寝ぼけまなこの目を右手でこすり、列車を降りる。陽は西に今にも傾こうとしている。
耳を澄まし路地裏の音のするほうへ足を運んでゆくとそこには擦り切れたジーンズの若者がギターを弾いている。
僕に視線を合わせることも無く、と言うよりも僕の視線からまるで逃げているような感じさえする。
僕の気配に気がついたのか僕のほうに体を傾ける。
彼はEスケールの歌を歌い続けている。5本の指を巧みに操り黙々と・・・
OLD JOEに教えてもらったスケールで、彼のギターの音に音を合わせてみるが、相変わらず彼は僕を無視するかのようにギターを弾いている。
「あんたのギターのローズのにおいがここまで来てるぜ」
突然僕に話しかけられたが、僕は答える準備ができていなかった。
「おいらサム。ギターを弾いて飯食ってんだ。その日暮らしさ。めくらの俺に仕事なんてありゃしないのさ。」
「俺の名前はジョージ。MADE IN JAPAN 」(これパターンになりそうです。)
「今夜、俺のやってる店に来ないか?」
サムとの出会い。これからどうなるのだろうか?故郷を出てからまだ10日も経っていないのだ・・・
続く(かな?)
「シュワッチ

」