妻は結婚以来なんだかんだ(お産を含め)4つの病院で計5〜6回くらい入院していて、それを傍目に観ているわたしは、それぞれの病院の風土みたいなものがなかなかに興味深い。今回の入院先は、都立病院でも最新のシステムが導入されていて、受付から会計までとてもスムーズだった…と、聞いていた。(初診で行ったときの妻の談)
ところがぎっちょんちょん。
入院前は「手術は10時から」ということで、事前に会社には午前休を宣言していた。ところが、前日になって「午後2時くらいからになりそうです」とナースから聞かされ、慌てて午後休に切り替え。義妹も仕事を休んで立ち会ってくれる予定になっていたので、そちらの職場のほうも再調整…といった具合でバタバタになった。
んで手術当日。病室に1時過ぎに着いたものの、いざ手術室へという雰囲気は微塵もない。「遅れそうで、5時くらいになります」と伝えにきたナースが取り替えていった点滴には「14〜18」の文字が。「これって6時までってことじゃないの?」と義妹が力無く笑う。
待ち時間のために用意した本もとっくに読み終わった午後6時過ぎ。やっとストレッチャーが病室に運び込まれる。「6時15分くらいには手術室に入りますから」と聞かされ、手術室で妻のベッドを見送ったのは7時になろうかという…あはは。
結局「3時間くらいかかる」といわれていた手術が9時に終わったことが、唯一時間の前倒しだった。施術内容の説明を受け、麻酔から目覚めていた妻に声をかけて病室を出たのが、午後10時をまわった頃。暖かい院内でじんわり汗まで滲んでいた体には、2月の夜の風はけっこう堪えた。
もちろん、手術は無事に終了したのだから不満があるわけでもなく、病院スタッフの皆さん、心配かけた親戚や友人たちには、本当に感謝しています。ありがとうございます。「おかげさまで」という言葉がこんなに胸に染み入る一日はなかった…かも。

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