名湯・天ケ瀬温泉の早急な復旧を
●…朝から雨が降り続いています。本格的に梅雨本番を迎えた北部九州は、豪雨被害が相次いでいます。昨日は、大分県日田市の天ケ瀬温泉街の玖珠川が増水し、川岸にある露天風呂が濁流にのまれ、地域住民が一時避難する事態となりました。一部旅館では、浴場にまで濁流があふれ、2、3日営業できなくなっています。この温泉街は、玖珠川をはさみ、昔から名湯と知られていました。数年前に廃業した老舗の温泉宿には何度となく泊まり、温泉を愉しんだものです。ほのかに硫黄の香りのする源泉掛け流しを、ひたすら浸かったものです。
●…その後も、あちこちの宿を訪ね歩き、天ケ瀬温泉の湯を愛してきました。昨日のニュース映像を眺めていて、懐かしい湯船が濁流に洗われている様子を見て、悲しくなってきました。いくつもある川岸の露天風呂の脱衣所も流されていました。集中豪雨の恐ろしさを目の当たりに。天ケ瀬地区をあげて、いくつものイベントを開いたり、道路を花で飾ったり、都会の人たちとの交流を重ねて、天ケ瀬温泉の活性化を図っていました。最近は温泉にもご無沙汰していますが、天ケ瀬温泉の応援団として、応援したいものです。なにしろ、温泉情緒にあふれ、いいお湯があふれているのですから、源泉掛け流しの湯を楽しみにしています。早急な復旧をのぞみます。
●…それにしても、温泉街というのは、なぜ川のそばにあるのでしょうか? この天ケ瀬温泉もそうだけど、熊本の杖立温泉も、数年前豪雨被害にあった筋湯温泉もそうでした。よく行く湯の平温泉も花合川の両岸に、ずらり宿が建ち並んでいます。人気の高い黒川温泉も、谷あいを走るせせらぎを聴きながら湯浴みするのが、人気を呼んでいるようです。そう言えば、筑後川のほとりには、筑後川温泉、原鶴温泉など名湯が並んでいます。全国の名湯もやはりそばに川が流れていますね。
●…梅雨本番の福岡は山笠の飾り山が公開され、7月15日早朝の追山まで、勇壮なかき山が走り回ります。梅雨の雨も勢い水として、歓迎されるのですが、ゲリラ豪雨はご遠慮申し上げたいものです。福博の梅雨明けは山笠の追山の頃とされています。あと半月ほどは梅雨空と付き合うことになりそうです。