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2008/7/1

ボードゲーム回想080701  遊戯

5月から6月にかけて相方と2人で遊んだゲームについて(簡単めに)。


おい!それは俺の魚だぜ解説実況

ペンギンを動かしてタイルを取っていくアブストラクト(完全情報公開)ゲーム。アメリカB&B便にて。

1〜3匹の魚が描かれたタイルを並べ、ペンギンコマを配置する。手番に自分のコマ1個を任意の歩数だけ直進させ、移動前にいたタイルを取る。これだけ。取ったタイルの魚の数を合計して多いプレイヤーの勝利。

タイルが並んでしまえば、ペンギンの配置からゲーム終了までは完全に実力勝負。でもわりと気楽にサクサク進められる。タイルが減ってくると移動が著しく制限され、終盤には動けなくなった孤立コマがぽつぽつと立ち尽くす。大きなタイル密集地を上手く独占して私の勝利。

3匹タイルを狙いつつ大まかに動かしていく序盤→先を読んで相手を孤立させようとする中盤→ほぼ大勢が決まりつつも最適手を模索する終盤、とゲームの展開と収束の仕方が快い。本気でやっても気楽にやっても面白いだろうし、誰にでもお勧めできる良作。ペンギンが途中で止まれず端まで滑っていくルールでもやってみたい。

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アダムとイヴ解説実況

リンゴを取ったり取らせたりする2人用ゲーム。書泉ブックマートのダンボールセール品の中からサルベージした。

4本のリンゴの木に4色のリンゴチップが2個ずつ置かれる。手札からカードを出して対応する木に並べるのだが、自分が出したカードを自分の側に置くか相手側に置くかは相手が決める。6枚ずつ出した段階でカードの数字合計が大きいほうが点数の高いリンゴチップを取る。これを4ラウンド続け、リンゴチップの点数合計+4色揃いのボーナスが高い方の勝利。

高めのリンゴを取る相方に対して、2点3点のリンゴチップを4色揃えようとする私。接戦のまま終盤までもつれ込み、最終計算をしてみると同点!この場合はどうなるんだっけ……(ルールを読む)……「1点のリンゴが多い方の勝ち」。相方は……3個。負け

「このリンゴ食べてみない?」「いや、君が食べなよ」みたいな感じで表面上は和気藹々としつつ、腹の中ではカードの数字計算をしながら相手を陥れることを企む。半分相手に身を委ねる感覚が何とも独特。恋人やご夫婦同士でどうぞ。

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乗車券スイス実況

皆さんお馴染み乗車券シリーズのスイスマップ。マップと目的地カードしか入ってないので、『乗車券』か『乗車券ヨーロッパ』の列車コマと列車カードが必要。書泉にて購入。ちなみにDays of Wonderから品質のいい目的地カードを送ってもらっていたので、元々入っていたカードは未開封。

『乗車券』との違いは、・マップが狭めで2〜3人専用。・敷設判定が必要なトンネル路線がある。・機関車カードはトンネル路線にしか使えない。・周辺の国を繋ぐ目的地カードがある。など。

最初に目的地カードを5枚ずつ引いて最低2枚残すのだが、2人とも全部残した。軽く戦慄が走る。まずは北のチューリヒ近辺で路線の取り合いになるが、それほどバッティングしているわけでもないらしい。相方が列車カードを溜める一方で、周辺4ヶ国を全部繋ぐべく果敢にトンネルに挑む私。敷設判定に失敗しないために余裕を持ってカードを揃えねばならない。中盤までリードしていたが、突然相方が西側のフランス国境沿いにバンバン路線を引き始めて追い抜かれた。さらに追加の目的地カードを引いて全部確保している。これはヤバイ。こちらも十字に東西南北の国を連結し、目的地カードを追加、全部の達成を目指す。最終的に相方がゲームを終わらせた。開けてみると、お互い目的地カードは全部達成していた(南部と東部がほとんど出ておらず、お互いそれほどかぶってもいなかった)。路線獲得の点差と最長路線ボーナスとで相方に惨敗

2人で楽しい乗車券ということだったが、初回は目的地カードの配分のおかげで路線妨害が少ない穏やかな流れとなった。これはこれでよいかと。

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ワニに乗る?解説実況

良質な子供向けゲームを数多く出しているHABA社のバランス積木ゲーム。ドイツアマゾン便にて。

7種類の動物コマを持ち、サイコロの出目に従ってワニに乗せる。崩したら1〜2個あるいは崩した分すべてを引き取る。先に置ききったプレイヤーの勝ち。

相方と差し向かいで動物を積む。さすがに子供向けの基本ルールだとすぐ終わってしまうため、大人ルールで持ちゴマを倍にして高く積むことにする。何度かやって勝ったり負けたり。

何といっても積木は楽しい。動物コマは可愛らしくも憎らしい(特にツルツルよく滑る連中)。もうちょっと練習して奇抜な積み方を編み出せればより楽しそうだ。

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チーズのお城実況

チーズがたっぷり隠されているお城にネズミたちが乗り込むゲーム。前々から欲しくて、とうとうドイツアマゾンに注文した。

手番には・ネズミを1歩移動させる。・ネズミに隣接する屋根をめくる。・タイルを横から差し込む(1手番に1回限り)。から計4アクションを行う。自分のネズミ2匹が同じ種類のタイルに乗ると、対応するチーズチップを得られる。4種類のチップを集めたら勝利。ポイントは、タイルを差し込むことによって列が移動するところ。チーズの場所が変わったり、落とし穴がネズミに迫ることになる。

手持ちのネズミは4匹。まずは城の4隅にある塔からネズミを侵入させ、屋根をめくり、チーズを探す。4アクションはなかなかギリギリで、あと1歩移動できればという場面が多かった。なぜか相方に全然勝てない

2人でやったせいかもしれないが、非常にパズルチックなゲームだと思った。どこに何のタイルがあったかを覚えておく記憶力も大事。何回か遊んだが、配置のめぐりもあって落とし穴に落ちることはなかった。3〜4人でやると先が読めなくて犠牲者が出ることもあるかもしれない。収納のやりにくさはピカイチだが、コンポーネントはよくできている。しかし相方にまったく勝てなかったのがやけに悔しい。

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操り人形解説

毎ラウンド密かに役割を選んで建物を建てていく、名作の誉れ高いカードゲーム。もとはドイツのゲームだが、入手したのは英語最新版で、最初から追加カードが入っている。カードテキストを訳出してシールを作り、相方とも遊べる状態にした。

ラウンドの始めに、暗殺者や国王など8人の役割の中から順番に1枚選ぶ。役割によって決まっている行動順(暗殺者は1番、商人は6番など)に従って自分の手番を行う。手番では・金か建物カードを補充し、・建物を建て、・役割ごとの特殊能力を使う。誰かが8個目の建物を建てたラウンドで終了し、建てた建物のコスト合計にボーナス点を加え、最も得点が高いプレイヤーの勝利。

2人プレイでは、それぞれ2人ずつ役割を選ぶ。相手が何を選んだかは、常に2択で特定できないように工夫されている。コストの高い建物を狙ってもたもたしている相方を尻目に、建物の数を揃えてゲームの収束を狙う私。こちらの魔術師(建物カードを入れ替える)が抜群の効果を発揮したかと思うと、相方の暗殺者にこちらの商人が殺されたりしつつ、最終的には先に8軒建てた私が余裕の勝利となった。

本来は4〜7人程度を想定したゲームのようだが、2人でやっても非常に面白い。役割選択のシステムとバランスがよくできている。今回は特殊な効果を持つ紫カードがあまり出なかったので、そのあたりの面白さも期待しつつ、次は数人で遊んでみたい。

※このゲームの和訳やシールデータはすでにネット上にあるのだが、ドイツ版と英語版では些細なルールが違っているようだ(勘違いかもしれないが、ドイツ版では同じ種類の建物を何軒も建てられる?)。もし私が自作した英語版からの訳出シールデータをご入用の方がおればアップするので、コメントいただければ。

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楽しい動物園解説実況

競りで手に入れたタイルを並べて自分の動物園を育て上げ、客の争奪戦をするゲーム。ドイツアマゾン便にて。

ゲームは5年(5ラウンド)行われる。各年にはタイルが5枚表向きに並べられ、同時入札で競り勝ったプレイヤーが残っているタイルから好きなものを1枚取って自分の動物園に配置する。5色に分類された動物の人気度(星の数)によって客が行き来する。そのほかにも動物園の緑化やベンチの配置によって得点が入る。5年終了時に最も得点を稼いだプレイヤーの勝利。

まずは人気の高い動物がいるタイルを獲得して客を呼ぶ。ただ、客は各色に3人ずつしかおらず、1番人気に2人、2番人気に1人が来客する。したがって、2人プレイだと大して差がつかない(緑化でもらえる木も同じ)。そうなると重要なのはコマの数が多いベンチだ。道をぐるりと円環させるとベンチが1つ置かれる。4年目と5年目に動物の人気も抑えつつベンチを5個設置した私が勝利した。

1年ごとに競るタイルは見えているし、相手の持つコインの数もだいたいわかるので、本気でやれば2人プレイはガチガチの計算とギリギリの競り合いになるだろう。でも動物園を作るというテーマによって雰囲気が緩和されている。勝負にこだわるもよしだが、自分の作る動物園に別のこだわりを持たせる遊び方もよいかもしれない。

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