1月26日公開の映画
「母べえ」
の試写会に有楽町のよみうりホールに行ってきました。
この映画は山田洋次監督、吉永小百合さん主演の
太平洋戦争以前、昭和15年から始まる
家族の愛のドラマ。
開場20分前に到着したにもかかわらず、既に長蛇の列。
時代設定のせいなのか比較的年齢層の高い
方達が多かったようです。
物語
昭和15年の東京。父と母、娘の初子と照美の野上家は、
お互いを「父べえ」「母べえ」「初べえ」「照べえ」と
愛称で呼び合う仲睦まじい家族だ。
小さな家庭の穏やかな日常は、文学者である父・滋が
治安維持法で検挙された朝から一変する。
戦争に反対することが、
国を批判するとして罪になる時代だった。
不安を募らせる母と娘たちのもとに、
温かい思いやりを持った人々が次々に訪れる。
父の教え子で出版社に勤める山崎は、
父との面会申請のために奔走し、
やがて一家から「山ちゃん」と呼ばれる大切な存在になる。
父の妹で美しく快活な久子は、思春期を迎えた初子と
おてんばな照美の良きお姉さん役で、
いつしか山ちゃんにほのかな想いを寄せるようになる。
そして、変わり者の仙吉叔父さんは、
あけっぴろげで遠慮のない性格のため、
いくつもの騒動を巻き起こすのだった。
離ればなれになった家族をつなぐのは手紙だった。
まるで日記を書くかのように
毎日の出来事を父に綴る初子と照美。
そんな娘たちの成長を見守ることが
母べえの心の支えだった。
そんなある日、野上家に思いがけない便りが届く・・・。
一家団欒、幸せな家族だったはずが…。
特に大袈裟な泣かせの演出は無く、坦々と物語が進む中、
戦争に突き進んでいく日本という国に
普通に暮らしていた幸せな家族が
翻弄され飲み込まれていく…。
その中で、家族愛というものが繊細に表現されてました。
大女優の吉永小百合さんは言うまでも無く、
脇を固める役者さん達の演技も素晴らしいもので、
特に、存在感があり、光っていたのが、
「武士の一分」では各賞を総なめにし、
野上久子を演じた
「壇れい」さん。
好演技と美しさにすっかり魅了されました。
戦争を知らない私の年代では、「ALWAYS」ほど
ピンとくるものはありませんでしたが、
ご年配の方々の涙を流している姿が
あちらこちらで見られました。
昭和15年から始まり、
終戦を迎えるまでの激動の時代に生きた
強くて優しい日本の母を描いた「母べえ」
公開は、1月26日からです。

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