OH小説

素人の書く作品。
小説というより映像をそのまま文字にした感じの作品になっています。

ウルトラマンマルス 毎週土曜日更新

 

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【新作情報】

〜ウルトラマンマルス〜


キャッチコピーは「君は、隠れたヒーローを目撃する!」

監修:K
シリーズ構成:K、S


【防衛チーム紹介】

MMG(エムエムジー)
(Monster Measures Group)の略称


【メンバー】

『浅見 ミツル(あさみ みつる)』
MMGの隊長を務める人物、隊員からもその信頼は厚く冷静な面も熱血な面もある。
(イメージ:香川照之)


『早風 テツト(はやかぜ てつと)』
考えるより先に動く行動派の青年。
とある事件がきっかけでウルトラマンマルスと一心同体となる。
(イメージ:才川コージ)


『日向 シンゴ(ひゅうが しんご)』
冷静な性格をしている青年、射撃の腕前はMMGトップ。
(イメージ:多和田秀弥)


『青木 カズヒロ(アオキ カズヒロ)』
明るくチームを盛り上げるムードメーカー、慌てん坊でもあるが格闘の腕前は相当である。
(イメージ:汐谷恭一)


『赤城 アミ(あかしろ あみ)』
少々お節介な女性隊員。物事を一歩引いて客観的に見る分析派である。
(イメージ:小島梨里杏)


『尾花 エリカ(おばな えりか)』
主に基地内で通信を担当する女性オペレーター、そのため機械系の知識は抜群。
(イメージ:岡野真也)


【メカニック】
『スペースバード』
全長35.05m
全幅24.38m

カラーリングはワインレッドをベースに、MMGマシンでは唯一無二の宇宙飛行を可能にしたマシン。ナンバリングは「1」

(イメージ:サンダーバード1号)


『ビッグバード』
全長54.20m
全幅32.86m

カラーリングはホワイトをベースに赤いラインが入っていて他のマシンを積み込む事が出来る巨大戦闘機であり「空の指令室」との異名を持つ。ナンバリングは「2」

(イメージ:サンダーバード2号)


『ファイターバード』
全長11m
全幅22m

ファイターバード-αとファイターバード-βの二機が存在しておりデザインに大きな違いはなく、カラーリングが赤か青かの違いだけである。ナンバリングは「3」


(イメージ:ダッシュバード1のアタックモード)


『ドリルタンク』
全長16m
全幅13m

カラーリングは黄色がベースで先端にドリルを有する地底戦車、地中を自由に動くことが可能である。ナンバリングは「4」


(イメージ:ダッシュバード3のドリルモード)


『ジェットマリン』
全長16m
全幅13m


カラーリングは銀をベースに赤いラインが入る。水中用のマシンで大きさはドリルタンクと同じ。水中を自在に動くことが可能だが海や湖までは自力で向かえずビッグバードによって運ばれる。ナンバリングは「5」


(イメージ:ダッシュバード3のサブマリンモード)


『タイガーリーフ』
全長4.4m
全幅1.7m


カラーリングは銀をベースに赤のラインが入った乗用車、パトロールに使われることが多いが武装しており戦闘も可能。ナンバリングは唯一記されていない。


(イメージ:ジオアトス)


【ヒーロー紹介】

「ウルトラマンマルス」


身長:40m
体重:3万5千t
飛行速度:マッハ11
年齢:6300歳

変身道具:マルスパーク


(声のイメージ:石田彰)


テツトが「ウルトラマンマルス!」または「マルス!」と叫びながらマルスパークを掲げフラッシュを焚くとエメラルド色のバンクで登場するヒーロー、M78星雲光の国から地球にやって来た銀色と赤色のウルトラマン。カラータイマーは丸形、姿は初代ウルトラマンやウルトラマンネオスに酷似。


「ウルトラマンゼルド」


身長40m
体重3万t
マッハ11
年齢:6300歳

(声のイメージ:森川智之)

マルスと同じくM78星雲出身の赤い巨人。赤い炎に包まれ登場し、戦法としてキックボクシングのようなファイティングスタイルである。額にビームランプが存在してカラータイマーはありません。脳天、両耳の少し上に角を有していて顔の形はウルトラマンタロウに酷似しており、身体の模様も赤が主体で胸から肩周りにセブンのようなプロテクター、そして胸から両足の膝辺りまで銀色のラインが入っている。



【その他のイメージ】


ナレーション:中田譲治


【2月の掲載予定】


第30話
「襲い来る伝説」(2月4日)
執筆:O&Y

雪男怪人フブギック


第31話
「支配者の遺産」(2月11日)
執筆:K

宇宙暗黒獣ダークネスアナーガ


第32話
「本当の最終決戦」(2月18日)
執筆:K

宇宙暗黒獣ダークネスアナーガ


第33話
「平和を賭けた決戦」(2月25日)
執筆:K

宇宙戦人バルム星人
融合戦人バルムデストラー
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投稿者:管理者

ウルトラマンマルス 第32話 B

別の部屋から姿を見せたのは可鈴だった


テツトは可鈴に


テツト「あなたは・・・?僕はどうしてここに・・・?」


すると可鈴は女の子の元に寄り添ってテツトを見て


可鈴「主人があなたをここに・・・」


テツト「主人・・・?」


すると可鈴は


「あっ、ごめんなさい・・・私は星尾 可鈴(ほしお かりん)・・・この子は未来(ミライ)」


女の子は未来、可鈴は未来の頭に手を添えて撫でた


テツト「可鈴さんと未来ちゃん・・・ところで、旦那さんは・・・?」


可鈴は窓の外に目線をやって


可鈴「主人は今庭に・・・」


そう言われるとテツトはゆっくりと立ち上がって横に置いてある隊員服の上着を手に取った


すると未来が


未来「お兄ちゃん、もうちょっと安静にしてないとダメだよ」


テツトは未来を見て微笑んだ



テツト「大丈夫だよ、こう見えても僕は地球防衛軍の隊員だからね」


そう口にして可鈴に一礼して庭へと向かった


庭には花壇を屈んで見つめる男性の姿が


テツトはゆっくり歩み寄りながら


テツト「あなたが僕をここまで連れてきて下さったそうですね、ありがとうございます」


そう口にすると男性は振り向きながら


「礼を言われるまでもない、同じ宇宙の平和のために命を懸ける仲間じゃないか」


目が合った瞬間、テツトはどこか違和感のある雰囲気に包まれた


テツト「あなたは・・・?」


「俺の名は星尾 守・・・よろしく」




〜〜〜〜〜〜〜

格納庫に連れてこられた大、良太


参謀は真っ暗な格納庫に照明の電源を入れた


そして参謀は何かを見ながら


孝高「ここに連れてきたのは、あれのためだ」


二人の目線も参謀と同じ方向に


すると二人は少し驚いた


そこにはかつて自分たちが凶暴な怪獣や凶悪な侵略者たちと戦うために搭乗していたファイターフェニックスの勇姿があったからだ


大「ファイターフェニックス・・・!」


良太は参謀を見て

良太「どうしてこれがあるんすか?」


参謀は少しファイターフェニックスの方へ足を進めてから


孝高「FTが解散し、新たな防衛チームに引き継がれるときに解体予定だった代物だ・・・だが、私は上層部に交渉したのだ・・・なんとか我々の所有していた物を一つでも残せないかと」


大「じゃあ・・・参謀が残してくれていた・・・ってことですか」


そして参謀はこう口にした

孝高「もう私はこの機体に乗ることはないと思っていた・・・それと・・・」


近くのロッカーに近寄って、中から何かを取り出し二人に見せた


それは三人分の隊員服だった


良太「それは預けてた隊員服・・・」


孝高「この服も着用することなどないと思っていた・・・だが今、ダークネスルーラの遺産である宇宙怪獣が地球に飛来した・・・それで良太、君は責任感、使命感を持って前線に復帰することを望んだ・・・先の戦いでかなりの犠牲があった・・・いくら参謀でも私も前線に出て戦いたい・・・そう思ったため、君たち二人に協力してもらおうと考えた」


二人に隊員服を渡す参謀


受け取った大と良太はそれを見て何か思うことがあったのだろう、感慨深く眺めていた


孝高「これは参謀命令でなく、FTの隊長だった時の意見として聞いて欲しい・・・私ともう一度戦って欲しい」


大と良太は顔を見合わせてから頷いて参謀を見た


大「勿論ですよ、隊長!」


良太「なんか色々思い出すっすね・・・若返ったような気分っす」


参謀は少し笑いながら


孝高「我々だけだが、気持ちは六人一緒だ・・・それを忘れるなよ」


そして参謀は顔を引き締めて


孝高「これが我々の本当の最後の出撃となる!FT、再始動!!」


大と良太は声を揃えて


「了解!!!」



〜〜〜〜〜〜〜


夕焼け空の下、向かい合ったテツトと守


テツト「守さん、あなたは・・・もしかして・・・」


守は何も言わずテツトに歩み寄って右手を掴む


守はテツトの目を見て


守「力は失われても俺にはわかる・・・お前に光の巨人が宿っているということを」


テツトは驚いて


テツト「どうしてそれを?」


守は手を放して、少し微笑んで


守「俺は昔、地球人ではなかった・・・自分が何者なのかはわからず、ただ一つの使命のために生きているということしか知らなかった・・・」


テツト「・・・?」



テツトは胸元で何かを感じてマルスパークを取り出した


するとマルスパークが光り輝いて白い空間へ誘われた


向かい合うテツトと守の横にマルスが現れ、二人を見下ろす形となっている


テツト「マルス!」


守はマルスを見て


守「あんたが今、この地球を守ってくれているのか」

するとマルスは


マルス「会うのは初めてか・・・ギャラクシーメシア、いや・・・守」


テツトは少し驚いて守を見つめた



守「そうだな・・・昔はあんたの仲間たちに世話になったよ、そのおかげで暗黒の支配者を倒すことができた」


マルス「我々の平和への願いが君を生み出したのだ、力を借すのは当然の事だ・・・それより、その倒したはずの支配者がとてつもない遺産を残していた」


守は頷いて


守「やはりか、あの怪獣はなんとなくだが見た時に支配者と同じ雰囲気をどこかに感じていた、思い過ごしではなかったみたいだな」


するとテツトは


テツト「マルスの力を借りてもあの怪獣を倒すまでには到らなかった・・・守さん、どうすればあの怪獣を・・・?」


守はテツトを見て少し微笑んで


守「確かに俺も支配者に敗れた事がある・・・それでもこの星の人々、そして宇宙の平和のために戦う戦士たちは最後まで諦めなかった・・・闇を乗り越えた先の光を掴むために」


テツトは少し首を傾げて


テツト「闇を乗り越えた先の光・・・?」


頷いた守は


守「その光を掴むのは一人じゃない、恐れることはない、必ず勝てる」


マルスはテツトを見て頷く


そうして白い空間とマルスが消えた


〜〜〜〜〜〜〜


MMGの指令室で警報が鳴り響く


エリカはコンピューターを見て


エリカ「ダークネスアナーガ、TK01ポイントにて地上に向かっています!」


隊長はそれを聞いて


ミツル隊長「よし、出撃だ!エリカは私と一緒にビッグバード、シンゴとアミはファイターバード、カズヒロは地上から攻撃だ!MMG、出撃!」


隊員たちはヘルメットを手にして


「了解!!」


指令室を後にした



夕焼け空の市街地、土砂を巻き上げながらダークネスアナーガが出現した


「ナァァァァァオォォォゥガハッハッハ!!」


夕日をバックに咆哮を上げる宇宙暗黒獣


地上では逃げ惑う人々が多くいた



その咆哮を耳にしてテツトと守はダークネスアナーガを遠くからだが確認


守「現れたな、ダークネスアナーガ」


テツトは守を見て


テツト「あなたが倒した支配者の遺産を、必ず倒します」


守は少し笑って


守「あぁ、無責任かもしれないが頼む・・・俺は今『一人の地球人』にしか過ぎないからな」


テツトはブレスで


テツト「こちらテツト、連絡遅れました!戦線に復帰します!」


ビッグバード内の隊長たちを始め皆が少し笑みを見せた


ミツル隊長「ふっ、さすがミラクルマン!生きていると信じていた!共に戦おう!」


テツト「はい!」


通信を終了し守を見て頷いてから走って去っていく


その守の横に可鈴と未来が歩んできて


未来「パパ、あの人友達?」


そう言われると守は少し笑いながら屈んで未来の頭に手を置いて


守「あぁ、友達・・・とっても頼りになる友達だよ」


可鈴は守を見て

可鈴「何か実のある話が出来たようね」


守は可鈴を見て頷いた



〜〜〜〜〜〜〜


MMGの総攻撃が開始された


命中するが怯む様子はなく、高層ビルを右腕で一発で粉々に



ファイターバード‐αのシンゴは


シンゴ「攻撃に傷一つ付かない・・・!」


‐βのアミは


アミ「なんとかして怪獣の侵攻を食い止めないと・・・!!」



するとそんなダークネスアナーガの背中に攻撃が浴びせられた


アミ「・・・いまの攻撃は!?」


アミが見た先にはファイターフェニックスが



機内の参謀は


孝高「こちらファイターフェニックス、今回の攻撃に特別参加させてもらう・・・だがこの作戦の指揮は浅見隊長、君に任せる・・・遠慮せずに指示してくれ!」


隊長は通信越しに


ミツル隊長「サポート・・・感謝します!!」



日が暮れて夜になり、死闘は続いていた


カズヒロはカートリッジを交換してドリル弾を発射


胸に命中するが少し怯む程度だった


カズヒロ「くっ、やはりダメなのか!?」


ダークネスアナーガはカズヒロを見て口にエネルギーを集中させた


それを見ていたシンゴは


シンゴ「まずい!カズヒロぉぉぉぉ!」


カズヒロの表情も危機感を表していた


だが、その時空から赤い球飛来してダークネスアナーガに突進


攻撃を阻止したのだ


カズヒロ「なんだ・・・!?」


その赤い球からはウルトラマンゼルドが出現した



一方、走るテツトもゼルドが現れたのを見て


テツト「今だ!マルゥゥゥゥスッ!」


走りながらマルスパークを掲げた


赤色とエメラルド色に包まれて変身


眩い光とともに登場ポーズのマルスが出現した


光が消えると登場ポーズから腕をゆっくり下ろし、少し横に歩んでゼルドの横へ


ダークネスアナーガは二人のウルトラマンを見て咆哮を上げる


マルス「・・・フッ!」


ゼルド「・・・デュッ!」


構える二人のウルトラマン


それを見た隊長は通信で


ミツル隊長「総員、二人のウルトラマンと協力し宇宙暗黒獣ダークネスアナーガを撃滅せよ!」


一同は


「了解!!!」


マルス「ヘヤッ!」

ゼルド「デヤッ!」


二人のウルトラマンはダークネスアナーガに挑んだ


接近戦が展開される、ややダークネスアナーガが優勢の戦いだった


二人の攻撃が次々繰り出されるがダークネスアナーガは打たれ強く反撃してくる


右腕の打撃を喰らい吹っ飛ばされるマルス


マルス「ホワッ!」


ビルに背中から打ち付けられる


ビルは少し崩れたが倒壊には到らなかった


ゼルドはパンチ主体で攻撃

ゼルド「テェヤッ!デュッ!」


左手で叩かれ膝をつくゼルド


一方、ファイターフェニックスの先端にエネルギーが集まっている

右腕で背中を叩かれ両手も地についたゼルド


ゼルド「デュォ!」


さらに右腕を振りかぶり攻撃しようとするダークネスアナーガ


しかしカズヒロが咄嗟にカートリッジをフラッシュ弾に差し替えた


カズヒロ「そうはさせるかっつーの!!!」


引き金を引いて発射、ダークネスアナーガの顔付近に閃光が起きて怯ませることに成功


それを見ていた参謀は


孝高「この機を逃すな!フェニックスブラスター発射!!!」


大「発射しまぁぁぁす!!!」


ブラスターはダークネスアナーガの右手先に命中、金棒部分を破壊することに成功


続いてビッグバードが大型ミサイルを発射し顔面に命中させる


連続攻撃に思わず引き下がるダークネスアナーガ


起き上がったゼルドは構えを取ってゼルド・アタックシュートを発射


胸に命中したダークネスアナーガだったがすぐに口から光弾を発射


するとゼルドを庇うように立ったマルスが両手を上で合わせてから地面に向かって四角形を描くように光の壁を発動(マルス・リバウンドバリヤー)し攻撃を防いだ



そしてバリヤーを解除しマルスは接近


勢い付けて右足でケンカキック、そして両手で首を掴んで少し屈ませたところ、右膝でアゴを蹴り上げる


そこに接近する二機のファイターバード


シンゴ「アミ、攻撃を重ねるぞ!」


アミ「オッケー!」


二機のファイターバードは一斉にレーザーを発射


重なった攻撃はダークネスアナーガの脳天のクリスタル状の角を破壊


ダークネスアナーガは怒りの咆哮を上げながら尻尾を勢いよくマルスに振るった


マルス「ヘヤッ!」


両手でなんとか受け止め掴んだマルスはゼルドを見て頷く


ゼルドは上で両手の交差させ左右斜線を描くように腕を胸辺りに止めると矢じり状のエネルギーが出現

それを掴んでブーメランのように投げた(ゼルド・スラッガー)


ゼルド「ディヤァァァッ!!」


尻尾の根元に命中し切断に成功


マルスは掴んでいた尻尾を捨てて接近


ダークネスアナーガはマルスを目視


マルスの左手にエネルギーが集まってマルスマッシュを繰り出した


胸に命中し吹っ飛ばされたダークネスアナーガは背中から地面に倒れ込む


少し下がって警戒するマルス、その横に立って構えるゼルド


ダークネスアナーガは勢い良く立ち上がって二人のウルトラマン目掛けて光弾を連発


次々命中するマルスとゼルド


マルス「フワッ!」


ゼルド「ガァァァッ!」



そこにビッグバードは大型ミサイル、二機のファイターバードはレーザー、ファイターフェニックスはミサイル全弾発射の攻撃


ダークネスアナーガの光弾連射を中断させた



爆煙が晴れ、二人のウルトラマンが膝をついてる姿が見える


マルスのカラータイマー、ゼルドのビームランプが点滅を開始していた


咆哮を上げるダークネスアナーガ


すると、空に少し明るくなった


ビルの間から朝日が登りつつあったからだ



ゼルドはマルスに


ゼルド「マルス、君はパワーを溜めろ・・・今の太陽光線なら十分君の最強の技が繰り出せるはずだ」


それを聞いたマルスはゆっくりと頷いた


そして立ち上がった二人のウルトラマン、ゼルドはダークネスアナーガに突撃


マルスは空に向かって両手を伸ばしエネルギーを充填させる


接近戦を挑むゼルドは豪快な旋風脚を浴びせると、胸にパンチを連続して打ち込む


しかし右腕で突き放されると左手で横へ吹っ飛ばされる


そしてダークネスアナーガはマルス目掛けて光弾を撃とうとした


受け身を取ったゼルドは瞬時に構えて振り向いてゼルニウム光線を発射


上半身に命中し怯ませることに成功


ゼルドはマルスを見て


ゼルド「光の国の友よ、今だ!!」


マルスの胸の前に光球が出現していた


そしてマルス・サンバスターを発射


マルス「シャァァァァッ!!!」


見事に命中し派手な火花が散った


ダークネスアナーガは天を仰いで口を大きく開けながらゆっくりと倒れて大爆発を起こした


それを見て腕をゆっくり下ろしたマルス、ゼルドがゆっくり歩み寄ってきて頷いた


マルスはそれを見て頷く


ファイターフェニックスの機内では


良太「やった!ダークネスアナーガを倒したっすよぉぉぉぉ!!!!」


参謀の肩を叩く良太


参謀もホッとしたような表情を浮かべていた


孝高「・・・良かった・・・本当に良かった・・・」


大も空を見上げながら


大「やったぜ・・・見てたか?お前ら・・・」



ビッグバード機内の隊長とエリカも


エリカ「やりましたね!!」


隊長はゆっくりと頷いて


ミツル隊長「あぁ、我々の勝利だ・・・」


並び立つマルスとゼルドに敬礼する一同


二人のウルトラマンもそれに頷いて応えて飛び立ってく


マルス「シャァァァ!」


ゼルド「デュァァァッ!」


朝日に向かって飛んでいく二人のウルトラマンであった



〜〜〜〜〜〜〜


地上、腰にヘルメットを当てて並び立って歩くMMGのメンバー


それとは別の場所で同じように並んで歩くFTのメンバー


互いに歩み寄っていく


向かい合ったそれぞれのチーム


そこにテツトが走ってやってきてMMG側に並ぶ


ミツル隊長「おぉテツト、無事だったみたいだな」

テツト「はい、なんとか・・・」


隊長は参謀を見て


ミツル隊長「今回の作戦、参謀のおかげでダークネスアナーガを撃滅することが出来ました」


参謀は顔を横に振って


孝高「いや、我々の方こそ礼を言わなくてはならない・・・ありがとう」


シンゴは良太に歩み寄り


シンゴ「かつて前線に立っていた方と戦えたのは光栄でした・・・」


良太も少し笑って


良太「もう次はない・・・あとは任せたから」


カズヒロは大に歩み寄って


カズヒロ「あなたの熱い魂、受け継いでいきます!!!」


大はカズヒロの肩に手を置いて


大「おぉ!頼んだぜ後輩!!」


それを見てエリカとアミは見つめ合って笑った


参謀はゆっくりと隊長に右手を差し出して握手を求めた


隊長もそれに応えて右手を出して握手したのだった


孝高「これからもMMGの隊長として、活躍を祈る」


ミツル隊長「はい、頑張ります」


テツトは少し顔を上げて空を見上げた



〜〜〜〜〜〜〜


自宅の窓越しから朝日を見つめる守


その後ろから可鈴が寄ってきて

可鈴「どうしたの・・・?」


守は朝日を見つめながら

守「・・・いいや、なんでもない」


可鈴は守の横に立って何か察したように笑って


可鈴「・・・そう、朝ごはんの支度するわね」


そう言ってその場を去った

守はつぶやくように


守「・・・ありがとう、偉大なる親友たち・・・」


そう言って守もその場から去っていくのだった



〜次回予告〜

『太陽系の宇宙ステーションが突如謎の円盤群の攻撃によって破壊されてしまった!』

『それは宇宙戦人バルム星人による地球への宣戦布告だった!挑戦を受けた地球は総攻撃で円盤群を迎え撃つ!』

『戦えマルス!ゼルド!地球と宇宙の平和を守り抜け!』

『次回、ウルトラマンマルス【平和を賭けた決戦】』
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投稿者:執筆:K

ウルトラマンマルス 第32話 A

〜ウルトラマンマルス〜


「ナァァァァァァオォォォゥ!」


片方の角は折れたままのダークネスアナーガが雄叫びと共に姿を見せたのだ


それを見たエリカは少し恐怖を感じる目を見せた


ファイターバード、ドリルタンク、戦車群などが構える方向に姿を見せたダークネスアナーガ


『攻撃を受け、地上に姿を現したダークネスアナーガ・・・支配者の遺産と人類の兵器が激突する時が来た』

隊長は全員に通信で


ミツル隊長「全員、ダークネスアナーガに総攻撃を開始しろぉぉぉ!!」


全員が目つきが変わり、そして声を揃えて


「了解!!!」


大型銃を持った大と良太は顔を見合わせて


大「良太、行けるな?」


良太「勿論っすよ先輩!」


それを聞いて頷いた大はダークネスアナーガを睨んだ


一斉攻撃がそして、開始された


砲撃する戦車群


それに続いてカズヒロが乗るドリルタンクも攻撃を開始


カズヒロ「喰らえッ!」


戦車砲からレーザーを発射


テツトもアタックバズーカを構えて引き金を引いた


次々攻撃が命中するダークネスアナーガ、しかしそれでも足を攻撃陣の方へ進めていく


ファイターバードもミサイル攻撃を開始


隊長たちが乗るビッグバードも


ミツル隊長「エリカ、行くぞ!」


エリカ「了解!」


レーザーを発射し攻撃を集中する


凄まじい攻撃量にダークネスアナーガも徐々に怯む様子を見せ始めた


しかし口から光弾を発射し反撃、戦車群の一部を大破させた


「ナァァァァァァオォォォゥ!」


咆哮を高らかに、そして隊長はそれを見て


ミツル隊長「怯むな!撃て撃て!」


口から電撃を放って戦車群を破壊していく


ビッグバードはダークネスアナーガの真上へ


ミツル隊長「よし、NE爆弾を投下する!準備!」


エリカは手元のボタンを操作した後隊長を見て


エリカ「準備オッケーです!」


隊長は頷いてから


ミツル隊長「NE爆弾、投下!!」


機体下からNE爆弾を投下しダークネスアナーガの身体に命中、それと同時に爆発しダメージを与える


「ナァァァァァオォォゥ!」


苦しみの咆哮を上げたダークネスアナーガ


そして進めていた足が動きを止めた


口も大きく開いたまま静止した



それを見ていた隊員たちが表情を引き締めたままだった


アミ「怪獣の動きが止まった・・・?」


カズヒロ「・・・やった・・・ってことか・・・?」


シンゴは若干不審感を持っている表情を見せた


ビッグバードの機内でも


エリカ「怪獣の活動停止しました!」


横で聞いていた隊長は


ミツル隊長「・・・倒したのか・・・?」


そう問うがエリカは


エリカ「今はまだ断定出来ません・・・」



目の光りが消えたダークネスアナーガ


それを見ていた良太は大を見て


良太「どうなったんすか・・・?」


大は首を傾げながら


大「・・・さぁな・・・」



一方、現場からそう遠くない場所で一台の車が停車


降車した一人の男、その目線の先に固まったダークネスアナーガが


そう、彼こそがかつて『銀河の救世主・ギャラクシーメシア』として戦って勝利を掴み取った青年、星尾 守の姿だった



守か険しい表情でダークネスアナーガを見つめていた



すると次の瞬間、ダークネスアナーガの身体にヒビが入っていく


それを見て驚く一同



テツト「!?」


ミツル隊長「ヒビ・・・?」


シンゴ「何が起こる・・・?まさか・・・!」


カズヒロ「おいおい・・・マジかよ?」


アミ「・・・!?」


ビッグバードの機内でエリカは次の瞬間、こう口にした


エリカ「ダークネスアナーガ、動き出します!!!」


〜OP〜


【本当の最終決戦】


迫り来る宇宙の脅威
地球を狙う侵略者たち
希望の光はどこにある?
絶望の淵に立った時

Come on!Come on!Oh マルス
Lets go!Lets go!Oh マルス
世界のピンチに駆け付けて
闇を追い払う銀色のヒーロー

ウルトラマン ウルトラマン Oh マルス
ウルトラマン ウルトラマン Oh マルス


宇宙暗黒獣ダークネスアナーガ
登場



〜〜〜〜〜〜〜


ヒビが広がっていくダークネスアナーガの身体


そして顔、足、尻尾以外の箇所が破裂するように爆発


煙の中に消えたダークネスアナーガ、それを見つめる隊員たち


徐々に晴れていく煙に二本足で立っている姿が変わった悪魔の姿が垣間見えた


そしてハッキリとその姿を目にした一同


シンゴ「進化した・・・!?」


カズヒロ「本当のバケモンか・・・あいつ」


一同が目にしたダークネスアナーガの姿


背中から生えている左右に向く二本の棘、顔は目が赤くさっきまで無かった脳天に赤いクリスタル状の角

胸には赤い発光部分、そして先ほどと変わらぬ長い尻尾、先ほどには無かった両手が加わり、右手先が金棒のような形となって、身体全体が赤と紫が混ざった毒々しい配色だった


その姿が進化したダークネスアナーガの姿だったのだ


大と良太は


大「おい、あれは!?」


良太は首を左右に振って


良太「どうやら、進化したってわけっすね・・・」


大「進化・・・」


ビッグバード機内の隊長も


ミツル隊長「くっ、進化は食い止められなかったか・・・!!」


悔やむ隊長、次の瞬間にダ^クネスアナーガは咆哮を高らかにした


「ナァァァァァオォォォゥガハッハッハ!」


次に戦車群を見て口から稲妻状の毒々しい光線を発射した


その威力は恐ろしく、戦車群の大半が爆破された


それを見た大は


大「おい!撤退だ!撤退するぞぉぉぉ!」


地上兵に呼びかけて攻撃を免れた者は撤退していく



テツトはアタックバズーカを構えて走る


テツト「うぉぉぉぉ!」


射撃しながら突撃していく


攻撃は命中しているのだがダークネスアナーガはなんとも思ってない様子


テツトは足を止めて


テツト「なんて頑丈な身体なんだ・・・!」


空からもファイターバードや航空部隊の戦闘機が攻撃が仕掛けられる


「グルルルル・・・!」


ダークネスアナーガは即座に空を見上げて光線を発射


戦闘機、二機のファイターバードを撃墜


コックピットのシンゴとアミは


シンゴ「くそぉ!」


アミ「あぁん!」


二人に隊長は


ミツル隊長「二人とも!早く脱出するんだ!」


二人は脱出レバーを引いて脱出



次にダークネスアナーガは地上に向けて光線を左から右に発射


残された戦車群を爆破、そしてテツトも


テツト「!?」


爆風に吹き飛ばされるテツト


テツト「うわぁぁぁぁっ!!!」


持っていたアタックバズーカも放してしまった


地に転がり倒れるテツト


ダークネスアナーガを睨んで、その後に気絶してしまった


光線を止めたダークネスアナーガは空を向いて


「ナァァァァァオォォォゥガッハッハッハ」


咆哮を上げた後、右腕で地面を殴って土砂を撒き散らしながら地底へと再び姿を消したのだった


残された少しの戦車とドリルタンク、空には少しの戦闘機とビッグバード


機内から地上を見て隊長は


ミツル隊長「なんということだ・・・怪獣を逃がした上にここまでの・・・」


エリカはそれを見て


エリカ「・・・!!」


見てられない光景に目を背くようにうつ向いた


ドリルタンクから降りたカズヒロも周りを見て


カズヒロ「こんなことが・・・!」


そこに駆け寄ってきた大と良太


大「大丈夫か?」


カズヒロは大を見て

カズヒロ「はい、俺はなんとか・・・でも」


破壊された戦車の欠片を見たカズヒロ、良太は口元を噛み締めた



そして地上に降りたシンゴとアミは合流


シンゴ「アミ、大丈夫か?」


アミ「えぇ、そっちも大丈夫?」


頷いたシンゴはふと横を見て何かを発見


その目線の先にはアタックバズーカが落ちていた


シンゴ「あれは・・・」


アタックバズーカの元へ駆け寄ってそれを手に取って


シンゴ「テツト・・・テツトはどこへ行ったんだ?」


辺りを見渡すシンゴ、そしてアミも


アミ「そんな・・・嘘だよね・・・?」


そのテツトは誰もいない場所で倒れていた、そこに一台の車が


降車した何者かがテツトに寄り添ったのだった



〜〜〜〜〜〜〜


MMG基地の指令室


椅子に座るシンゴ、アミ、カズヒロ


コンピューターの前で座るエリカ


そして隊長は着席せず腕を組んで顔を少し下に向けていた


全員の表情が暗いものだった


そこへ入室してきた参謀と良太、大


隊長は参謀を見て

ミツル隊長「参謀、今回の作戦・・・申し訳ありません」


謝罪する隊長だったが参謀は


孝高「いや、君が謝る必要はない・・・ダークネスアナーガは我々の想像を遥かに越える生物だということだ」


ミツル隊長「しかし・・・」


孝高「今回の作戦の全責任は私が持っている、気にすることはないんだ」


少し笑ってそう口にした参謀の後ろで悔しさを表す良太と大



するとエリカは


エリカ「あの怪獣の恐ろしさ・・・あんな光景を見せられるなんて・・・」


相当ショックを受けたようなエリカ


良太はそれを見てなんとも言えなくなった


だが大はエリカに歩み寄って


大「残酷な光景を目にしたのは、初めて?」


エリカは頷く


すると大は


大「確かに前線で戦ってる最中に何かを失うのは辛くて悲しくて・・・俺もそういう経験があるんだ」


その言葉を聞いた瞬間に一同が大を見つめる


大「失われた命はもう元には戻らない、だけどその分必死に戦う、必死に生きるというのは出来る・・・だから俺は今も必死に生きてる」



聞いていた参謀と良太もしみじみと頷いていた

大は目線をアミたちの方に変えて


大「例えどんなに今が辛くても明るい未来を信じる限り、人間は屈しないんだよ!そういうメカニズムなんだよ人間の心ってのは」


すると良太は


良太「大先輩の大半は根性論っすけどね」


そう言われた大は


大「あっ、いや・・・訓練生相手にしてると」


言い訳を始めようとしたが参謀が少し笑いながら


孝高「わかったわかった、熱い話はもう十分伝わったよ」


横の隊長も


ミツル隊長「えぇ、そうですね・・・」


隊長は隊員たちを見て


ミツル隊長「戦いはまだ終わってない・・・テツトもきっと生きてる、彼はミラクルマンなんだからな」


そう言われた隊員たちは


シンゴ「・・・次こそは必ず!」


カズヒロ「ダークネスアナーガの野郎を!」


アミ「撃滅しましょう!!」


その意気込みに頷いて応える隊長


すると参謀は大と良太に


孝高「大、良太、私と一緒に来てくれ」


そう言って退室


良太と大は顔を見合わせ頷いて同じく退室していった



〜〜〜〜〜〜〜



ゆっくりと目を開けたテツト、目を動かして自分がどこにいるのか考えた


テツト「・・・ん?」


起き上がった彼は敷布団の上に横になっていたことに気付いた


すると横からツインテールの女の子が見ている


目が合ったテツト


テツト「・・・君は?」


女の子は別の部屋を見て


「ママー、この人起きたよー」


と口にした



するとそこから姿を見せたのは女性だった

その女性こそかつてFTの一員として前線で活躍していた牧野 可鈴だった





Bへつづく
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投稿者:執筆:K

ウルトラマンマルス 第31話 B

向かい合うマルスとダークネスアナーガ


「ナァァァァァァオォォォゥ!」


マルス目掛けて走り込んできたのを見てマルスもダッシュ

マルス「フッ!」


マルスは両手でそれぞれ左右の角を掴んだ

マルス「ヘヤッ!シャッ!」

右足で胴体、左足で顔面を蹴って突き放すマルス


引き下がるダークネスアナーガは角から電撃を発射


マルスは横へ飛び込んで回避、受け身を取ってから右手でマルスショットを発射


命中するが特にダメージは見受けられなかった


マルス「!?」


反撃に口から光弾を発射、マルスはサークルバリヤーを発動するが突破され攻撃を受けた

マルス「ウッ!」

背中から倒れ込んで胸を抑えるマルス


ダークネスアナーガはマルスに接近していく


マルス「・・・!」

それに気付いて立ち上がる、ダークネスアナーガは顔を突き出して噛み付こうとする


マルスはそれを両手で掴んで左膝で顎に膝蹴りして距離を放す


ダークネスアナーガは尻尾でマルスに打撃


叩かれたマルスは右肩寄りから地面に打ち付けられた



口、角、あらゆる場所から電撃を発射し倒れているマルスを狙う


起き上がろうとしたところにことごとく攻撃を受けたマルス


マルス「ホォワッ!ウゥッ!」


再び仰向けに倒れてしまう


それを見たアミは


アミ「なんて強さなの・・・!?」


ダークネスアナーガに対してそんな感情を抱いていた



空を見上げて咆哮を上げるダークネスアナーガ



カラータイマーが青から赤へと変わって点滅を始めるマルスはなんとか起き上がってダークネスアナーガを警戒


地に膝をついたまま構えるマルス


ダークネスアナーガは再び光弾を発射


マルス「ヘヤッ!」


ジャンプして回避、空中で側宙して背後に着地し尻尾を掴む


しかしダークネスアナーガは逆にマルスを振り払った


突き放されたがなんとか受け身を取ってダークネスアナーガに構える


マルスを睨んで口から電撃を発射


マルスはしゃがんだ状態で攻撃を受けながらも右手で電撃の一部を自分のエネルギーに変換してマルス・サンダーボルトを発射


胴体に命中と同時に右の角を破壊することに成功


苦しみの声を上げたダークネスアナーガ、それを見たマルスは間髪入れずマルシウム光線を放つ


これも見事に命中させることが出来た


ダークネスアナーガは数歩下がってしばらくマルスを睨んだ状態で静止した


マルスは構えを解いてゆっくりと立ち上がる


するといきなりダークネスアナーガは電撃を放ってマルスを襲う

命中、爆発に巻き込まれるマルス


マルス「ヘッ!ウワァァァ!」


そして次にダークネスアナーガは自分の前方に光弾を発射し爆発による砂埃を発生させる


一方マルスは腕を交差させて屈んでいた


煙が晴れると顔を上げてダークネスアナーガが姿を消していることに気付く


立ち上がって辺りを見渡す


しかしカラータイマーの点滅が早まっていたこともあり、空を見上げて飛び立っていく


マルス「シャァァァァッ!」



地上から見ていたシンゴとカズヒロは

カズヒロ「あの怪獣・・・逃げたってことか・・・」


頷いたシンゴは腰にアタックレーザーをしまって


シンゴ「どうやらそうらしい・・・しかしマルスでもかなり追い詰められていたようだったが・・・」


カズヒロ「とんでもねぇ強敵が地球に来やがった・・・」


そこに通信が入る二人


シンゴ「はい、こちらシンゴ」


相手は隊長だった


ミツル隊長「怪獣は地底に逃げ込んだようだ、タカトビの船員と共に一度帰還するんだ」


シンゴとカズヒロは顔を見合わせてから


「了解」


とブレスに向かって口にした


一方、アミはテツトの捜索をしていた


アミ「テツトー?どこにいるのー?」


そんなアミの元に


「おーい!」

声のする方を見たアミ、そこにはテツトが駆けてくる姿が


アミ「テツト・・・!」


合流した二人


アミ「もぉう、心配したんだから」


テツトは少し笑って表情を引き締めて

テツト「ごめんごめん、しかし今までにない強敵が現れた」


アミ「うん・・・ウルトラマンマルスも苦戦してた・・・」


少し下を向いてそう口にしたアミ、するとテツトは


テツト「すごい戦いになりそうだ・・・」

つぶやくように言ったテツトだった



〜〜〜〜〜〜〜


指令室に入室してきたシンゴとカズヒロ、テツトとアミ、その後に城所と良太が


シンゴ「ただいま帰還しました」


すると隊長と参謀が横に並んでいた


それを見た四人の隊員は敬礼


孝高「ご苦労だった」


それを見た良太と城所は驚き顔


良太「ありゃ?福森さんじゃないっすか!」


参謀に近寄る良太


孝高「よく無事に戻ったな、良太・・・そして城所」


城所も笑顔となって


城所「あぁ、このチームのおかげでな」


良太は参謀に


良太「しかしなんでこの部屋にいるんすか?」


参謀は少し笑って

孝高「MMGがお前たちの乗っている船の救助に向かったと聞いたからだ、状況把握も含めてな・・・が、今はもう話の中身は変わっている・・・そうだな浅見隊長」


話を振られた隊長は頷いて


ミツル隊長「えぇ、今問題なのはあの宇宙怪獣です・・・」


メインモニターに表示されたダークネスアナーガの画像


全員がそれを見つめる


孝高「この怪獣からただならぬ強さや脅威を感じる・・・一刻も早く撃滅しなければならん存在であることには変わりがないようだ」


それを聞いて頷くMMGのメンバー


するとエリカが隊長を見て

エリカ「隊長、宇宙から謎の入電です」


ミツル隊長「謎の入電?発信者がわからんということか?」


エリカ「はい」


すると参謀は隊長を見て

孝高「繋いでみよう、浅見隊長」


そう言われた隊長は頷いてエリカに

ミツル隊長「よし、エリカ」


エリカ「了解!」


入電を許可しメインモニターに表示した


するとそこには白い背景にウルトラマンゼルドがこちらを向いている映像が映し出された


テツト「ゼルド!?」


全員が驚愕の表情を浮かべた


アミ「入電ってウルトラマンから!?」


そしてゼルドは

ゼルド「私の声、姿が君たちに伝わっているということは届いたということだね」


ミツル隊長「こうして我々に何か伝えるということは・・・かなりの事態ということが伺えますが・・・?」


その問いにゼルドは頷いた、そして次に


ゼルド「今地球に現れた怪獣の名は宇宙暗黒獣ダークネスアナーガだ」


参謀と良太の顔が少し何か引っかかたような気がしていた


シンゴ「宇宙暗黒獣・・・」


カズヒロ「ダークネスアナーガ・・・?」


ゼルド「そう、あの怪獣は宇宙のマイナスエネルギーが生み出した最悪な存在だと言われている・・・だが、本当にあの怪獣を生み出した存在はマイナスエネルギーだけではない」


すると参謀は

孝高「誰かが残した遺産・・・ではないか?」


そう口にした次に良太も頷いた


するとゼルドは


ゼルド「その通り、あの怪獣はかつて多次元宇宙を一つにし宇宙征服を企てた首謀者、『ダークネスルーラ』が残した最悪の遺産そのものだ」


誰もが驚いた事実


孝高「ダークネスルーラが残した遺産・・・」


隊長は参謀を見て

ミツル隊長「ダークネスルーラというと、まだ参謀が前線で活躍されていた時に確認された暗黒の支配者の正体・・・でしたね?」


孝高はゆっくりと頷いた


良太「あの怪獣がタカトビ、そして地球目掛けていたのには・・・」


ゼルド「そう、あの怪獣はダークネスルーラが死ぬ間際に宇宙に向けて発射したエネルギーの源、そのエネルギーにマイナスエネルギーなどが加わり、地球を筆頭に宇宙の平和のために戦う者に復讐する化身となったのだ」


城所は良太を見て

城所「なるほど、復讐心・・・それだけが怪獣をタカトビに引き寄せていたのか・・・」


テツトはゼルドに


テツト「しかし支配者が死んだのはもう10年以上前のこと・・・それが何故今になって?」


ゼルド「言わば、今までの期間はわかりやすく言えば充電期間のような物だったのだ・・・だがそれでも、今ダークネスアナーガはすべての力を解放出来てはいない」


テツト「解放出来てない・・・?」


ゼルド「そう、エネルギー満タンを待たずして復讐心だけが先走ったため身体が完成した瞬間に地球に向かったとされている・・・すなわち君たちが見たダークネスアナーガの姿は」


言葉の途中でエリカは


エリカ「幼体に過ぎない・・・ってことね」


それを聞いたカズヒロは机に両手を叩きつけて


カズヒロ「くそぉ!幼体でもマルスが追い詰められる程のパワーを持ってる・・・もしあいつが完全体にでもなっちまえば・・・」


シンゴ「・・・地球が破壊される・・・」


皆の表情に緊張が走る


隊長はシンゴとカズヒロを見て


ミツル隊長「なんとしても幼体のうちに撃滅しなければ・・・そうですね?」


ゼルドに問いかけた隊長


ゼルドは頷いてから


ゼルド「私も地球に向かっている、我々ウルトラマンと人類が協力しダークネスアナーガを撃滅しよう」


それに頷く一同


こうしてメインモニターが消えた


隊長は隊員たちを見て


隊長は参謀を見て


ミツル隊長「参謀、ダークネスアナーガの現在地を特定し先制攻撃を仕掛けます」


頷いた参謀は

孝高「よし、やってみろ・・・今回の作戦、私が全責任を負う」


ミツル隊長「参謀・・・ありがとうございます!」


頭を下げた隊長


そして参謀は指令室を後にした


それを見た良太と城所は隊員たちに頭を下げてから退室



隊長はエリカを見て

ミツル隊長「エリカ、すぐに地底弾頭ミサイル『モグラS-1』を準備してもらってくれ」


エリカ「了解!」


それを聞いた隊員たちは

カズヒロ「モグラS-1なら、奴に攻撃が届くってわけですね?」


隊長は表情を引き締めたまま椅子に座ると

ミツル隊長「だが、ミサイル一発では奴を倒すまでには到らない・・・しかしそれを受けたら奴は地上に姿を現すはずだ」


シンゴ「そこを一気に叩くってわけですね」


頷く隊長


しかしアミは表情に不安を浮かべていた


アミ「しかし・・・幼体でもマルスを追い詰めるほどの強敵・・・」


すると隣に立っていたテツトは

テツト「確かにどこまで戦えるかはわからない・・・けど、今は出来る事をするしかない」


そう口にしたテツト


隊長は皆を見て

ミツル隊長「モグラS-1の準備、そしてダークネスアナーガの現在地が把握出来次第すぐに作戦を開始する、それまで十分に休養を取ってくれ」


「了解」


〜〜〜〜〜〜〜


通路を歩く参謀、その後ろから良太が駆け寄ってきた


良太「福森さん!」

足を止めた参謀と良太、参謀は良太を見て


孝高「どうした良太?」


すると良太は


良太「今回の作戦、俺も参加させて欲しいっす」


そう言われた参謀は


孝高「何?再び前線に出るということか?」


頷いた良太


孝高「・・・急にどうしたんだ・・・前線を離れてもう10年以上経っているというのに」


良太「今回現れた敵が支配者の遺産・・・僕らと先輩が力を合わせて倒した敵の遺産が今地球に復讐しに来たんすよ?それを指を咥えて見てるなんて俺には出来ねぇっす」


言葉に力を込めた良太


すると参謀は黙ったままだ


良太はそしてこう口にした


良太「福森さんも同じ気持ちなんすよね?だから作戦の全責任を・・・」


参謀は言葉を塞ぐように

孝高「もう我々は前線に立つことは出来ない・・・あの時とはすべてが劣化している・・・今は現役のチームに任せるしかないんだ・・・」


すると良太は左手を握りしめて


良太「実戦感覚などは確かに劣化してるっす・・・でも取り戻すことも!」


孝高「・・・!!」


良太は少し笑って

良太「大丈夫っす、ある人に協力してもらうっすから」


孝高「ある人・・・?」


良太はその者の名を挙げず、振り向いて走っていった


その後ろ姿を見る参謀、その背後から


「知らず知らずのうちに、成長していたよ彼は」

城所がそう口にしながら歩み寄ってきていた


孝高「・・・そうらしい、だが良い意味で彼は成長出来てない部分があった・・・」


隣に立った城所は


城所「あぁ、あの若さは以前と変わりないな」



二人して良太の走っていった方向を見ていたのだった



〜〜〜〜〜〜〜


「防衛軍訓練学校」と書かれた看板が立っている学校の校舎のような見た目の建物



そのグラウンドで腕立てをする大勢の迷彩服を着た若者たち


「1!2!3!」


カウントしている灰色の制服に袖を通す男、その者は良太たちと同じくFTに所属していた上原 大であった


大「4!5!6!7!8!9!10!」

一定のテンポでカウントしている大、ふと目線を移動させると建物側から見物している良太の姿があった



〜そして〜


建物にもたれかかる良太とその正面で腕を組んで話す様子の大


大「宇宙から帰ってきてたのか、それにしても珍しいな!お前から顔を見せに来るなんて」


良太は少し笑って


良太「まぁ今、訓練生の教育をしてる先輩っすからね、なかなか忙しくて相手してくれねぇっすからね」


大は苦笑いして


大「おいおい、今こうして相手してるだろう?」


そして大は表情を引き締めて


大「っで、用件は?お前のことだから何事もないって訳はねぇだろ?」


良太は軽く拍手して

良太「さっすが、お見通しってわけっすか」


大「そりゃもう10年以上も付き合いあるんだから・・・で、その用件は?」


そして良太は壁にもたれるのをやめて話す


良太「実は、宇宙から怪獣が飛来したんすけどその怪獣はかつて俺たちが戦った相手である支配者の遺産ってことがわかったんすよ」


少し驚きの表情を浮かべた大


大「なんだって?ダークネスルーラの?」


頷いた良太は

良太「その怪獣は一筋縄では行きそうになくて、俺も作戦に参加予定なんすよ・・・あっ、ちゃんと福森さんの許可は取ったっす」


大「参加予定って・・・お前前線から離れて何年経ってると思ってるんだ?」


良太「そーこーで、数年前まで北アジア支部で前線に立っていた先輩にサポートしてもらおうと思って」


大は呆れ笑いを見せた


大「お前ってやつは・・・」


だがすぐに右の拳を良太の胸に突きつけて


大「普通なら却下だがな、支配者の遺産が今回の敵ってんなら俺も参加しないわけにはいかないなぁ」


良太は微笑んで


良太「そう言ってくれると思ったっす・・・行きましょうか!」


大「あぁ、準備をしてすぐに向かう」



〜〜〜〜〜〜〜


夜となっていた



コンピューター席から隊長を見たエリカは


エリカ「隊長、モグラS-1の準備が完了しました」

隊長は席を立って


ミツル隊長「よし、早速ビッグバードに積み込むように頼んでくれ」


エリカ「了解」


隊長は目線を変えて


ミツル隊長「あとはダークネスアナーガの居場所だけだな・・・」


〜そして〜

夜が明けて朝が来た、そこに指令室では動きが見られていた


コンピューターを見ながらエリカは何かを発見したのか隊長を見て


エリカ「隊長!ダークネスアナーガの現在地がわかりました!」


その言葉を聞いて隊長以下四人の表情も引き締まったものとなった


ミツル隊長「場所は?」


メインモニターに地図を出し、ダークネスアナーガの居場所も赤い点で表示された


シンゴ「KN03ポイント・・・」


隊長は一同に


ミツル隊長「よし、これよりダークネスアナーガ撃滅作戦を開始する!テツトは地上部隊と連携、アミとシンゴはファイターバード、カズヒロはドリルタンク、私とエリカはビッグバードで出撃する、MMG作戦開始!」


一同は声を揃えて


「了解!!」


指令室を後にした



滑走路から飛び立つビッグバード


一方テツトはタイガーリーフに乗車しシークレット・ルートから現場に向かった

現場は岩場が多めの工業地帯の一角だった


ビッグバードの機内


隊長がブレスで


ミツル隊長「シンゴ、アミ、準備はいいか?」


シンゴ「いつでも大丈夫です」

アミ「同じく、行けます」



ミツル隊長「よし、ファイターバード‐α、‐β出撃!」


ビッグバードから飛び出す二機のファイターバード


そして隊長は次に

ミツル隊長「カズヒロ、行けるか?」


カズヒロ「こちらドリルタンク、オッケーです!」


ミツル隊長「よし、行くぞ」


ゆっくり降下して機体下からドリルタンクを下ろすビッグバード


作業が完了し上昇していくビッグバード


すると通信を受ける隊長


ミツル隊長「はい、こちらビッグバード」


その相手は大だった


大「こちら上原、上沢良太と共に参謀からの許可を得ての特別召喚でこの戦闘に参加させていただきます」


それを聞いた隊長は


ミツル隊長「上原くん、上沢くん・・・ありがとう!前線で戦っていた者が参加してくれるとは頼もしい限りだよ」


大「こちらこそ、足でまといにならぬように戦います!」


通信先の大と良太は地上部隊の戦車や地上兵の中に混ざって参戦しようとしていた



そして隊長は

ミツル隊長「総員に告ぐ、ただいまよりダークネスアナーガにモグラS-1を撃ち込む・・・地上に奴が現れたら総攻撃を開始する!いいな!?」


一同は


「了解!!」


と返答


操縦桿を力強く握るシンゴや、戦車砲をカスタマイズしたドリルタンク


タイガーリーフから降りてアタックバズーカにドリル弾をセットするテツト



ミツル隊長「・・・モグラS-1、発射!!」

エリカ「発射します!」

発射ボタンを押したエリカ


ビッグバードから地底弾頭ミサイルモグラS-1が発射された


マップを見ていたエリカ


エリカ「命中まで3、2、1、命中!」


緊張が走る機内


エリカ「目標、地上に出ます!!」


その言葉通り、地中から土砂を巻き上げながらダークネスアナーガが出現した


「ナァァァァァァオォォォゥ!」


片方の角は折れたままのダークネスアナーガが雄叫びと共に姿を見せたのだ


それを見たエリカは少し恐怖を感じる目を見せた


ファイターバード、ドリルタンク、戦車群などが構える方向に姿を見せたダークネスアナーガ


『攻撃を受け、地上に姿を現したダークネスアナーガ・・・支配者の遺産と人類の兵器が激突する時が来た』

隊長は全員に通信で


ミツル隊長「全員、ダークネスアナーガに総攻撃を開始しろぉぉぉ!!」


全員が目つきが変わり、そして声を揃えて


「了解!!!」



人類と支配者の遺産であるダークネスアナーガの戦いの火蓋が切っておろされたのだった




つづく



〜次回予告〜

『MMGの総攻撃の最中、完全体となるダークネスアナーガ』

『かつてない強敵を前に地球最大の危機が訪れる、人類と地球の最後の日となるのか?』

『戦えマルス、ゼルド!そして発進せよ!ファイターフェニックス!』

『次回、ウルトラマンマルス【本当の最終決戦】』
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投稿者:執筆:K

ウルトラマンマルス 第31話 A

〜ウルトラマンマルス〜


宇宙空間を行く一つの宇宙探査機


『宇宙探査機「タカトビ」、宇宙環境を調査すべく旅立った探査機が今、地球に向けて進路を取っていた』

機内には四人の男の姿が

二人は操縦席、もう二人はコンピューター席に着席していた

操縦席の二人、それはかつて地球防衛のチームFTに所属していた上沢 良太だった

そして彼の隣にいるのは彼の恩人でもある城所


城所「良太、もうすぐ地球に到着だが帰って一番最初にしたいことはあるのか?」


良太は首を傾げながら


良太「そうっすね・・・特にないっすかね、地球に到着出来ればそれでいいみたいな感じっす」


城所は少し笑って

城所「ハハッ、そうか」


すると警報音が鳴り響く機内


後ろを見た城所


城所「どうした?」


すると船員二人は

船員A「謎の飛行物体が探査機に接近しています!」

船員B「このままでは追突されます!」


城所はすぐに良太に


城所「良太、レーダーの詳細を表示!」


良太はそう言われてレーダーを表示


タカトビに接近する赤い点が徐々に徐々に接近してきていた


城所「マズイな・・・地球到着前にこの船が木っ端微塵にされてしまう」



それを聞いた良太は船員二人に


良太「至急地球に救援連絡!」


船員二人は頷いて


「了解!!」


〜MMG指令室〜


通信を受けたエリカはヘッドホンマイクをして受け答えをする


エリカ「はい・・・はい・・・なんですって!?」


驚きの声を出したエリカに一同の目線がエリカに


エリカ「はい、わかりました!至急救援に向かいます!」


通信を切ったエリカはヘッドホンマイクを外して隊長に

エリカ「隊長、宇宙探査機タカトビに謎の飛行物体が接近、怪獣の可能性も考えられるため救援要請が」


それを聞いた四人の隊員は席を立って隊長を見る


隊長も席を立って四人を見る

ミツル隊長「よし、出撃だ!シンゴとカズヒロはスペースバード、テツトとアミは地上で待機!作戦開始!!」


「了解!!」

四人はヘルメットを手に指令室を後にしたのだった


〜〜〜〜〜〜〜


とある部屋、大窓も前に立って空を見上げる軍服に袖を通す男性

そこに一人の男性が入ってきて

「参謀」


「・・・なんだ?」

「報告します、宇宙探査機タカトビに飛行物体が接近、怪獣の可能性もあるということでMMGが救援に向かいました」


すると男は振り向いて顔を向けた


その男こそ、かつてFTの隊長を務めていた福森 孝高であった


孝高「・・・そうか、わかった」


そう口にしたのだった



〜OP〜


【支配者の遺産】


迫り来る宇宙の脅威
地球を狙う侵略者たち
希望の光はどこにある?
絶望の淵に立った時

Come on!Come on!Oh マルス
Lets go!Lets go!Oh マルス
世界のピンチに駆け付けて
闇を追い払う銀色のヒーロー

ウルトラマン ウルトラマン Oh マルス
ウルトラマン ウルトラマン Oh マルス


宇宙暗黒獣ダークネスアナーガ
登場



〜〜〜〜〜〜〜


空を行くスペースバードは宇宙へと向かっていた


機内の二人は


シンゴ「こちらスペースバード、これより大気圏突破します!」


大気圏を突破し宇宙空間に出た


カズヒロ「よし、水平飛行だ!」


スイッチを入れると機体はゆっくり横になっていく


それに伴うように、二人の座席もゆっくりと水平になるように回転を始める

水平になったスペースバード

二人も水平となって、操縦桿などのコントローラーも二人の正面にあるコンピューターにコントロールチェンジ

カズヒロ「水平飛行体勢完了!タカトビの現在地はSP09ポイント」


シンゴ「よし、まずはタカトビを発見することだな」


カズヒロは頷いた


闇の空間をスペースバードが突き進んでいた



一方、公道を走るタイガーリーフ


運転席にはテツト、助手席にはアミ

アミはブレスで


アミ「落下予測地点は現時点で不明ってことね?」


通信相手のエリカに確認していた


エリカ「うん、だけどあと30分もすればスペースバードとタカトビが合流する」


アミ「じゃあその時ね・・・」


通信を終了したアミ



〜宇宙空間〜


タカトビの機内は緊張感に包まれていた


レーダーを見た良太は

良太「あと20分もしないうちに物体は接近する・・・」


後ろの船員は

船員A「思い切ってコースを変更出来ませんか?」


すると城所は

城所「そうしたいのは山々だが、コース自体外れると我々は宇宙で迷子になってしまう・・・なんとかコースを沿ってるだけでも精一杯なんだ」


船員Aは悔しそうな表情を浮かべながら顔をうつ向かせた


良太はそれを見てから城所を見て


良太「10年くらい前にもこんなことあったっすかね・・・」


城所はそう言われて


城所「ふっ・・・懐かしい話題を出してきたな」


良太も少し笑って


良太「ふと頭に過ぎっただけっすよ」



すると再び警報音が


城所「何事だ?」


良太はレーダーを見て

良太「物体の速度に変化が!」


城所「何!?」


タカトビの後を追うように飛行する紫の光に包まれた謎の物体


かなりの速さで接近していた


レーダーを見た良太、するとスペースバードの反応をキャッチ


良太「この反応、城所さん!コースを一旦外れるっす!」


操縦桿を倒して旋回を狙うが物体は背後についたままだった


良太「そんな!?」





一方でスペースバード機内の二人も


シンゴ「タカトビの反応だ・・・」


レーダーを見たシンゴがそう口にするとカズヒロは

カズヒロ「物体がかなり接近してるじゃねぇか・・・」



そしてタカトビの機内


良太「なんとか振り切れると思ったら・・・どうすればいいんすか・・・」


肩を持った城所は力強く頷く


それを見た良太はなんだか勇気づけられたような気がした


物体が接近してきている、すると物体は紫色の電撃状のムチのような物を伸ばす

エンジン部分を攻撃されたタカトビ


火花が散る機内


良太「ぐっ!機体が・・・!」


船員A「エンジン停止!」


船員B「このままでは持ちません!」


城所はそれを聞いて


城所「くっ・・・万事休すってことか・・・」


それを見ていたスペースバードの二人


カズヒロ「はっ、タカトビが!」


シンゴ「探査機ごとの救助は困難だ・・・」


隣のカズヒロは

カズヒロ「ドッキングしかねぇ!ドッキングで船員だけでも!」


そう言われたシンゴは深く頷いた


そして通信でタカトビに

シンゴ「こちらスペースバード、タカトビの船員は全員脱出用ハッチに移動してください!ドッキングしてあなた方を救助します」



通信でそれを聞いた城所は


城所「ありがたい・・・」


しかし次にムチはタカトビに巻き付いた


船員A「捕らわれました!」


良太も操縦桿を動かしなんとか振り切ろうとするも無理だった


スペースバードはレーダーを発射しそのムチを切断


良太はそれを見て


良太「へっ、良い腕!」


と褒めた

タカトビの機体上に来たスペースバード


カズヒロ「操縦は俺に任せろ、シンゴはハッチを開け」


シンゴ「オッケー!」


シンゴは移動


カズヒロ「カウントスリーでドッキングする・・・3、2、1!」


ドッキングに成功したスペースバード


タカトビ機内の四人


城所「さぁ、スペースバードに移動するんだ!」


良太もコントロールを自動にして移動


シンゴ「さっ、こちらです!」


物体は電撃をスペースバードに発射し命中させた


大きく揺れる機体


カズヒロ「おっと!」


操縦桿を力強く握るカズヒロ


ハッチからコックピットに向かってシンゴは

シンゴ「もう少しの辛抱だ!耐えろ!!」


四人の移動が完了


シンゴはハッチを閉めて


シンゴ「これで全員ですね?」


そう問われた城所は頷いた


するとドッキング部分が火花を散らした


カズヒロ「うおっ、なんだ!?」


良太はカズヒロに


良太「全速力で振り切るんだ!」


カズヒロ「了解!!」

レバーを押してスペースバードは加速


物体はタカトビに激突して粉砕



〜指令室〜


通信する隊長

ミツル隊長「こちら指令室、スペースバード応答せよ!」


すると出入り口から誰かが入ってきて一言


「状況はどうなってる?」


隊長はそれを見て驚いた

ミツル隊長「さ、参謀・・・!?」


足を踏み入れたのは福森孝高参謀だった


すぐに敬礼してからメインモニターを見た隊長は

ミツル隊長「はい、現在スペースバードとの通信が途絶えています・・・」


それを聞いた参謀もメインモニターを見て

孝高「そうか・・・なんとか無事でいてくれれば良いのだが・・・」


そう口にしてちょっとするとシンゴからの通信が


シンゴ「こちらスペースバード、タカトビの船員を全員救助!地球に戻ります!」


それを聞いた瞬間、隊長、参謀、エリカに笑顔がこぼれる


ミツル隊長「よし、よくやってくれた!ところで物体は?」


シンゴ「我々の後を追うように地球に向かっています!」


隊長はエリカを見る、するとエリカは隊長を見て


エリカ「落下予測地点はKN11ポイントです!」


そう聞いた隊長は通信

ミツル隊長「テツト、アミ!KN11ポイントに急行せよ!」


タイガーリーフ車内のテツトたちは

テツト「了解」


タイガーリーフは現場に一直線だった


空の彼方からスペースバードが


コックピットから地上を見た良太は


良太「どんな形であれ、地球に戻ってくることが出来て良かった・・・」


そしてシンゴとカズヒロに

良太「ありがとう、世話をかけた」


シンゴは首を振って

シンゴ「いえ、これが我々の与えられた使命ですから」


そして謎の物体は山奥に落下


それを見たカズヒロは


カズヒロ「スペースバードもこのまま飛行は厳しい・・・一旦着陸するか」

シンゴ「あぁ」


スペースバードも水平のまま着陸した



タイガーリーフも現場に到着し降車した二人


落下した場所を見て

アミ「隕石・・・なのかな・・・?」


隣で首を傾げるテツト


すると閃光が数回起こり、物体は爆発


テツト「!?」


黒煙の中から咆哮が


「ナァァァァァオォォゥ!」


すぐにアタックレーザーを手にした二人


黒煙の中から怪獣が姿を見せた


身体は球体状、足がそこから生えていて顔の斜め上左右に長い角を有していて腕と見られる箇所はない、そして長いムカデのような形の尻尾がある

目が赤くて身体の配色も紫と暗めの赤色

この怪獣が宇宙暗黒獣ダークネスアナーガだった


それを見たテツトは通信


テツト「隊長、物体から怪獣が現れました!現在東に向かって足を進めています!」


それを聞いた隊長は


ミツル隊長「その先には相模ダムがある!なんとしても食い止めるんだ!」


テツト「了解!」


隣のアミは怪獣を見て


アミ「なんておぞましい見た目・・・」


テツト「アミは背後からの攻撃を頼む」


アミは頷いて

アミ「わかった」

そう言って移動


テツトも移動しながら射撃


一方、スペースバードを降りたシンゴとカズヒロもダークネスアナーガを見て


カズヒロ「俺たちも攻撃に加わろう」


シンゴ「あぁ、そうだな!」


そしてシンゴは機内の者たちに


シンゴ「ここでじっとしててください」


それだけ言って攻撃へ向かった



凄まじい足音を轟かせながら進むダークネスアナーガ


シンゴとカズヒロも射撃を開始


命中するもダメージを与えられている様子はなかった


テツトは正面から射撃


顔面に数発命中し、足を止めたダークネスアナーガ


テツトを睨んで咆哮を上げる


テツトはそれを見てマルスパークを取り出す


ダークネスアナーガはテツト目掛けて口から赤い禍々しい光弾を発射


テツト「ウルトラマンッ!マルゥゥス!」


空に掲げたと同時に爆発に巻き込まれるテツト


しかしダークネスアナーガは二歩ほど後退し何かを警戒した


煙が晴れると顔をうつ向かせしゃがんでいる状態のマルスの姿が



「グルル・・・ッ!」


警戒するダークネスアナーガ


マルスはゆっくりと立ち上がりながら顔をダークネスアナーガに向ける


マルス「・・・ヘヤッ!」


ファイティングポーズを取るマルス


シンゴ、カズヒロ、アミはそれぞれマルスを見て頼もしく感じる表情を見せる


そしてスペースバードの機内の四人もそれを見た


良太「ほう、ウルトラマンマルス・・・初めて見るね」



互いに向かい合った状態のマルスとダークネスアナーガ


その戦いが今、始まろうとしていた


Bへつづく


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投稿者:執筆:K
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