早稲田大学自転車部初の女性部員だった著者が熱中・挫折・燃え尽きを繰り返しながら、夫とMTB専門店を開くまでを描いた青春小説風エッセイという感じでしょうか。
体育の授業でそこそこのタイムを出してしまったがために自転車競技に目覚め、特注自転車のためにバニーガールのバイトまでするも、落車事故を起こして燃え尽き引退、更に紆余曲折を繰り返しながらの開店の日までを綴っています。サイクルスポーツ誌の編集もやっていたそうですが、自転車オタクの集まりに鍛えられ、独自企画(笑)で読者の心を掴むあたりが笑えました。
なかなか凄まじい人生のようで、夫となる男性との恋愛もホロリとさせますが、夢見る亭主の道楽を支える妻というヒロイニズムに酔っている部分があるような気も・・・(笑)。
ビーパル連載だったそうで、なるほどという感じです。

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