていなかったが、最後の最後でまさかあんなことをしでかすとは!「だって〇〇も××じゃない」って、それはそうなんだけど全然違うのよ、デイジー!とママと一緒に叫んでしまう心持ちに。おおよそ、デイジーになって読んでしまうのだが、私もいつしか人の親になりデイジーママの気持ちも痛いほど分かってしまいつつ娘と呑気に楽しく読了しました。娘には大うけでした
読了日:10月10日 著者:ケスグレイ,ニックシャラット
おれはサメ (おはなしえほんシリーズ)おれはサメ (おはなしえほんシリーズ)感想
独特の言い回しと山口マオさん(大好き)の版画が絶妙で読んでいて物凄く楽しかった!娘に読み聞かせをしたのだか、娘は飼ったばかりの文鳥に夢中で聞いているのかいないのか…。あんまり面白かったので「もう一度読むよ」と続けて読み聞かせをしたら「なんでにかいもよんだの??」と心底不思議そうに聞かれた。読みたかったからだよ!とブツブツつぶやく。この独特の「変」さはまだ小1の娘には難しいのかなーと再び読み返しながら思いました。そんなこんなで何度も読み返してしまう魅了がある絵本だと思います。
読了日:10月6日 著者:片平直樹
百鬼夜行抄 9 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 9 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
まったくというかほぼ覚えていないので再読といっていいのかどうか…と不安になる。思惑入り組んで巧妙に仕組まれた「呪い」に少しずつ飲み込まれて嵌まり込んでしまう様子が静かに恐ろしい。
読了日:10月6日 著者:今市子
デイジーのこまっちゃうまいにち (いたずらデイジーの楽しいおはなし)デイジーのこまっちゃうまいにち (いたずらデイジーの楽しいおはなし)感想
本屋さんで何気なく手に取りとても可愛らしい絵に魅了され衝動的に購入。娘と一緒に毎晩読みふけりました。子供の思考にしてはかなり考え抜かれた「こまっちゃうあれこれ」と、無邪気で無責任で自由な想像と行動が物凄くツボにはまりました。娘もポイントポイントで大笑いしていて毎晩楽しみにしてくれていたみたい。本筋とは関係ないがハロウィンパーティの時友達のヴィッキーが魔法の杖(本当はきゅうり)で他のお友達次々叩きまくり杖は取り上げられパーティにもいられなくなった描写にあーそういう子いるよね!と妙に感心して大笑いしてしまった
読了日:10月6日 著者:ケスグレイ,ニックシャラット,ギャリーパーソンズ

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2016/10/2

9月の読書  読書

2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1776ページ
ナイス数:133ナイス

百鬼夜行抄 8 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 8 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
再読といっても驚くほど忘れていることが多いのだが今回はなんとなく覚えていたような。(…気のせいか…?)犬男の「まる」がものすごいツボで、多分初めて読んだ時もそう思ったはずで、特有の一途に愛情あふれる思考にやっぱり犬って可愛いよなあーとしみじみ思った。妖怪の世界のしきたりなどすごく上手に描いていて今回もさすがだなあとうんうん思います。
読了日:9月29日 著者:今市子
夜を乗り越える(小学館よしもと新書)夜を乗り越える(小学館よしもと新書)感想
又吉氏の文学に対する丁寧で真摯な想い…なんて誠実な読者なんだ!と、本当に感心して脱帽してしまった。本を多角的に読む楽しみすべてが詰まった素晴らしい良書。私はこんなに深く本を読めてるのだろうか、作品に沿っていけてたろうか…と途方にくれるほど彼の文学に対する愛は深い。悩んで苦悩して七転八倒する思いで考え続けたことは、それ故にそのことに対してちょっと自信を持って物申してよいんじゃないか-というようなことが書いてあった気がするのだけど(多分…)すごく背中を押されたような心強さを感じた。心地よい深い余韻に漂っている
読了日:9月21日 著者:又吉直樹
百鬼夜行抄 (7) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 (7) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
呑気再読。今回は律が二浪になるのかならないのか受験日なのに車がぐるぐる町を出れない大きな力に呼ばれて命からがら〜なお話しだったのでいつも以上に気をもんでしまった。モノノ怪のせいで集中して勉強ができない律がどうして晶ちゃんと同じ大学に入れたかすっかり忘れていたがそういうことだったのかーと納得。私は霊感がないのでほぼ何かの気配を感じることはなく、故に18歳を待たずに逝ってしまった愛犬の気配を感ぜず、でも夜、一人本を読んでいてふっと不思議にやすらぐ空気を感じ、近くにいてくれるのかな?と思ったりして楽しんでいます
読了日:9月20日 著者:今市子
百鬼夜行抄 (7) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 (7) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
読了日:9月20日 著者:今市子
少年は荒野をめざす (2) (集英社文庫―コミック版)少年は荒野をめざす (2) (集英社文庫―コミック版)
読了日:9月13日 著者:吉野朔実
百鬼夜行抄 6 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 6 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
コツコツ再読中。自分でも見事だなあと思うほど忘れていて眉がハの字になる心持ち。一読ではなくて何度か読んだハズなのに、こんなに綺麗に忘れるものなのですねー。ということで毎巻とても新鮮に読むことができています。楽しいです。人形供養が特に怖かった。あと一人を得るまでずっと続くであろう不気味な人形劇。最後の突き放し方にゾッと鳥肌が立ちました。普段忘れている不思議な世界を隣りに感じられる素晴らしいシリーズだと思います。
読了日:9月12日 著者:今市子
眩感想
まず私は北斎の画が大変好きであることと十代の時に読んだ「百日紅」に心酔しており繰り返し何度読んだかしれないことや皆川博子さんの「みだら英泉」の退廃的雰囲気も好きで何度も読んでいる−故に私の中の北斎お栄&善次郎はこのイメージになってしまいそれとは似ていて非であるこの作品中の人物たちを受け入れるのが難しく最終的にはちょっと違うかなあと思ってしまった。何も先入観なしに読むのには絵師の世界をしっかり描いてあるのでなかなかに面白い作品だったのだろうなあと俯瞰して思いつつ、個人的にはちょっと物足りなく感じました。
読了日:9月3日 著者:朝井まかて

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2016/9/1

9月読書  読書

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2809ページ
ナイス数:134ナイス

百鬼夜行抄 5 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 5 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
静かに愉しく再読中。何かが少しずつ近づいてくるとか、ナニカが毎年もしくは何年ごとの決まった日に目的をもって家を訪う−というシチュエーションがとても怖い。そして今回それ以上にビックリしたのが主人公律が一週間行方不明になっていても泰然自若と動じない母上様。いやいや、さすが蝸牛の血筋!自分だったら愛犬が行方不明になったとしても大変取り乱してしまうだろうにいわんや我が子をやです。そういう感覚でなければあのようなおうちに住んでなんかいられないんだろうな、たおやかでいて一番肝が据わっているのはあの母上かもしれません。
読了日:8月30日 著者:今市子
百鬼夜行抄 (4) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 (4) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
どんどん楽しくなっている再読シリーズ。相変わらず構成が上手くてひれ伏したくなる。キャラクターも程よい熱量で作者との距離感が絶妙なのかとても冷静に描かれているなあと思いつつ、個人的には円照寺の熱血和尚がツボでお気に入り。ちゃんと力があるのにあの胡散臭さったら!時々残酷な展開になったりもするのにその独特な距離感からか昔から伝えられている不思議草紙のようにスッと心におさまり後味も悪くない。現代の漫画でこんなに上手に怪を語れる人がいるとはなあ〜読めてうれしい。
読了日:8月29日 著者:今市子
酔狂市街戦酔狂市街戦感想
読んでいて苦しくなるやるせなさいっぱいの短編集。普段あまり読まないジャンルなので逆に新鮮に感じた。私は酒飲みではなく体質的にそちらに逃げることはできないので根本的に共感はできなかったがグタグタになりダメな自分を自覚しつつそれだからこそ飲まずにおられず…ボロボロになっていく様に「人って…」と傾ぐ。負の思考連鎖の中登場人物はハキダメにいるがそれ程必死で這い上がろうともせず、かといってこだわりのある生き方は変えられずもがく代わりにのんだくれる。読後眉をハの字にして表紙の田口トモロヲさんのイラストにじっと見入った
読了日:8月24日 著者:戌井昭人
百鬼夜行抄 (3) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 (3) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
のんびり再読。久しぶりに読んでいるのでかなり怖くなる時があり、そういう時はさっきまで気にもならなかった小さな音に異常に敏感になります。気にしなければまったく気に留めず通り過ぎるものも一度気になると気になってしまう。良質な怪談を読むと背筋から全体に広がる大きな不安にさいなまれることがありますが、このシリーズは何度読んでもそんな体験をさせてもらえるのでたまりません!読みながら何度も部屋をキョロキョロしてしまいました(^^;)
読了日:8月23日 著者:今市子
絶望読書――苦悩の時期、私を救った本絶望読書――苦悩の時期、私を救った本感想
個人的にすごく面白かった!人生は本当に何が起こるかわからない。自分の身にももちろん、家族にも、周りの友人や親せきにも。予想不能に一瞬ですべてが変わってしまうこともある。様々な衝撃を受け、肉体的にか精神的にか、倒れてしまったその後の立ち直るまでの時間(数日かもしれないし数年かかるかもしれない)寄り添ってくれるかもしれない文学や映画やドラマなどの紹介が書いてあった。著者の解説はとても分かりやすく押しつけがましくなく素直に心に響いた。いい本読んだなあと思います。
読了日:8月22日 著者:頭木弘樹
つちはんみょうつちはんみょう感想
ヒメツチハンミョウの生態をじっくり腰を据えて描いた作品。この虫の話を描きたくて調べたら詳しいものが見当たらず自分で8年観察して構想から10年かかって作り上げたという。贅沢にも私はこの本をイベントで舘野さんご本人に朗読してもらった。生き物のしたたかさ、はかなさ、他の生き物との相互関係など全部詰まっているすごい絵本だと思う。今日少し舘野さんとお話ししたら虫だけでなく樹木なども観察して生態などちゃんと理解しててでないと描けないとおっしゃっていた。なるほどと納得してしまう凄みを原画から感じました。
読了日:8月21日 著者:舘野鴻
百鬼夜行抄 (2) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 (2) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
のんびり再読。しみじみと、時々ものすごくこわいー。顔がはっきり見えず、目的もわからず、でも自分の手をグイッと引っ張ってくるような存在がもしうちの中をうろうろしているとしたら、私なら大パニックを起こして外に飛び出ていくだろうな。しかし律は「こまったな…」と思いつつ冷静に平静に対処していてほんとーにすごいと思う。怖い中に独特のユーモアを交えてくれるので怖い怖いブルブル…などと思いつつそれでもうふふ…と肩の力を抜いたりしながら読むことができる。作者はその兼ね合いがとても上手だ。続きも楽しみです。
読了日:8月11日 著者:今市子
グールドを聴きながら (PFコミックス)グールドを聴きながら (PFコミックス)感想
2011年に読んでいたのが記録に残っている。ということで、5年ぶりに再読。やはり少し忘れてしまっているかなあ。この中のピアノの先生の話がなんとも言えず嫌いというか読んでいてかなり辛くなって眉間に皺がよらずにいられない。一番好きなのは盲導犬の話。それを読むとああ私はすごくすごく犬が好きなんだなあと改めて思う。吉野さんの子供の視線の物語が屈託を抱えていて結構好です。
読了日:8月10日 著者:吉野朔実
MARS ―マース―(2) (講談社漫画文庫)MARS ―マース―(2) (講談社漫画文庫)感想
レースの話についていけない。でも知らない世界を教えてもらい興味深い。昔同級生のバイクの後ろに乗りすごく車の少ないところで結構な速度で走ったが今思うとかなり無鉄砲な行為で娘には絶対やって欲しくないなと冷や汗(両親にはもちろん秘密だった)若かったからできたと改めて思う。若い時と年を経た後同じものを見ても思うことが全然違ったりするがどちらがいいということではなく両方共“その時”の思いが強ければ大切にした方がいい。今回出てきた我儘女子(主人公のライバル)に対してこの年になると「ほー」くらいしか思えない自分に哀愁…
読了日:8月9日 著者:惣領冬実
MARS ―マース―(1) (講談社漫画文庫)MARS ―マース―(1) (講談社漫画文庫)感想
物凄く久しぶりに総領さんの漫画を読んでいる。相変わらず絵が綺麗で雰囲気あって魅力的だなあ。最後に読んだのが「チェーザレ」だったので主人公の女の子の目の大きなことに驚く。目がすごく大きい。「ES」以降こんなに大きな目の女の子、あまり描かなくなってしまった気が。(ちゃんと調べていないからワカラナイ)内容が恋愛漫画なのでその久し振り過ぎる内容に眩暈を起こしそうです。
読了日:8月6日 著者:惣領冬実
童夢 (アクションコミックス)童夢 (アクションコミックス)感想
なんだか猛烈に読み返したくなり無心に読む。怖いなあ、最初えっちゃんが出てくるまでなんか、完全にホラーだよなあ。子供の無邪気な感情がそのまま爆発しているようでその表現の仕方がなんともすごい。理屈はなく、やりたいことをしたい!欲しいものがほしい!それを邪魔するのは許せない!それで大変な事態になるのだが、ふっと、そういう感情が制御できない大人も実際いるよね…とゾッとしてしまった。
読了日:8月5日 著者:大友克洋
百鬼夜行抄 1 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 1 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
20年振りくらいに再読。普通だと思っている世界に少し覗く怪異の見せ方が絶妙で唸る。昔はもっと闇があり「怪」が身近だったのだろうな。今は街に光があふれている。怖がられせよう怖がらせようというものは案外怖くはないが、静かに淡々と、時にはオチも不明で理由はよくわからないんだけどこういうことがあったよ…というものに鳥肌が立ったりします。改めて読み返してみて上手いなあ(絵だけではなく)と感心しきり。続きものんびり読んでいきたいです。
読了日:8月4日 著者:今市子
監督不行届 (Feelコミックス)監督不行届 (Feelコミックス)感想
どうしようもなくなっている本の整理を折々にしているのですが、その中から掘り出されちょっと読んでみたらなんともほのぼの楽しくて、読むのが止められず…何年か振りに読み返してみました。すごくかわいいダブルアンノ夫妻。私はあまりアニメ&特撮モノに詳しくないので時々ポカンとしてしまいつつも二人が物凄い楽しそうなので読んでいて幸せーな気分になってしまいます。これを読むだけでも安野さんの漫画の上手さが伝わってくる。表情、間、セリフすべて絶妙。ああ「働きマン」が読みたくなったよ…(売ってしまってもうない…しくしく…)
読了日:8月2日 著者:安野モヨコ

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2016/8/1

7月読書  読書

2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:3371ページ
ナイス数:206ナイス

いたいけな瞳 (4) (小学館文庫)いたいけな瞳 (4) (小学館文庫)感想
昔大判のものを全巻もっていたがとっくに手元にはなく、昨日出掛けた先の古本屋で見つけ、たまらず購入。初めて読んだのは何十年も前だったが、その時より今の方がグッとくる話が多いのに驚いた。そして「少年は〜」程読み込んではいなかったのでいい案配に忘れている箇所があり懐かしさと新鮮さに包まれて読み終える。本日は神楽坂で開催されたBOOK MARKETにて本の雑誌社さんから直接「吉野朔実は本が大好き」を購入する。厚いなあ、読んでない話もあるらしいなあ、とウキウキした気持ちになりつつも少し寂しく、切なくなっています。
読了日:7月31日 著者:吉野朔実
娘役娘役感想
中山さん初めて。そして、宝塚も一度もちゃんと見たことはなく、知識もほとんどないまま読み始める。実在の団体を舞台にしながら、これは非常にファンタジーだなあと思った。真っすぐな思いがこれでもかと詰まったファンタジー。久しぶりに小説を一気読みした。ページをめくる手が滞ることなく物語に没頭できたのは久しぶりかも。『男役』も機会を作って読めたらいいな。宝塚に思い入れも憧れも特にもっていない私ですが、あの世界で頭角をあらわすのは並み大抵なことではないということは分かる。ジェンヌさんたちは尊敬に値します。
読了日:7月29日 著者:中山可穂
じんぺいの絵日記 (ゆうたくんちのいばりいぬ)じんぺいの絵日記 (ゆうたくんちのいばりいぬ)感想
じんぺい、なんてかわいいんだろう。読んでいて愛おしさが増すシリーズ。なかなか主観から出られないが、客観で見た時、世界はまったく違うものになるのかなと思うことも多いが、動物の視点と視線で世界を見た時、人間ってこんな感じかな??と思うと、人間ってわかっている気になって世界を分かっていないんじゃないかなあとちょっとだけ切なくなった。
読了日:7月29日 著者:きたやまようこ
重ねる、暮らし重ねる、暮らし感想
つい内田さんの本を読んでしまうのは、私と真逆の生活をしているからかなと思う。真逆だからといって反感を持つことはなく違い過ぎて驚くことばかりというか、内田さんのスタンスが押しつけがましくないから素直に一つの参考に、常に新鮮に読むことができる。模索し試行錯誤しながら、自分の納得のいく人生を歩んでいく姿がここにある。私はどうにもこうにも本があり過ぎあふれ返り挙句埋没な人生だが、本を探して整理して思わず拾い読みしたり友達にプレゼントしたり、そこそこ楽しく過ごしているのでそれもまたよしかなとぼんやり振り返ります。
読了日:7月27日 著者:内田彩仍
こんにちは いぬ (ゆうたくんちのいばりいぬ)こんにちは いぬ (ゆうたくんちのいばりいぬ)感想
きたやまようこさんの本を読みたがっている子供のために本棚から引っ張ってきました。じんぺいの最後の一言が毎回毎回胸に響きちょっと涙が出そうになるこの作品。今回もそうかなーと思ったらやっぱりちょっとグスッとなってしまいました(´ω`;)娘にはまだピンとこないようで、普通に読んでいた(^◇^;)ワンコ好きな人にお勧めです。じんぺい、君はホントかっこいいよ!
読了日:7月23日 著者:きたやまようこ
ぼくとポチのたんてい手帳ぼくとポチのたんてい手帳感想
夏休みに入ったのでこどもと一緒に読書してみました。きたやまようこさんの作品大好き。この話もすごくかわいらしく、マイペースな一人と一匹、事件の容疑者とのちょっとかみ合わないところがホントにおかしくて、私にとってもツボでしたが、思いの外娘もハマり「おもしろいねー!」と何度も何度も繰り返し読んでいました。きたやまさんブームがきそう(^◇^)
読了日:7月23日 著者:きたやまようこ
パリの鈴木家(Cue comics)パリの鈴木家(Cue comics)感想
突然パパの都合でパリに引っ越すことになった鈴木家の生活。色々なギャップに翻弄されながらもなんだかんだ前向きな主人公とその家族は本当に偉いなあと思う。フランスに憧れをあまりもっていないので(フランス映画といえば「地下鉄のザジ」で今でも思い出して眩暈が…←独特のエスプリにあてられた)ひたすらカルチャーショックいっぱいあるんだろうなと思いつつ読んだ。海外移住なんて考えたこともない全然グローバルでない私ですがかわかみさんのノリが好きなので楽しく読めました。
読了日:7月21日 著者:かわかみじゅんこ
京洛れぎおん(5)(完) (ブレイドコミックス) (BLADE COMICS)京洛れぎおん(5)(完) (ブレイドコミックス) (BLADE COMICS)感想
駆け足の最終巻。なんとなく予想していたけど、やっぱり駆け足で、もっともっと続けられたんだろうになーと、とても残念だった。(何か事情があったのなかあ)最後の最後までどんな状況にもポジティブでストレス・レスだった紀ノ川氏、本当に尊敬してしまう。生きていくうえで万病の元になるのがストレス!それに強いということは、人生成功間違いなしです。そして、その彼は一体どうなったの??まさか、ずっとあそこに??えー…
読了日:7月20日 著者:浅野りん
京洛れぎおん 4 (BLADE COMICS)京洛れぎおん 4 (BLADE COMICS)感想
私にとって京都は遠くてちょっと敷居が高い土地であったのだが(両親も友達も「大好き」と言う)京都を舞台にした楽し気な青春(?というわけでもないか^^;)漫画を毎日一冊読んでいって注文していた森見さんの「京都ぐるぐる案内」が手元にきてそれをパラパラしたりしてたら「あ、なんか昔より京都楽しめるかも…」と思ったり。京都に行くと必ず東寺(寺の中で一番好き)に寄るのだが又行ってみたいーってこれは四巻の感想になるのでしょうか。今現在夏で、本でも河原でバーベキューしてて凄い楽しそー!とこちらもウキウキした気持ちになった。
読了日:7月19日 著者:浅野りん
京洛れぎおん 3 (BLADE COMICS)京洛れぎおん 3 (BLADE COMICS)感想
軽快な京弁に関西だからこその?テンポの速い小ネタ満載でほんっとにツボです。小ネタのセンスがすごい、テンポ早いのに脱力してしまう〜(^◇^;)買って何年も積んでしまっていたけど改めて時間作って読んでみて良かったなあ。作者の性格の良さが滲み出ている作品だと思います。真雁くんを見る度に「ヤッターマン!?ガンちゃん!?」と思う私です。
読了日:7月18日 著者:浅野りん
悪魔が本とやってくる (吉野朔実劇場)悪魔が本とやってくる (吉野朔実劇場)感想
数年前のブックフェアで本の雑誌社さんブースで直接買った物を本棚からえいやと引っ張りだし、ゆっくりのんびり読んでみた。最初にドンと置くテーマ本の解説をこの頃になると直接あーだこーだと説明することなく、ちょっと遠い視点でそれにまつわるエピソードを添えていくという案配で、全然本を読まない人が紹介して欲しいなと思い読んだら「ええー???」と面食らうかもな〜とゆらゆら思ったり。気の合う友人に囲まれて、刺激的な会話をしつつ好きな本を薦め薦められ、本読みとしたらなんと幸せな生活だろう。うっとりしながら読了しました。
読了日:7月17日 著者:吉野朔実
天使の声 (愛蔵版コミックス)天使の声 (愛蔵版コミックス)感想
昨日吉野さん追悼特集の本の雑誌をむさぼるように読む。彼女の作品は高校時代から大好きで最新作以外は全部読んでいたのだが、ある時ふっともういいかなと思い「天使の声」と「瞳子」「HAPPY AGE」以外は処分してしまったのだ。今思うと「少年は〜」だけでもとっておくんだったとしょんぼりしてしまう。久しぶりに読んだ「天使の声」入っている作品は全て好きで当時何度も読み直したので意外なほど細部まで覚えていた。独特の世界観、漫画家たちにも多大な影響を与えた美しい描写、彼女がこの世にいないことに私は未だ慣れません。
読了日:7月15日 著者:吉野朔実
ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)感想
「無限の住人」をちゃんと読み終えないまま(大体どこまで読んだのかも忘却の彼方…)ものすっごく久しぶりに沙村漫画を読んでみた。すごいな、こんな話だったのかーシュールだ、濃い濃い(泣)そして時にグロく、挙句にどこかみんな呑気だよー!日常から乖離した世界に没頭する楽しさに酔って、時々ううっとなったりしながら、ニヤニヤ笑いが止まらない。積読本を解消しようとしているのにことごとく続きが読みたくなってかえって本を増やしている気がして、本当に本当に途方に暮れている…
読了日:7月14日 著者:沙村広明
京洛れぎおん(2) (ブレイドコミックス)京洛れぎおん(2) (ブレイドコミックス)感想
みなが話す京都弁が軽妙ではんなりしていて読んでいて心地よい。相変わらず登場人物落ち着きなくバタバタしているのだが、根底がほのぼのーしているので癒されるー。続き注文してしまいました。まだきていません。早く!プリーズ!
読了日:7月13日 著者:浅野りん
読んだら忘れない読書術読んだら忘れない読書術感想
年を経るごとに忘れん坊がひどくなってきて危惧を覚える毎日。せっかく読んだからなるべく覚えていたいよーと思い悲しい目で読み始めた。内容はとても読みやすく、書いてあるように「期限を決めて」読もうと思ったら短時間で読み終えられた。脳内物質を出しながら読むと忘れにくいらしいのでバシバシ出していきたい。ビジネス書を読み砕くのを前提な記述も多くそこはピンとこなかったが「グインサーガ」で読書に目覚めたのは私と一緒だ!と驚いた。著者は月に30冊本を読むと折にふれそれを何度も何度もいっていてそれはもうわかったよと思った。
読了日:7月13日 著者:樺沢紫苑
京洛れぎおん(1) (ブレイドコミックス)京洛れぎおん(1) (ブレイドコミックス)感想
久しぶりに浅野さんの漫画を読む。登場人物明るくて元気よくてみんななんだかバタバタしていて、読んでいて楽しいな〜。会話が軽快でハマるとそれぞれの悲喜こもごもに思わずニヤニヤしてしまう。今、私には現実に即した重く深刻な物語は受け止めきれずくにゃっとなってしまいそうなのでこのような可愛く軽快で元気良くて楽しいある意味能天気な物語がちょうどいい。続きも読もうっと。いい息抜きになりました(^^)
読了日:7月12日 著者:浅野りん
キャットニップキャットニップ感想
サバちゃんグーグーとの生活も読んできて遅ればせながら『キャットニップ』をやっと読みました。先月まで我が家のワンコの老犬介護をしていて、リアルに老いと向かい合い、いつかくる日を恐れ覚悟し続けている中ではとても読めなかった一冊。大島さんは凄い。猫たちのすべてを受け入れて見返りなんかもちろん求めてないし、ひたすら目の前の猫たちの心配をし、挙動に一喜一憂している。大島さんのこれらのシリーズは動物と共に暮らすことの大変さと楽しさが詰まっているなと思う。産まれてきた命に常に精一杯向き合う姿に脱帽している。
読了日:7月11日 著者:大島弓子
梅鴬撩乱(1) (KCx)梅鴬撩乱(1) (KCx)感想
積読解消のためこつこつと山をあさっています。表紙がすごいいいなーと思ったのが読もうと思ったきっかけで、読んでみて、とても丁寧に幕末の世界観を自分なりに表現しようとしていて好感が持てた。女性より男性の方が表情がいいかなあ。もうちょっと女性の表情が、もっとこちらが呑まれるような、ハッとさせられるようなものがあればより魅力が増した気がする。幕末好きな人には楽しめると思います。続きはうちにあるのかな、探してみよう。
読了日:7月10日 著者:会田薫
神様は本を読まない神様は本を読まない感想
改めて著者の読書に対するわくわくとした貪欲さと幅広さに脱帽。いつも傍らに出てくるワンコがいいなあ、愛がある。巻末に載っていた柴田元幸さんとの対談が興味深かった。P・オースターとそんなに親しいのか〜。うちにはオースター一冊あって積んであります。が、今オースターというよりミルハウザーなのでどこかに紛れ込んでしまったミルハウザーを(多分白水社)探したくなってウズウズしてしまう。このシリーズを読むとガツガツ本を読みたくなって心がざわつき、そうなりたくてまたこのシリーズを棚から取り出してしまうんだなあ。
読了日:7月9日 著者:吉野朔実
日曜日はマルシェでボンボン 2日曜日はマルシェでボンボン 2感想
フランスが舞台になっているから、日本の子供たちとちょっと違う感性だったり生活だったりが垣間見えて楽しい。リフトでぎっくり腰…影響されやすくなんにでも一生懸命考え突き進んでいくジュリエッタ(太目8歳)に幸あれ!マルタンのやさしさにいつも心があたたまります(^^)
読了日:7月8日 著者:かわかみじゅんこ
本を読む兄、読まぬ兄 [吉野朔実劇場]本を読む兄、読まぬ兄 [吉野朔実劇場]感想
もうすぐ新刊と決定版が出るなあと思いつつつらつら読み返しています。吉野さんの筆致は「少年は荒野をめざす」が一番好きだったが、このシリーズのちょっと粗くて、研ぎ澄まされたペンさばきも嫌いではない。本にまつわる人のあれこれを読むのも聞くのも大好きで、氏の作品はエッセイ以外読まなくなって久しいが、これは大好きだった。身内のように身近でなかったので、かえって亡くなったということが未だにピンとこなく、本当に?本当にもうこの世にいないの?と首を傾げ時々思う。読書と本屋が好きだった吉野さん、ご冥福をお祈り致します。
読了日:7月8日 著者:吉野朔実
日曜日はマルシェでボンボン 1日曜日はマルシェでボンボン 1感想
ずーっと積んであったものを引っ張り出して読む。かわいい、かわいい、ジュリエッタの思考が一生懸命で、世界を知らない中の真面目さで、おしゃまでピュアだ!フランスの子供たちの生活も作者ならではのリアルさで興味深い。パパと娘の不思議な関係が我が家と重なった。(いや、うちはフランス要素皆無の見た目純正の日本人父子ですが)パリパリ伝説以来の久しぶり著者の作品。やっぱりさすがだなと思う。
読了日:7月7日 著者:かわかみじゅんこ
迷いクジラの子守歌迷いクジラの子守歌感想
やっぱり安東さんの物語が大好きだなあ〜としみじみ思ってしまった一冊。海の生き物の物語で、それぞれの生体の土台をしっかり描きながら、これは人が作った物語なんだなあ寓話だなあと肌に感じつつ、それでも心を震わされる、静かにやさしく響く素晴らしい宝物のような物語集。特に個人的に好きなのはタツノオトシゴの話で、なんだか身の内のいろいろな思いが去来し涙あふれて困りました。図書館で借りたのですが、何度も読みたいなあ、手元に置きたいなあ。娘がもう少し大きくなったら是非読んでもらいたいと思いました。
読了日:7月7日 著者:安東みきえ
孤独の価値 (幻冬舎新書)孤独の価値 (幻冬舎新書)感想
職場に人が大勢人いたり知り合い家族が同室にいたとしても、それが孤独ではないとはいえない。孤独、孤独ではない状態というのは過分に個人の捉え方の問題で友や家族と離れて一人暮らしをしていても孤独ではなく、逆に人と常に群れていても自分は孤独だーと感じることもあるだろう。子供の頃から集団が苦手ででも旧知の友と語らう時間はかけ掛けなく思えて、結果たった一人の時間に何をするか何を考えるかが人と関わる上でも大切なことかも…と思う。便利かつ情報過多な時代、今後どう過ごそうかな-と興味津々にこの本を開きました。
読了日:7月5日 著者:森博嗣

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