2012/7/17

パクリ  Mongolia
韓国は新興国での影響力を高めるために、ODAの拡大を図っている。
2010年にDAC(開発援助委員会)への加盟をしており、名実ともに
援助国としての影響力を行使している。
2011年のDAC加盟国のODA実績でも、韓国は17位と、躍進を
している。
援助額も1321百万ドルとなっており、日本の10641百万ドルに
対して10%程度の規模だ。(ちなみに日本はフランスに次いで5位。
1位はアメリカ、このあとドイツ、イギリスとなっている)
援助の中心はベトナムやモンゴルが多いと聞く。

モンゴルにおいて最近では、KOICA(日本のJICAのような機構)の名前を
良く聞く。
ウランバートルの都市計画の中で、地下鉄導入の案件があるが、もともとは
JICAで事業化調査なりを実施したものだが、その後、韓国勢がすばやく
参入し、ソウル地下鉄等が大挙して訪問し、売込みを図ったという。
日本が一生懸命、案件の事業化調査を実施して、案件の実現に向けて
あーでもない、こーでもないとやっているうちに、韓国に出し抜かれる
事が、ここモンゴルに限らず多々あると聞く。
こちらが一生懸命やった調査をパクッて、実現に向けて動くというのは
どうかなと思うが、調査ばかりやって、いつになっても実現させない日本の
やり方にも問題があるのだろう。

2012/6/12

権力者  Mongolia
数人の警察官によって、裸足のまま(正確には靴下を履いていたが)
担ぎ出されて逮捕されたモンゴル元大統領エンフバヤル氏だが、
昨日の拘留期限を迎えて、さらに延長となった模様だ。

取調べをするに従い、特に鉱山開発やその他の開発案件に絡んだ
贈収賄の疑いが強く、さらに拘留期限を延長して取り調べる事になった。
現地での情報によれば、特に収賄については、
あまりにも国際的に多岐に亘り、モンゴルだけでは裁判できないのではないか、
国際的な法廷に持ち込まないと解決できないのではないかという憶測が出てきている。
いくつかの国名も出てきており、カナダ、中国、韓国、
中近東の国にも関係があると言う。
そのうち、日本も出てくるかも知れない。

時の権力者は、次の権力者によって葬られるという図式は、
まだまだ、この国が社会主義時代のやり方を色濃く残していると思う。

2012/6/11

学習能力  Company
かつて北方四島のディーゼル発電施設案件をやっている時に
客先側のコンサルさんから、打合せの度に散々言われてきた
のが、「学習能力がないね」という言葉だった。

つまり、一度起こした過ちをまた繰り返すという失敗を何回も
繰り返したからだ。
勿論、当方にも言い分はあり、その時の社内事情や色々な事情で
望まなくとも、そのような結果で、図書類や成果品を提出した
のだが、客先の意図と異なるため、指摘を受けてきた。

今の自分が席を置くところも似たような状況を行っている。
先行して受注した変電所プロジェクトであるが、
現地での情報収集や準備不足、社内での体制や要員不足、契約図書類の
整備等々、これらを整備しないまま受注に突っ込んだため、
結果として大変な出血を伴うものとなった。
ようやくこのプロジェクトは先が見えてきたものの、
事は重大で、大きな赤字は誰の責任かというところになるだろう。
実は、この責任の所在も明確でなく、誰なのかハッキリしないから
始末に負えない。

ある程度経験して、懲りた部分もあるので、今度はもう少し、キチンとした
対応をするのかと思っていたら、新しい物件が飛び込んできたら、
またもや同じような進め方で、正に「イケイケドンドン」である。
発展途上だから、あまり細かい事は言えないし、まして自分自身も
そんなに経験を持っている訳でもないので、大きなことは言えない。
しかし、もう少し学習能力があってもいいのではないだろうか。

2012/6/7

胸のつかえ  Company
約10年以上経って、かつてお世話になった外務省の方にお会いする
ことができた。
現在は出向で、関係する機構の理事をやっておられる。
ある時、偶然にその理事の連絡先を知ることができたので、
さっそく連絡を取ってみたら、有難いことに「来い」という言葉を
頂いたので、さっそくお伺いしてみた。
麹町の中にあるビル6階に機構役員フロアがあり、
数並ぶ個室の一室に理事はいた。

実は行く前に、理事と言う立場がどれほど偉いのか知らず、
「お会いしたい」の一点張りで、突き進んでしまった。
当方からメールを差し出すと、まずご本人からメールが届き、
暫くすると、秘書の方から、「いつ誰と来て何を話すのか」という
確認のメールが来たので、
「こりゃぁ、ちょっとマズイかな」
と思った。

でも理事の気さくなご対応で、緊張する面談の場もすぐに和やかに
なり、かつてのプロジェクトの思い出話に花が咲いた。
「プロジェクト実施の時は本当にお世話になり、また完了後は色々と
ご迷惑をお掛けし本当に申し訳なく、またありがとうございました」
ようやく、理事に伝える事ができ、これで胸のつかえが取れたようだった。
これまで、プロジェクトを一緒にやってきた下請けさんには、
すべてご挨拶をして来たが、発注先であった客側には何もご挨拶を
申し上げる機会がなく、いつかは、と思っていたので、ようやくホッとした。

2012/6/3

投資話  Company
以前にお会いした会長と再会した。
今度は日曜日の羽田空港で、だ。
会長は相変わらずエネルギッシュで、昨夜大阪から東京に移動し、
今日はこれから旭川へ移動するとの事だ。
懸案の某国でのビジネスについて話し合いをした。
市幹部から会長に対して一緒にビジネスをやろうと
いうことで照会が来て、会長は大いに乗り気になっている。

中小企業の社長さんや会長さんを見ていると、この方々は
もうポジションとしては本業の展開より、より大きく別の展開を
しようと投資話に非常に積極的だと思う。
海のモノ、山のモノともつかない話であっても、
好奇心を持って食いついて来るという感じだ。

社会への還元をどのようにするのかも常に考えながら
行動している姿を見ていると、企業のあり方について
考えさせられる。

2012/5/31

恩義  Company
自分がODA無償工事に始めて取り掛かったある案件は、
パラオでの送配電線路工事と変電所工事である。
その時に、大変お世話になった重電メーカーさんから、
新しく「スマートステーション」を作り実証試験を行っているので、
見学に来ないかというお誘いを受けた。
勿論、かねてから興味を持っていたので、即OKで、
日帰りで出掛けた。

スマートステーションは主に太陽光発電等による電圧変動などの配電系統への
影響を軽減するために、サイリスタ素子を使用した自動電圧調整器等を系統に
連係することによって、電圧を一定にするというものだ。
その調整応答性は極めて早く素晴らしいものだった。
さっそく、どこか海外で利用できないかと思案してみた。
電圧は日本国内の6.6Kv仕様だが、電圧調整をするスイッチング部分は
無接点のサイリスタなので、入力電圧部分の開閉器等を見直し設計すれば
対応は可能ではないかという事だった。

かつてやったアゼルバイジャンの変電所改修プロジェクトでは、
当時の自分の所属する会社と敵対もしたが、
自分にとっては、一番最初に、ODA無償工事のイロハを
教えて頂き、大変お世話になり恩義を感じている。
いつかご一緒に何か新しい事ができればいいなぁと思う。

2012/5/9

ヒートアップ  Company
東京にある大手ソーラーパネル会社とプラント建設コンサルタント
で有名な大手会社のお二人が、突然、自分の会社を訪ねて来た。

話の内容は某国での太陽光発電の件だった。
北国の電設工事会社会長の話を聞いて、急遽訪問をしてくれた訳である。
話の内容は、メガソーラーをやりたいという事であったが、
以前に会長にも説明したが、現実的にはそれは無理ですよという話を
もう一度繰り返す結果となった。

この国では、太陽光発電施設を建設するには、限りない土地があるので
有利である。
しかし、国全体の電力系統から検討すると、非常に脆弱であることが
分かる。
国全体で、太陽光発電施設を受け入れるにしても、せいぜい10〜20MW
程度だろう。
石炭火力を中心とした発電能力から考えても、それ以上の受容は無理だろう。
変動する電力量が多ければ多いほど、系統を不安定にする。
また、潮流抑制はナショナルグリッドとして連係している他国が
行っているため、これも大きなネックとなる。

早い話が、太陽光発電によって得られる電力を貯蔵できるモノがあれば
どんどん導入はできる。
しかし、電力貯蔵技術はまだ発展途上にあり、非常に高価で大規模な
貯蔵設備は導入する事ができないのが、現実だ。
本当は中規模の揚水発電所でもあれば、いっぺんに解決するのだが、
環境破壊や落差が比較的少ないので、(落差の大きい所は電源需要地から
遠隔地であり、水量も少ない)なかなか良好な開発地点がない。
Nas電池等の価格がもっと下がれば、浮上できる話でもある。

2012/5/5

全原発停止の日  日本
恐らく、このような日が訪れようとは、原発建設に関わった者なら
考えたこともないだろう。
北海道電力の泊3号機がこの日停止し、日本国内の原発はすべて停止
した事になる。
さっそく騒がれているのは、夏場の電力不足だ。
計画停電や突然の停電が起これば、企業活動はストップする。
特に生産工場は大きなダメージを受ける。
そのような理由から、早くも再稼動の話が浮上している。

しかし、それはあまりに拙速な対応ではないだろうか。
千年1回発生するという稀有な大震災で、事故を起こした原発に対して、
何があっても安全停止し、制御できると言っていたにも関わらず、
結局はうまくコントロールできていない。
むしろ、制御不能という状態だ。
溶融した核燃料、プールに残存されている核燃料、これらを安全に
撤去するにしても、膨大な年月を必要とし、それまではまったく安全の
保証はない。

原発の存在について、必要なのか否かは、やはり国民全体で真剣に
考えた上で、判断することが必要だと思う。

2012/5/3

春の墓参  Family and Home
春の彼岸に墓参りができなかったので、連休を利用して
墓参りをした。
昨年からの降雪は結構多かったが、街中はすべて解けて埃っぽい
春先特有の季節となっていた。

せっかくの連休と言っても、久々に北国に戻れば、母親のリクエストに
従い、家事のあれこれをやって、休みが終わってしまった。
病院やら、買い物やら、あれやこれやで、休みは過ぎ去り、
東京に戻ってきた。

家族全員で移動するにも、北国への飛行機運賃は馬鹿にならない。
東京に戻って来ても、一文無しで、どこにも行く事ができない。

2012/4/18

原理原則  Company
アジアで円借款による空港建設案件に取り組んでいる。
元請は既に相手国側と契約し着工の段取りに動いているが、
下請として参入を期待されている自分の会社との条件が合わずに
なかなか交渉が進まない。
それはともかくとして、自分の会社は過去にも海外で空港建設を
やっているのだが、その時に手痛い失敗をして大赤字を出して
いるそうだ。
そのせいか新規の空港建設案件に取り組もうとすると、どうにも
会社の動きが急にネガティブに動く。

入札図書の仕様書や図面を何回もひっくり返しては、読み込みを
するのだが、ICAO(国際民間航空機関)の国際標準に関する
資料が社内に存在せず、調べる必要性を感じた。
内容としては、飛行場の設計マニュアルで電気や機械システムに
関する部分等である。
内容を理解せずにプロジェクトに取り組む訳にはいかない。
少なくとも入札図書の仕様書には、ICAOの標準の第何項に
基づくと記載されている以上、その内容を確認しておく必要はある。
これまで空港建設を手がけてきたのに、こうした標準図書がない
とうのはいかにも不思議だが、
(最近はもうあまり驚かなくなった、こんな事は日常茶飯事なので・・)
内容も理解しないまま、やってしまう、
この会社の体質はどうにかならないのだろうか。
どうにも慢心的な対応で、本当にガッカリする。
これらの図書を必要な部分だけでも購入すれば、
約10万円程度かかる。
しかし、「どこかでコピーできないのか」とか「誰か持っているのを借りて
来たらどうか」等々、日頃、コンプライアンスなどと言って騒いでいるのに、
こうした時だけは、版権も無視でケチである。

取り組もうとする工事の内容を良く精査するのは、当然で、
それに必要な法令、条例、基準等を理解しておくのは、
工事屋として当たり前の事である。
そんな原理原則もやらないようなやり方では、
海外のあちらこちらで赤字を創出するのも仕方がないのかなぁ・・。


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