恋愛結婚の場合は誰がカカア天下族で誰が亭主関白族かなどはお構いなく、手当たりしだいで、それこそ下手な鉄砲も数打ちゃ当たるとばかり恋愛し結婚しますから離婚が多いのです。恋愛結婚ではいままでタブーとされてきたマスカケの組み合わせが、なぜタブーなのかを知らぬまま恋愛結婚では当たり前でこれが離婚率の急増につながったのです。
マスカケとは両家の姓のはじめの音がアイウエオ五十音図のナナメの組み合わせ結婚のことで、江戸時代は子が出来たとき、やむなく認められていたものです。この結婚を認めさせるために使われたセリフが、子はカスガイ、です。子が出来たらめったな事では離婚しないだろう、と言う意味で、マスカケの結婚は離婚が多いと反対する親を説き伏せるセリフでした。
日本で離婚率を下げるのは簡単です。カカア天下族と亭主関白族ととを結婚させなければ良いのです。というと何かムズカシイことのようですが、むかしのお見合い結婚はお仲人さんが口伝えでどの姓がカカア天下族でどの姓が亭主関白族かをよくわきまえていたため、離婚率が世界でも少ないほうだったのです。
現代のお見合いはお仲人さんが学歴、身長、収入などの物理的な条件にこだわり、本人同士がカカア天下族か亭主関白族かという最も大切なことを知らないため、昔はお見合い結婚ではほとんど起きなかった離婚が珍しくなくなって来ました。離婚を防ぐお見合い結婚でもっとも重要なポイントをはずしているのですから、離婚が起こっても当然のことなのです。
恋愛結婚でも離婚しない夫婦は調べてみればすぐにわかることですが、カカア天下族か亭主関白族のそれぞれの範囲内で結婚しているか、さもなくば本人同士が離婚しないように努力しているのです。
カカア天下族の女性と亭主関白族の男性と結婚したら夫婦ケンカの連続となること間違いなく、早ければ新婚旅行に出発する以前にケンカして旅行を取りやめるでしょうし、新婚旅行中に大ケンカして日本に帰り次第成田で別れる、いわゆる成田離婚の大部分がカカア天下族の女性と亭主関白族の男性という組み合わせです。
ハデな夫婦ケンカをするのがカカア天下族の奥さんと亭主関白族の旦那さんという組み合わせですし、無言の夫婦ケンカをするのがカカア天下族の旦那さんと亭主関白族の奥さんでセックスレス夫婦です。
カカア天下族の男性と亭主関白族の女性との結婚では夫婦間のリーダーシップをお互いに譲り合うためグズグズして結婚生活は長くなりますが三年目から七年目にはお互いに嫌気がさし、遅かれ早かれ離婚する確率が高くなりますので離婚しないためにはそれなりに努力が必要です。夫が定年になるのを待って退職金が入ったらそれをそっくり慰謝料として妻が頂戴して離婚となることも珍しくありません。
無言の行の応酬からセックスレス夫婦となった場合夫婦のどちらかが多少強引でも陽気にリーダーシップを発揮して他方を引きずるしかないでしょう。
常に性的に快美の極致(セックスエクスタシー)を味わわせて別れられなくするのも一つの方法でしょう。これも江戸時代から戦前まで離婚を防ぐため枕絵で快美の極致(セックスエクスタシー)を味わわせる技法をお仲人さんが教えたようです。わかりの悪いお嫁さんにはお仲人さんが実技指導した結果お仲人さんの子供を出産することもさほど珍しいことではありませんでした。縁談がまとまるとお嫁さんを花嫁修業という名目でお仲人さんのところに一定期間預ける風習がある地方もありました。そこで枕絵に従ってセックスエクスタシーを味わう訓練をお仲人さんから受けたのです。
すべての女性を一秒間で名器にする秘法
男性も女性も至上の性的快楽を味わえる方法として田舎ほど残っている風習が、男性と交わるとき女性は枕を頭ではなく腰に当てるということです。二人のお道具の差で枕の高さや枕を置く位置を選ばねばならぬにせよ。これによって女性はすべて名器の所有者となり、男性も存分に楽しめるため離婚する人がほとんどいなくなるのです。布団でもベッドでも同じです。
女姓は腰に枕を当て仰向けに股を広げ足を上げる、男姓は相撲の蹲踞(そんきょ)の姿勢から膝を下げ女性の腿(もも)の下に入れ、女性の腿(もも)を両脇に抱え、亀頭を挿入する。ここで女性は外れぬよう両足を男性の両肩にそれぞれ掛け、姿勢を固定する。亀頭が子宮に挿入されると二人共にゆったりとしたこの上ない快楽が得られるのが特徴です。
これで至上の快楽が味わえ、子宮後屈も全快し、子宝にも恵まれる、という少子高齢化対策にぴったりのことが、戦前はお仲人さんの実技指導付きで行れていたのです。
戦前は生めよ増やせよという国策から妊娠中絶が認められていなかったので妊娠したら生むしかなかったのです。敗戦後アメリカが日本の国力を弱めようとアメリカでも認められていなかった妊娠中絶を認めたのです。
戦前は日本は長子相続制でしたのに、長男にもかかわらず遺産相続分が少なく次男か三男が遺産を相続した場合は、はずされた子供はお仲人さんが男の場合はお仲人さんの、お仲人さんが女の場合はお仲人さんに頼まれてお嫁さんに実技指導した年寄りの子供ということだったようです。
夫についてもお仲人さんが女の場合は本人が、男の場合は誰か適当な女性を頼んで実技指導をしてもらい、必ず子宝に恵まれるように配慮していました。最近DNAの検査が普及して、自分は祖父または父の子でなく同じ家に暮らしていたごく近い親族(親兄弟)の子あるいは孫だった、あるいはお仲人さんかお仲人さんが頼んだ年寄りの子だったという結果に、今までの処遇に照らして疑問がすべて解明されたということが報道されることをときどき目にします。
さらに戦前は家と家の結婚でしたから嫁さんに子供が出来ないということは旧家やお大尽(だいじん、お金持ちのこと)といわれた地方の名士ほどお家の存続にかかわる一大事ですので、一年たって嫁さんが妊娠しないときはお舅(しゅうと、夫の父親)が、息子に浮気または妾を囲う自由を認めるという因果を含め、子造りにひそかに協力したり、二年たっても妊娠しないときは夫の兄弟が協力したりしても嫁さんが妊娠しないときは、離縁というのが「三年子無きは去る」という意味でしょう。家と家の結婚ですから、その家の男なら差し支えないわけです。さらに当主が若くて子供が無くて亡くなったときは、お家の一大事として舅が元気なときは舅がその夜から、そうでない時は夫の兄弟が若い未亡人の子造りの努力を始めたようです。
戦前若くして夫に先立たれた本家のお嫁さんに子がいたり、妊娠したときなど、夫の弟と結婚する例がかなりあったのは家を守るためでした。
枕絵が厳しく取り締まられたのも戦後でアメリカが日本の人口を増やさないためには日本人がセックスエクスタシーを覚えないようにということです。また永井荷風作と伝えられている四畳半襖の下張りの発行人が処罰されたのも戦後です。
イスラム法では子供が生まれない場合、夫は妻をしかるべき男性に預け妊娠したら返してもらい生まれた子供は夫の子供となる、と定められています。それが厭ならば正妻を4人までめかけを10人まで持てばよいのです。
日本人にカカア天下族と亭主関白族があることは1000年、1500年の昔から知られていました。江戸時代まで百姓は百姓同士、町人は町人同士で縁組して町人と百姓は縁組しませんでした。なぜなら百姓と町人の縁組は不縁の元とされていたからです。実は町人がカカア天下族で、百姓は亭主関白族だったのです。
高度経済成長時代に人手不足を補うために集団就職で地方から大勢の青少年が中学を卒業すると都会に出てきました。出てきた同士が同郷のよしみで結婚するならまだ良かったのですがバラバラに散ったためやむなく百姓の子が恋愛結婚で町人の子孫の都会の子と結婚した子が多かったのです。そうなると半分は国際結婚のようなものですから離婚率の急上昇もしかたがなかったのかもしれません。
しかし離婚して何か良いことでもあるでしょうか、何も無いはずです。離婚で喜ぶのはせいぜい弁護士だけでしょう。また花嫁衣裳を何度でも着たいという女のひともいるでしょうが、花嫁衣裳を着るのは一生に一度にしておいたほうが幸せというものでしょう。

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